うつわやさん開店、
そして葛藤の日々

なぜ私たち夫婦は『うつわやさん』を開いたのでしょうか。
それはこんな経験からなのです。

2000年、そうミレニアムイヤーに我が家を新築しました。

いざ入居・・
卸問屋をしている関係上、以前から我が家にはいろいろな食器がありました。

色が多すぎたり、デザインが全面にあるために「食べ物をのせる」にはあまり適さなかったり、形が凝りすぎていたりして用途が限られてしまう食器たち。
新居の食器棚に納めるにあたり、その種類と量の多さにびっくりしました。

その全てを見ているうちに私たち夫婦は「はっ」ときづきました。
『きっと、多くの家庭で、こんな情景があるんじゃないか』と。

自然派指向の我が家の雰囲気にあった、食器自体が主張しすぎない、
そして食器棚があふれかえらない、シンプルなうつわでそろえたい。

そんな思いが沸いてきたのです。
そして、同じ思いをもつ方々が結構いらっしゃるのではないか、とも思いました。

そんな思いがありながらも
お店を存続されることがまず先決と「買っていただけそうなもの」
をお安く、3年間ひたすら「売り続け」ました

そこで得たものは
ほんの少しの利益とたくさんの疲れでした

これじゃいけない

そこで店長の私はいろんなセミナー・勉強会に出向き、
ネットショップの「手法」ではない勉強をはじめました。

その中ではじめたアンケートと
そしてそれまでいただいていたレビューから
「お客さんが笑顔になるため」には
うつわになにが求められているかを知ることができました。

圧倒的に多かったお客さんの悩み
それは食器の
「収納」「捨て方」そしてそもそも「選び方」がわからない
というものでした。

そこで整理収納の資格であるライフオーガナイザー1級を取得しました。
そして2012年から『普段使いの食器アドバイザー』として
セミナーやイベントなどでうつわの選び方、使い方、しまい方のお話をしながら、家族を笑顔にするお手伝いをうつわを使ってできたらいいなと活動しております。

片づけを含む講演・セミナーは100回を越し1300名以上の受講生
食器について質問をうけながらおこなう「うつわツアー」も好評を得ております。
おかげさまで、FM岐阜、FMPipi、中日新聞、岐阜新聞、中部経済新聞でこの活動の関する取材を受け、2021年9月にはNHKテレビ東海北陸「さらさらサラダ」に出演。
30分にわたってうつわの選び方、収納、手放し(捨て)方についてお話させていただきました。

『うつわやさん』としては店長須藤が、本当に気に入ったものや、
おすすめしたいものだけを選んで販売しております。

それはいいかえれば、うつわやさんがあなたにおくる 「安心」 であるともいえます。
うつわやさんは販売するうつわを通じてあなたに3つの安心を提供いたします。

  1. 収納に困らないうつわをご提案します
  2. 末永く用途にあったうつわをご提案します
  3. 安全な材質を使ったうつわをご提案します

以上の3点を基本におき
ほぼ日本製をセレクトしております。

美濃焼産地岐阜県土岐市にお店をかまえております関係上
美濃焼が中心ですが、店長の主旨にあっているものは
全国からとりよせて販売しております

現在は特に

この3つを軸にお客さんと隣り合わせに座ってお話するようなイメージで食に関する楽しさを見いだし、食器で余計な気をつかわなくてすむお手伝いができれば幸いです。

そして私の活動とうつわやさんのうつわたちで
『うつわをきっかけに家族が笑顔になれる』ことを目標にして日々、
妻とパート2名、計4名でうつわやさんを運営しております。

長文におつきあいいただき、ありがとうございました

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