そのぬいぐるみは洗える？

ぬいぐるみが洗えるかどうかの確認は、洗濯表示でわかります。

洗えるぬいぐるみ

洗濯表示

これらが洗濯表示です。このマークがついていれば水洗いOKです！

洗濯表示がついていない場合は丸洗いしないほうが無難でしょう。

色落ちする可能性があるので、洗う前にあらかじめ、濡れた布で表面を叩いてみましょう。

下記のマークがついているぬいぐるみは洗うことができません。

家庭での洗濯禁止

とくに洗濯表示がなくても次のようなぬいぐるみは自分で洗うのはやめておきましょう。

どうしても洗いたい場合は、専門の業者に依頼するのがベストです。

ぬいぐるみの中には、洗濯機で丸洗いできるタイプと、できないタイプがあります。

それぞれのお手入れ方法を確認してみましょう。

洗濯表示がついていて、ネットに入れて洗濯機にまるごと入れられる大きさのぬいぐるみは丸洗いしてしまいましょう。

※型崩れする場合がありますので、不安な方は手洗いをおすすめします。

洗濯表示がついているが、洗濯機に入らないサイズだったり、型崩れが不安な場合は手洗いをします。

1.以下のものを用意します
- ・洗濯桶orバケツ
- ・中性洗剤
- ・バスタオル2～3枚
2. リボンや紙ラベルなどの付属品を外します。
3. 洗濯桶またはバケツにぬるまゆをためて、中性洗剤をよく溶かして洗濯液を作ります。
4. ぬいぐるみを洗濯液に浸して、優しく押しながら洗っていきます。汚れが目立つ場合は、もみ洗いしたり軽くこすったりしてください。
5.水を取り替えて、キレイな水で2～3すすぎましょう。洗剤が残らないように押し洗いするようにすすいでください。ふわふわに仕上げたい場合は、すすぎが終わったあと、柔軟剤を溶かした水またはぬるま湯に20～30分つけておきます。
6.手で優しく絞ったあと、ぬいぐるみをタオルにくるみ、さらにぴったりサイズのネットに入れて、洗濯機で10秒程度脱水してください。このとき、うまく脱水できずに水が滴るようであれば、タオルの包み方を変えるなどして、もう一度脱水してみてください。ただし、何度も脱水をするとぬいぐるみが痛みますので、ご注意ください。

干すときは、風通しの良い日陰に干しましょう。

吊るして干してしまうと型崩れの原因となりますので、洗濯の際に利用したネットをハンモックのようにして吊るすのがベストです。

ニットなどを平らに干すための洗濯物干しなどもありますので、それを利用するのもいいでしょう。

一見乾いているように見えても、中まで乾いていない可能性があります。

天気がいい日を選んで、小さいもので2～3日、大きいものは1週間程度しっかりと干しましょう。

洗濯機に乾燥機能がある場合は、10分程度乾燥機にかけるとふわふわに仕上がります。

タンブル乾燥ができる

乾燥機能を使う場合は、タンブル乾燥ができるか確認してから行ってください。

タンブル乾燥禁止

禁止のマークがある場合や、型崩れなど不安な方は、乾燥機の代わりにドライヤーを代用してもいいでしょう。

その後さらにブラッシングしてあげると、手触りが良くなります。

せっかくキレイにするのに、気をつけないとぬいぐるみが悲惨なことに。

こんな失敗をしないように、気をつけて洗いましょう。

小さなぬいぐるみでも乾くのに2～3日程度かかります。これも目安なので、材質や干している間の天気などでも変わってきます。

なんとなく表面が乾いてるなと思っていると、中が全然乾いてなくてカビがついてしまうということも……

しっかりと干す時間が取れない場合や、大きいぬいぐるみはクリーニングのほうが安全です。

洗ったことで糸が解れたり、パーツが取れてしまったりと、傷んでしまうことがあります。

洗う前にほつれがないか、取れそうなパーツが無いか、しっかり確認しましょう。

繕えるようなほつれであれば良いのですが、それも難しそうな場合は、「おもちゃの病院」等でご相談ください。