2021.10.12

買取金額の変動にみる『売り方のススメ』

中古業界の相場ってどうなっているの? なんて疑問も感じますよね。ほんの少し前まではヤフオクくらいしか無かった個人売買の方法も、今ではフリマアプリなども台頭し、様々な方法を利用することが可能です。現在に至るまで、中古業界の状況はあらゆる変化を遂げています。価格の変化や、値付けについて、ちょっと違った角度でご紹介。何か参考になることがあるかもしれません。

買取金額はどうやって決まる?

物の値段は、原則『需要』と『供給』によって決まります。 それは洋服の中古市場でも全く同じ。 欲しい人(需要)が増えれば値段が上がりますし、売る人(供給)が増えれば、値段はおのずと下がってきます。

近年の買取金額は安くなっている?

メルカリやヤフオクといった個人売買も増えている昨今、リユース業界は経済的な観点だけでなく、環境配慮の観点からも注目をされています。 利用者がふえ、買取金額が下がったかといえば、そんなことはありません。それは、需要も同時に増えているから。 70代のおばあちゃんも、当たり前のようにメルカリで購入するこのご時世です。サステナビリティ意識の高まりもあり、世代を超えて、今後はもっともっと『あたりまえ』になっていくのは、想像に難しくありません。

値段が上がっている物も

プレミア価格で取引される品物もたくさんあります。 抽選や予約でも買えないもの等はもちろん、著名人が所有していたり、メディアで露出したアイテム。 それらは一気に探す方が増え、かんたんに値段が跳ね上がります。 そのように突発的に値段があがる物もあれば、じわじわと値段があがっていく物もあります。 そう、廃盤品です。
もう作っていないため、ボロボロになって捨てられたりして、当然個体数が減っていきます。 しかし、個体数が減っても需要が落ちずにいれば、それは値段の上昇につながります。 ヴィンテージ品をご想像いただければ、分かりやすいかもしれませんね。 数が減った分だけ、徐々に値段が上がることがある事も覚えておいてください。

品質に優れたアイテムは、時間が経っても需要が落ちない

では、需要が落ちないアイテムとはどんなものでしょうか? それは、品質に優れて耐久性に富んだもの。簡単に言えば長く使えるものです。例えば、普通車は10万キロ走ったら、売るときにかなり厳しい値段になるようです。しかしトヨタのハイエースやプロボックスといった商業車は、10万キロ以上走っていても、しっかりとした値段で取引されています。 それは、ここからさらに10万キロは乗れるという安心感や実績があるから。 車に限らず、家具だって工具だって、もちろん洋服や靴も、手入れや修理を繰り返してもずっと使えるものは、値段も一定以下にはならないのです。

ファッションアイテムだと靴やバッグが◎

ファッション関係で値段が下がりにくいアイテムは? いくつもありますが、最初に思い浮かぶのは上質な革靴です。 上質な革靴はソールを張り替えれるうえ、流行の変化もさほど受けませんので、10年20年経っても値段があまり下がりません。むしろ上がってくることも多いアイテムですね。その他だとバッグやアクセサリーも値段が下がりにくい傾向です。 つまり、耐久性が高い、流行の変化がない、老舗が作っているというアイテムは、お値段が特に安定しています。 結局のところ、流行っていなくても良いのです。 流行りを超越した『道具としての価値』に、皆さまお金を払っているということですね。

どうやって売るのが良い?

普通のリサイクルショップでは、先の流行や数の増減までは、価格に反映することはありません。 理由は、今の人気でお値段をつけているからです。その算出方法はもちろん正しいですが、実は専門店はもう少し先を見ています。 1次、2次市場での供給量、地域別での人気、ブランドの意向等も、専門店ならではの幅広い情報網や経験を駆使して、先の事をしっかりと予測しています。つまり専門店は、そのお品物の予測も出来ているから、自信をもって最大評価ができるのです。 やはり『餅は餅屋』ということ。その物の価値がきちんと分かるお店に売ることが、お買取りで失敗しない一番の近道だと思います。

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