ゲートボール初心者ガイド

ポイント1 ゲートボールとは?

4年に一度、世界一を決める国際大会も行われている日本で生まれた超戦略型スポーツ!

ゲートボールは日本人により考案されたスポーツで、15m×20mと20m×25mの2種類のコートで競技されます。
コート内には3個のゲートと1本のゴールポールが設置され打者は競技規則に従って各ゲートを通過させ、さらに上がりを競います。
5人対5人のチーム対抗形式をとっていて、赤(奇数)白(偶数)に分かれ、 30分の競技時間内に1番から10番まで順次打撃し、チームの総得点で勝敗を決します。

ゲートボールの3つの特徴

日本で生まれた国際的スポーツ

ゲートボールの誕生は1947年。北海道の芽室町で鈴木栄治さんという方が子どもたちの為に考案したのが始まりです。
現在ではアジア地域を中心に50を超える国・地域に広がり、子供から大人まで世界中で楽しまれています。
4年に一度、世界一を決める国際大会も行われているインターナショナルなスポーツです。

個人プレーとチームプレーを合わせた戦略型スポーツ!

ゲートボールとは「ゲート通過」や「上がり」を競う個人戦だと思っていませんか? ゲートボールは個人プレーだと思ったら大間違い!チームプレーによるボールの連携が勝敗のカギを握ります!
一打毎に変化するボールの配置を読みながら、「タッチ」や「スパーク」を組み合わせたボールの連携が勝敗を大きく左右します!
この個人プレーとチームプレーの絶妙なバランスがゲートボールの醍醐味です。

ハンデをつけずにみんなで一緒に楽しめる!

ゲートボールはプレイヤー同士が接触しない「ノンコンタクト・スポーツ」なので子供から年配の方まで安全に楽しむことができます。
試合時間は30分間で体力差も大きく影響はしないので性別や年齢、人種をこえてハンデをつけずにみんなで一緒に楽しむことが出来ます。
世代や性別を超えたチームを作れるので、子ども対大人の対戦やファミリーチーム同士での対戦など枠組みにとらわれない対戦が楽しめます。
世代、性別、国をこえた様々な交流ができるのもゲートボールの魅力のひとつです。

ゲートボールをより楽しむためにタッチとスパークをマスターしよう!

第1ゲートを通過した後、自分のボールを他のボールに当てることを「タッチ」といいます。
タッチして自分のボールとタッチしたボールがコートに残った時は、タッチしたボールを「スパーク」します。

タッチしたボールが相手チームのボールの場合は、アウトボールにしたり、味方のボールの場合は ボールが行きたい場所に送ったり、ゲート通過や上がりにすることもできます!



スパーク打撃とは?
自分のボールが静止した位置で、自分のボールを足の裏で踏み押さえ、当てたボールを自分のボールに接触させてスティックで自分のボールを打ち、
その反動で当てたボールを転がすことを「スパーク打撃」といいます。 (下の写真参照)





主なルール

ゲートボールは5人対5人のチーム対抗によるゲームで、1試合は30分間です。
1チームは5名の競技者と3名以内の交代競技者で構成し、1名を主将とします。
チームには専任の監督を置くことができますが監督はプレーはできません。
交代競技者と監督はいてもいなくてもOKですが、主将は必ず必要です。

先行チームは奇数の打順(赤)、後攻チームは偶数の打順(白)とし、各競技者は打順と同じ番号のボールを自分のボールとして使います。
30分の競技時間内に1番から10番まで順次打撃し、チームの総得点で勝敗を決します。
※詳細は日本ゲートボール連合ルール説明書をご参照下さい。

コート

運動場、体育館等にコートを設定します。
コートの大きさは以下の2種類です。
・15m×20m
・20m×25m

コート内には3個のゲートと1本のゴールポールが設置され打者は競技規則に従って各ゲートを通過させ、さらに上がりを競います。
コースマップ

プレーの進め方

・ジャンケンまたはコイントスにより、先攻、後攻を決めます。
・先攻のチームが「1,3,5,7,9」の赤色の奇数番号ボール、後攻のチームが「2,4,6,8,10」の白色の偶数ボールを持ち、ボールの番号順に赤白交互にボールを打ちます。
・審判員の打撃通告の後、打者はスタートエリア内にボールを置いて第1ゲートをねらって打撃する。1ゲートを通過した場合、もう1打撃つことができる。未通過の場合は次の打順コールを待つ。
・以下自チームが有利になるように、監督および主将の采配により作戦を展開しゲームを進める。
・ボールがゲートを通過するごとに1点、上がりは2点となる。よって、上がりとなったプレーヤーの合計得点は5点となる。
・どちらかのチーム全員が上がりとなり25点を取得した時点でそのチームの勝ちとなる。但し、赤チームが25点先取した場合、最終打者の次打者(白チーム)までプレーが継続される。
・競技時間を過ぎた場合は、その時点の総得点が多いチームの勝ちとする。




ゲートボールに必要な用具は「スティック」「ボール」「ゲート」「ゴールポール」の4点です。
ボールは赤5個(番号:1,3,5,7,9)白5個(番号:2,4,6,8,10)の計10個必要です。
必要な道具セット

個人で用意するもの

●必ず必要なもの


●あると便利なもの

チームで用意するもの

●必ず必要なもの

●あると便利なもの

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クラブ選びの豆知識
1 まずは握り方を確認しましょう
ゲートボールスティックは図のように、「シャフト」と「ヘッド」というパーツから構成されています。

これからゲートボールスティックを買う方は、自分の用途や実力にあったタイプのゲートボールスティックを選びましょう。ここでは、代表的な3タイプ「コンパクトズーム」「ズーム」「2ピース」をご紹介します。







スティックタイプ別比較表
 初心者様におすすめ!
ズームタイプ
ヘッドとシャフトの取り外し
シャフトの分割 ×
スティックの伸縮
スティックの特徴

・シャフトはグリップ部分が長くなるので、少し重め。

・シャフトとグリップ部分で繋ぎがあるので、打感が変わる。

持ち運び時の長さ 約50cm〜60cmほど
こんな方におすすめ
<初心者向け>

・古くなったヘッドやシャフトを交換して使いたい方

・持ち運びはなるべくコンパクトにしたい方

・スティックの長さを変えてゲートボールを楽しみたい方

※ 初心者以外スティックの長さは一度きめたらあまり変える事はありません。

このタイプのゲートボールスティック

 中・上級者様におすすめ!2ピースタイプ
ヘッドとシャフトの取り外し
シャフトの分割 ×
スティックの伸縮 ×
スティックの特徴

・シャフトが軽く反発力がある(ヘッドも軽めがおすすめ)。

・継ぎ目のないシャフトなのでヘッドの打感が良く手に伝わる。

・つなぎ目もなく故障が少ない。

持ち運び時の長さ 約70cm〜90cmほど
こんな方におすすめ
<中・上級者向け>

・スティックの長さが決まった方

・伸縮せず長いまま持ち運びたい方

・少しでも持ち運びを軽くしたい方

・ゴルフプレイヤーの様に格好良くゲートボールを楽しみたい方

このタイプのゲートボールスティック

 上級者様におすすめ!
コンパクトズームタイプ
ヘッドとシャフトの取り外し
シャフトの分割
スティックの伸縮
スティックの特徴

・シャフトが分割出来ることと、ヘッドが取り外せるので収納がコンパクト。

・シャフトの中間とグリップ部分に繋ぎがあるので、打感がストレートに伝わりにくい。

持ち運び時の長さ 約37cmほど
こんな方におすすめ
<上級者向け>

・古くなったヘッドやシャフトを交換して使いたい方

・持ち運びはなるべくコンパクトにしたい方(遠方の大会に公共交通機関などで出かける事が多い方など)

・スティックの長さを変えてゲートボールを楽しみたい方

・ある程度経験を積まれた方

※ 基本的に場面に応じてヘッドを取り替える事はありません。

このタイプのゲートボールスティック


生涯スポーツ応援団では、経験豊富なスタッフが用具選びの
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