2020.12.18

秋冬の定番 チャッカーブーツを選ぶならこの20足

スエードやスムースレザーを採用した上品なルックスながらも、カジュアルな雰囲気も併せ持つチャッカブーツ。幅広い着こなしに取り入れられるので、1足あると確実に重宝する冬のマストアイテムです。

そもそもチャッカブーツって?

チャッカブーツとは、2〜4組のアイレットを持ち、つま先革と腰革の2パーツで構成されたくるぶし丈のシンプルなブーツのこと。その名の由来には諸説ありますが、チャッカとはポロ競技の時間の単位を表し、ポロ選手が試合後に履いていたカジュアルなブーツがチャッカブーツの起源というのが有力。レザーを使用した上品なルックスでありながら、スポーツが由来のためフォーマルすぎずカジュアルすぎず、冬を基本に季節問わずあらゆるシーンで合わせやすい点が魅力。

着こなしたスタイルに合わせたアイテム選びを

素材やデザインなどさまざまなバリエーションが展開されていますが、最初に挑戦するなら基本的なデザインのプレーントゥタイプがおすすめ。素材は、スエード、スムースレザーどちらも幅広いスタイルに取り入れられるが、カジュアルスタイルが多いならスエード素材、きれいめスタイルが多いならばスムースレザーを選ぶのがベターです。シャープなラストならきれいめな印象、ボリュームのあるラストはカジュアル感が強くなるので、好きなスタイルに合った1足を選んでください。

チャッカブーツを選ぶならココ。名門ブランド20選とおすすめポイント

上品なルックスでシーン問わず幅広いスタイルに取り入れられるチャッカブーツは、大人に最適なアイテム。品質や履き心地、デザインを考えるとやはり革靴に定評のある名門ブランドから選んでおきたいところですね。押さえておきたいブランドとそのおすすめの理由をご紹介!

1/ALDEN/オールデン

コードバンのチャッカーブーツが特に有名な、USAを代表するシューズブランド。ホーウィン社の最高峰コードバン(馬革)は形状記憶の性質を持っていますので、履いていく程にその人の足に沿った形に変形していくという特徴をもっています。オンオフ問わず使えるボリューム感のあるラストを中心に様々なデザインのシューズを発表し、高い人気を得ています。

2/DOUCALS/デュカルス

1972年、イタリア中部に位置するマルケ州にて、現オーナーであるマリオ・ジャンニーニによって創業したシューズブランド。多彩な加工技術を誇り、クラシックラインをメインとしながらも、時代性を上手く取り入れたモードテイストのコレクションも展開しています。芯を省いた柔らかな履き心地のチャッカブーツに定評があります。

3/Alfred Sargent/アルフレッド サージェント

「人が手にしやすい価格で最高品質の靴を」を理念にしてきた英老舗ブランド。国内セレクトショップや「Ralph Lauren/ラルフローレン」の靴も多数手がけており、その背景からもクォリティの高さが伺えます。紳士が安心して履けるクラシックな英国靴もつくれば、若者たちが流行のファッションに合わせて履けるモダンな上質靴もつくれるマルチなポテンシャルを発揮しているブランドです。グッドイヤー製法を用いたチャッカブーツが主で、質実剛健なアイテムに定評があります。

4/Enzo Bonafe/エンツォ ボナフェ

イタリアの名門ブランド「ア・テストーニ」社で経験を積んだエンツォ・ボナフェ氏が、同じくテストーニ社で働いていた妻と二人で始めたシューズブランド。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の靴を手掛けた事でも有名です。ボロネーゼ、マッケイ、グッドイヤーウェルテッドなどの豊富な底付けの手段を持ち、確かな技術に裏づけされた徹底した品質重視主義です。既製靴でありながら、まるでス・ミズーラのようにハンドによるラスティング(釣り込み)やハンドソーンによって作られるボナフェの靴は、美しさ・コストパフォーマンスの面でも優れたブランドとして評価されています。

5/CHEANEY/チーニー

1886年創業のイギリスを代表する老舗ブランド「CHEANEY チーニー」。ブランドの大きな特徴といえば、生産されるその実に40%以上もの靴が世界中の有名なアパレルブランドに供給されているということ。そのためか歴史の古さを感じさせない優れた・時代の先端をいくデザインのものが多く、その品質は長年により培われてきた歴史と伝統を誇るものになっています。中でもイギリスシューズらしい丸みのあるシルエットの端正なチャッカブーツに定評があります。

6/JOHN LOBB/ジョンロブ

世界最高峰シューズブランドの名を欲しいままにしている「JOHN LOBB(ジョンロブ)」。ジョンロブは、ロンドンでは1866年から、パリでは1902年から 紳士用の高級ブーツやシューズを作り続けています。ジョンロブのもの作りには、常に起源であるビスポークの精神が生き、その気高い伝統は今日まで受け継がれています。

7/CLARKS/クラークス

イギリスの老舗ブーツブランドCLARKS(クラークス)。英国で現存している最古の靴ブランドとして知られています。1950年に世界初の「デザートブーツ」を発売したことで大きな転機を迎え、アメリカで爆発的なヒットをしました。

8/RED WING/レッドウィング

1905年創業のタフな見た目と履き込むほど経年変化が楽しめる魅力の『レッド・ウィング』。創業当時は農業や林業に携わる人のために特化した靴を作っていましたが、その質実剛健なプロダクトは着実に支持を集め、1908年には日産で450足を仕上げるほどに急成長。現在でも多くのワーカーたちはもちろん、その男らしくタフなたたずまいからバイカーやファッショニスタたちに強く愛されています。

9/TOD'S/トッズ

イタリアのDella Valleが、20年代にシューズの製造を開始。1979年、底に133個のゴム突起を付けた1枚革のモカシンを発表し、ヨーロッパを中心に支持を集めてこれがブランド「トッズ」としてのスタートとなりました。トッズの靴は多くの工程を経て生産され、多いものでそれは120の工程をおこなっています。手作りの職人的な手法をキープしつつ、より効率的に生産ラインを組み立てたことで高い品質と生産量の向上を図った人気ブランドです。

10/Trickers/トリッカーズ

1829年に設立した「トリッカーズ(Trickers)」は、言わずと知れた英国王室御用達の靴ブランド。 ノーザンプトン市内のセント・ミッチェル通りにある工場では、今も当時と変わらぬ手法と技法を用いて厳格な靴作りを続けています。重厚な風格が漂うトラディショナルなデザインのトリッカーズのブーツは、多くのファンを魅了しています。

11/BONORA/ボノーラ

100年以上の歴史がある老舗ブランド「BONORA ボノーラ」創業当時は「数より質」を目指した靴作りを行って工房で熟練職人が、革裁断から仕上げのポリッシュまでの200近い工程を全て手作業で行い、手間と時間をかけて1足の靴を作り上げていました。過去にジョン・ロブのトップレンジ靴の製作を請け負っていたという事実からもクオリティの高さが伺えます。

12/Santoni/サントーニ

イタリアを代表とする靴ブランド「Santoni(サントーニ)」。アンドレア・サントーニ氏が1977年に創設した靴メーカー。1足の靴が仕上がるまでに、最低でも20人の職人の手を経るほど、手の込んだ作り込みが特徴です。用いられる製法には、マッケイ(ブレーク)、モカシン、ステッチダウン製法に似たサン・クリスピーノ、グッドイヤー・ウェルテッド、独自のグッドイヤーアルタッコ、ノルベジェーゼ、更にはサントーニの最高級レンジに位置するベンティーベーニャ製法など、職人の確かな技巧に裏打ちされた多彩な製法を使い分けています。サントーニの靴は、デザイン・縫製・仕上げまで全ての工程において、アンドレア・サントーニ氏をはじめその家族が携わり、徹底的なクオリティーコントロールを行っています。

13/EDWARD GREEN/エドワード グリーン

世界最高水準の評価を受ける英国の名門シューメーカー「EDWARD GREEN(エドワードグリーン)」。 1890年英国で創業。1983年イタリアで靴デザイナーをしていたジョン・フルスティック氏が再建。 機械製ながら少量生産・品質重視の経営指針を打ち出し、アンティーク加工による仕上げや豊富なラストによる追求されたフィッティングなど他の英国靴のメーカーとは一線を画す存在です。

14/JALAN SRIWIJAWA/ジャラン スリウァヤ

インドネシアで設立されたJALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)。2代目のオーナーであるMr.Ruddi Suparman(ルディ・スパーマン)が修行で訪れたイギリスや、革の聖地フランスで培った経験と人脈を活用し、自社工場を改革し現在に至ります。アッパーには、フランス・デュプイ社やアノネイ社のトップグレードカーフを使用し、底材にはベルギー・マシュア社のレザーを使用しています。細かなディテールにも高級靴にしか見られない丁寧な仕上げが随所に見られるなど、物作りに対するこだわりと姿勢は、世界のトップブランドにも全く引けを取りません。

15/CROCKETT&JONES/クロケット & ジョーンズ

イギリスを代表する「CROCKETT & JONES」その伝統的手法と最高レベルの品質で世界中に知られています。受け継がれた自社工場によって創業時から変わらぬポリシーの靴造りが行われています。一足を作るのに約8週間を要するグッドイヤーウエルト方式の採用や、防水性を持たせたベルトショーン製法など、伝統的な手作業の製法が守られてきました。

16/Paraboot/パラブーツ

パラブーツ・リシャール=ポンヴェール株式会社(Paraboot Richard-Pontvert S.A.)の基幹ブランド。堅牢かつ履き心地の良いオリジナルのラバーソールの靴は、ワークシューズとして高い支持を得る。現在ではワークシューズの他、ビジネスシューズ、アウトドアシューズ、ドライビングシューズ、サンダルなど、さまざまな種類のシューズを展開し、フランスを代表するブランドのひとつとなっています。チャッカーブーツではBLOIS/ブロワ、Lully/ルーリー

17/Churchs/チャーチ

1873年に靴造りの町として有名なノーザンプトン小さな工房を開いたのが始まり。1足あたりに8週間の時間をかけ、250におよぶ工程を経て出荷されます。エリザベス2世の訪問を受け、その輸出力に対して女王賞が授与されたことにより、世界ブランドしてのチャーチの地位はより強固なものになりました。また、正統派の英国靴としても不動の地位を確立し、007のジェームズボンドもチャッカブーツのライダー3を愛用することで知られています。

18/Berluti/ベルルッティ

フランスを代表とする最高級靴ブランド「Berluti(ベルルッティ)」。シルバノラッタンジ、ジョンロブらと並び、最高峰ブランドとして名を馳せています。ボティエ(靴職人の意)たちによる卓越した伝統技術と、現代のエグゼクティブ紳士の足元を飾るにふさわしいデザインとが融合した靴の数々を発表。門外不出のヴェネチアンレザーを使用し、靴をはじめバッグや革小物など、ベルルッティの世界観は多くのアイテムで表現されています。

19/GRENSON/グレンソン

GRENSONは1866年にWilliam Greenがその前身である「Green and sons」を設立し、伝統的な英国靴産業は19世紀中頃から高く評価され、Goodyear Welt製法の発明でビジネスが繁栄その人気は世界中に広がり、英国靴の需要が一気に高まりました。その中でも、GRENSONは多くの靴製造業者が大量生産にきりかえて機械化や製造工程の効率化をすすめるなか、あくまでもハンドメイドにこだわりつづけ、その地位を不動のものとしたのです。

20/DI MELLA/ディメッラ

イタリアナポリにて1882年創業の「DI MELLA(ディ・メッラ)」。クラシックでありながら、ラグジュアリーなスタイルを提案し続けている老舗ブランド。トレンドに流されない丁寧な作りと高い技術力は、多くのイタリア紳士を虜にしています。国内でも多数のセレクトショップで取り扱われ人気を博しています。軽くて軽快なチャッカーブーツは、クレープソールと相まってまるでスニーカーのような履き心地に。

まとめ 着こなしポイント

いかがでしたでしょうか?お気に入りのチャッカーブーツが見つかりましたでしょうか? トレンドのアンクルカットのパンツとも相性の良いチャッカブーツ。ソックスや素足をチラリと覗かせれば、抜け感が生まれ軽快な足元に仕上がりるので、イマドキ感のあるスタイルにも◎です。 また色や素材で迷われた場合は、まずはベージュのスエード素材がおすすめ!ブルーデニムやグレーのスラックスとも相性が良く、軽快さとこなれ感を同時に表現できるアイテムです。カジュアルな雰囲気ながら、スニーカーほどラフにならないので大人っぽい着こなしにまとまりますよ。

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