BUSINESS SUITスーツ初心者でも安心の定番スタイル

新入社員や転職、異動など、様々な理由からスーツを着てお仕事を始める方も多いはず。
そういった今まであまりスーツを着てこなかった方に向けた、ビジネスでの定番スタイルをご紹介しています。
スーツは仕事での人間関係を円滑にするコミュニケーションツールのようなもので、その着こなしや雰囲気で、その人が判断されてしまうこともあります。
せっかくスーツを着るなら、相手に好印象を与える雰囲気で、正しい着こなしをしていきたいですよね。
決められた範囲内でオシャレを楽しみながら、自分にピッタリ合ったスーツを選んでください。

SUIT

色は?

基本は、ネイビー・グレー・ブラックの3色でOK!

  • 上品な雰囲気を演出するネイビー


    スーツ発祥の英国で最もオーソドックスな色として愛用され、世界的にもパーティーや葬儀で着用されるほど、スーツの世界では外せないネイビー。日本では若年層向けの色と思われがちですが、知的で清潔感のある印象を与えますので、どんな方にもおすすめできます。新入社員や固い仕事の方はダークネイビーを、お洒落な雰囲気を楽しみたい方は明るめのネイビーを選ぶのもお勧めです。

  • 品格を感じさせるグレー


    着こなしに"こなれ感"を与え、仕事もバリバリこなす"出来る人"を印象付けてくれる色。品格や洗練さを感じさせる色なので、30代〜が良く似合ってくると思います。欧米ではこのグレーこそ、エグゼグティブなビジネスマンの代名詞であると言われます。原則濃い色の方が落ち着いた印象を与えるので、まずはチャコールグレーから選ぶのがベターです。

  • シャープで都会的なブラック


    喪服のイメージがありますが、近年ではビジネスでの使用が当たり前に。実際に就活生の7割がブラックスーツを着用しているデータもあるほど。大手メゾンやデザイナーズブランドがブラックスーツを多数発表したことや、シャープな印象が近年のトレンドに合い、一気に定着しました。まだ若い方の着用が中心ですが、40〜50代の方の着用も増えてきています。

素材は?

基本は必ずウール素材

一言にウールと言っても、その種類は様々。 でもご安心ください。スーツに相応しいウール素材は、そこまで多くありません。
ビジネスに適した素材をいくつかご紹介しますので、ご参考にしてみてください。

  •  .曠奪廛汽奪

    ホップサックはビールの原料の「ホップ」を運ぶ麻袋のことで、ざっくりとした格子状の編みが特長のウール生地。 粗目の織り感で、さらりとした肌離れの通気性の良い生地です。ギャバやポプリン程ドレッシーではなく、春夏秋の幅広いシーズンに使えるのも嬉しいポイント。

  • ◆.Α璽襦Ε侫薀鵐優

    フランネルとは、ウールの織物に縮絨を施した温かみのある厚手の生地。 ウール素材の織物特有のちくちく感がなく、しっとりと肌馴染みが良い生地です。 冬の代名詞的素材なので、季節感のある温かな雰囲気をお楽しみ頂けます。

  •  ウール・ギャバジン

    高密度に織り上げた綾織りのウール生地。元々農作業着に使われていた為、丈夫でハリがあるのが特徴。綾織りの角度が急勾配で、表面にくっきりと出た綾目に対して裏面はフラットな織り上がり。アメリカントラッドの印象があり、少しカジュアルな雰囲気です。

  • ぁ.汽ソニー

    ウールの中でも最高級のメリノウールで作られる生地。縮絨(しゅくじゅう)と呼ばれる仕上げのあとに起毛して、なめらかな光沢を出すメルトン加工が施されている綾織の毛織物です。ほのかな起毛感と滑らかなタッチが、秋冬寄りのスーツにぴったりです。元々はドイツのザクセン地方で織られていた為、サキソニーの名前がついたといわれています。

  • ァ.好肇譽奪繊ΕΑ璽

    この中で唯一、ウール生地の名前ではありませんが、近年よく目にするストレッチウール素材もオススメ。普通のウール生地にポリウレタン等の繊維を混ぜる事で、高い伸縮性を実現しています。見た目は普通のウール生地と差を感じませんし、着心地が各段にあがるので、好まれる方がどんどん増えています。

柄は?

一着は無地を

印象を大きく左右するスーツの柄。 無地、ストライプ、チェックと様々ですが、それぞれに特徴があります。
大切なのは、『派手過ぎないこと』。
柄が大きくなればなるほど華やかな印象になるので、細かな柄やシャドーストライプのような同色系の柄から選ぶのがおすすめです。

  • 無地(プレーン)

    まず大定番として、無地は必ず持っておかなければなりません。無地のスーツであれば、シャツやネクタイに柄物を合わせても、あまりガチャガチャせず、落ち着いた印象を維持することができます。

  • ストライプ

    シャープな印象を与えるストライプも、ビジネスシーンで問題なく使えます。ただし、太めのチョークストライプや華やかな多色使いのストライプは、やや派手で威圧感のある雰囲気になりますので注意が必要です。

  • チェック

    お洒落な印象を与えるチェック柄。こちらも大振りなチェックや多色使いは、控えた方がよさそう。おすすめはグレンチェックやウインドウペーンといった落ち着いたチェック柄。カラートーンを抑える事で、ブリティッシュな雰囲気に仕上がります。

ボタンの数は?

2つボタンと3つボタンが基本

どちらも大定番なので、トレンドに左右されずにお召しいただけます。Vゾーンは深めの方がトレンド感があるので、3つボタンだとしたら第一ボタンがラペルで隠れるような『段返り』がおすすめです。 あとは着こなしも注意。守らなければならないルールとして、一番下のボタンは必ず外して着るということ。 段返りの3つボタンの場合は、一番上のボタンも外して大丈夫です。

ラペルの幅は?

バランスがとりやすいのは8cm前後

  • ラペル幅6.5cm
  • ラペル幅10cm

ラペルとは襟の下部分のこと。これが太いとクラシックな雰囲気になり、細いとモードな雰囲気になります。これはネクタイ幅も同様です。 ビジネスで考えるなら、まずはラペル幅8cmを目安に前後1cm位でお選びいただくのが良いと思います。これより細ければモダンでスマートな印象、太ければクラシカルで重厚な印象になります。身長やネクタイとのバランスも関係してくるので、ご自分で何着も試着をしてみて、自分の好みと体形に合ったものを選ぶのが良いでしょう。太めのラペルは、がっしりした方や高身長の方に良く似合いますよ。

肩のデザインは?

肩パッドは印象を左右します

『スーツは肩で着る』と言われることもあるように、肩は印象を左右する大切なポイントです。 大きな違いとして、肩パッドがあるかないかが重要です。それぞれの特徴を踏まえ、スーツ選びに役立ててみてください。

  • 肩パッドあり


    肩パッドは入った構築的なショルダーラインは英国に由来し、真面目でかっちりとした印象。バブルのイメージがあるので、古臭く感じる方もいると思いますが、決してそんなことはありません。現代のシルエットやデザインであれば、肩パッド入りはむしろ現代的な印象を与えてくれるでしょう。近年ブリティッシュなスーツもトレンドなので、自信をもって肩パッド入りを選んで大丈夫です。

  • 肩パッドなし


    肩パッドを省いたアンコンシャスな仕立てはイタリアに由来し、リラックスしたこなれた印象。非常に軽い着心地なのが特徴。肩の動きやすさも向上している為、肩パッドの重さ分以上に軽く感じるはずです。注意点としては、見た目にもリラックスした雰囲気になること。一歩間違うとゆるい雰囲気になりかねないので、固い仕事やリクルートでは薄手のパッド入りの方が安心です。

後ろのデザインは?

ベントはお好みでOK

スーツの後裾にある生地のスリット部分をベントと言い、3種類のタイプがございます。 ベントなしのノーベント。中央にあるセンターベント。両サイドにあるサイドベンツ。 どれもビジネスで使えますが、その違いを見てみましょう。

  • サイドベンツ

    元々は腰に差したサーベルがきれいに収まるように考案されたディテール。ベントが2つあるので運動量も高く、ヒップが大きい方にも好まれています。パンツのポケットに手を入れてもシルエットが崩れにくいので、現在採用されることが多いディテールです。

  • センターベント

    元々は馬に乗るために考案されたディテール。背面中心部分に切れ込みを入れることで、裾が鞍の両側に流れるように工夫したのが始まり。ビジネスではごく一般的なデザインで、すっきりとした見た目になります。

  • ノーベント

    本来は礼装用ジャケットで使われる伝統的なデザインで、格式の高い印象です。この中では一番ドレッシーなデザインですが、少々動きにくいのが難点。ビジネスシーンではそこまで重要視されていないので、無理にノーベントを選ばなくても大丈夫です。

スラックスのデザインは?

タイト&テーパードが主流

腰周りに適度なゆとりをもたせ、強めのテーパードを描くスタイルがトレンドです。
本来のドレススタイルにスタイリッシュさを加味したスタイルが、主流になりつつあり、 そうやってトレンドが日々変化するのは、ビジネススーツであっても例外ではありません。
簡単にトレンド感を出すなら、裾幅を細めにするのがポイント。 身長等にもよりますが、一般的には17〜19cmの裾幅が、やりすぎていないのに今日的というバランスになるといわれています。
そこで、今選ぶべきスラックスのシルエットを、タック数別でご紹介します。

タック数は?

ワンプリーツを基準に

タックとはスラックス前身のプリーツのことで、腰周りの可動域を広げるための仕様。タックが多ければ多いほど可動域が広がり、動きやすくなります。ノータック一辺倒だった数年前から、最近ではワンタック・ツータックも当たり前になっています。 そこで、トレンド感があってビジネスで使いやすいという目線で、3種類のタックをご紹介します。

  • ノータック

    シンプルかつ基本的なスタイル。腰周りがすっきり見え、足長効果も期待できるスタイリッシュなデザインです。しかし近年は徐々にタックありのボリューミーな腰周りに移行してきています。ノータックはトレンドに左右されないスタイルではありますが、少しトレンド感と履き心地の良さを加味したいなら、タックありの検討もおすすめです。

  • ワンタック

    伝統的なスタイルなので、いつの時代でも違和感なくお召しいただけます。ポイントは、裾幅が細めのものを選ぶこと。やや太めのシルエットであっても、裾幅さえ細めならば、それだけでスタイリッシュにみえます。3種類あげたタックの中で、一番バランスに秀でた汎用性の高いデザインです。

  • ツータック

    タックをふたつ並べた、ボリューム感のある腰周りが特徴。丸みを帯びたフォルムになりますので、少しカジュアルな印象になります。今ならトレンド感のあるスタイルですが、ジャケットや靴とのバランスもあるので、あまりスーツに慣れていない方は不向きかもしれません。

裾はシングル?ダブル?

シングルは無難 ダブルはお洒落

シングルでもダブルでも、どちらも全く問題ありません。欧米では圧倒的にダブルが多く、「turn up」と言われています。(ダブルは和製英語)
シューズのデザインやご自身の体形に応じて選べば間違いないですね。例えば、コバの張り出したグッドイヤー製法などのシューズは、ダブルの方が好相性です。 イタリア靴でよく見られる細身で長めのノーズのマッケイ製法のシューズには、シングル(英:plain)が良く似合います。 お持ちのシューズや、ご自身のイメージするスタイルに合わせた裾の仕上げが◎ですね。

  • ダブル仕上げ


    クラシックなスーツやイタリア物のパンツによく合う仕様で、重厚でこだわりある雰囲気になります。ダブル幅は4cmが一般的ですが、体形やお好みで、プラスマイナス5mmが望ましいと思います。また、お葬式に出る際は、このダブル仕様はお控えいただく方が賢明です。

  • シングル仕上げ


    一番スタンダードな仕様で、見た目にもシンプルなシングル仕上げ。新入社員や就職活動では、このングルが無難でお勧めです。シンプルですっきりしている分、リクルートスーツやモードな雰囲気の細身のスーツによく合います。シングルに慣れてきたら、ダブルにチャレンジするのも良いですね。

SHIRT

色や柄は?

ホワイトか薄いブルーの無地が◎

ホワイトか薄いブルーが◎。あれこれお洒落を意識すると、いろんな柄や色を着てみたくなったりします。でも ここは落ち着いて、白か薄いブルーの無地が賢明です。スーツやネクタイとの相性を考えたりする手間もなく、汎用性も高いのが理由です。 ブルーは特に日本人の肌色との相性が良く、誰もが取り入れやすい色。濃い色だとスーツやネクタイの邪魔をしてしまうので、 サックスブルー、アイスブルーのような薄い色のほうが無難です。このあたりのシャツを揃えてから、 徐々に細いストライプやチェックなどの柄入りもチャレンジしてみてください。

襟の形は?

セミワイドが非常に使いやすい

襟はセミワイドくらいの開きが◎です。レギュラーカラーは少々固い印象で、ワイドカラーはネクタイとのバランスも難しい。セミワイドはスーツのお供として世界中で認められている襟型なので、どんなシーンに着て行っても全く問題ありません。 大きく開いたカッタウェイやボタンダウンはカジュアルな印象が強いので、ここでは△とします。何着かシャツが揃ってからお求めになるのがおすすめです。

ややカジュアルな印象の襟型ですが、ノータイでOKな場合はこちらの襟型の方が活躍するはずです。

TIE

太さは?

ラペル幅プラマイ0.5mm位が◎

  • ラペルと近い感じで
  • ラペル幅

ラペル幅を目安として、プラマイ0.5mm位が◎。ネクタイの幅は何でも良いわけではありません。合わせるスーツやシャツによって丁度良い太さが異なります。目安としては、ラペル幅を基準にプラマイ0.5mm位にすると合わせやすいです。

素材は?

シルク一択!

  • シルク

お洒落なウールやコットンなんて憧れます。でも定番スタイルとしてはまずシルクネクタイの他はあり得ません。(多少化学繊維を入れている場合もあります。) 同じシルクでも様々な質感や織り柄がございますので、お好みのものをお探しいただけます。

色は?

不安な時は濃いめの色で

不安な時は濃いめの色で!
青系のネクタイは、清潔感を強く印象付ける色で、誠実でさわやかな印象を与えるなら水色のネクタイ。濃いめの青系色になれば、落ち着いた印象を与えます。 赤系のネクタイは、ちょっと派手な印象もありますが、青系同様に非常に人気のカラー。やる気や積極性を表現できる色でもあります。ピンクなどは爽やかで柔らかいイメージです。 緑系のネクタイもあまり見かけない色ではありますが、とても落ち着いた色で人に安心感を与える色です。 いずれの場合も濃い色になっていくほど落ち着いた印象を与え、明るい色ほど、元気で活発なイメージを与えます。 グレー系も万能でおすすめ。グレー系のネクタイは知的な印象を与えてくれる上、スーツやシャツの色を選ばず使えるので、定番としてお勧め。 とにかく自分にあった色を見つけましょう。不安な時はネイビーをつけておけば失敗はしないでしょう!

柄は?

ソリッド、レジメンタル、ドットが無難

柄の無いソリッド、レジメンタル、ドットが無難なところ。 いずれの場合も強い光沢や、多くの色を使っているもの、柄が大きくはっきりしているものなどは、見た目のインパクトが強いので注意が必要。 柄が小さめなら、スーツやシャツの柄と干渉しないので使いまわしもしやすいです。

結び方は?

3タイプを覚えれば間違いなし

  • シングルノット
  • ダブルノット
  • セミウィンザーノット

シングルノット(プレーン)、ダブルノット、セミウィンザーノットの3タイプを覚えれば間違いなし。 最近の細身のスーツとの相性が良いのでこれさえ覚えれば十分と言えます。 ネクタイの厚みや太さ、シャツとスーツの作り出すVゾーンの広さなどに応じて、しっくりくる結び方を試してみてください。 基本的には一番簡単なシングルノットで十分だと思いますが、ボリュームが足りないときは他2つも試してみては。 結び目の中央下には、ディンプル(くぼみ、えくぼ)を作るのを忘れずに! これがあるだけで、ネクタイが立体的になり、適度な陰影が作られます。立体感と程良い光沢により、のっぺりとした印象から自然な艶っぽい印象に変わります。

SHOES

色は?

内羽根プレーントゥ、ストレートチップがおすすめ。

内羽根プレーントゥ、ストレートチップがおすすめ。 「お洒落は足元から」なんて言われると、ついつい間違った気合が入ってしまいそうですが、ここもやっぱりベーシックなデザインで。 外羽根ではカジュアルな印象が強いので、定番としては内羽根をおすすめ。また、ブラックはマストで一足欲しいところですが、濃いめのブラウンも使いやすいのでお勧めです。 いずれもメダリオン、パーフォレーションなどの穴飾りが多くない方が、ビジネスシーンで使いやすいデザインです。

  • 飾りの多いタイプ
  • コバが張ったタイプ
  • モンクストラップ
  • 外羽根タイプ

先述の通り、外羽根や飾りの多いタイプは、カジュアル感が強いですね。 モンクトラップは上手に合わせればとても上品ですが、場合によってはおじさんぽくなったり、やんちゃな感じになったりと失敗も。

IN SUMMARY

まとめ

TPOを把握した着こなしを

いかがでしたでしょうか?具体的にスーツ着用のイメージはできましたか? 一言でスーツと言っても、用途やシーンによって千差万別なので、『これで完璧』というものはありません。 その中で、スーツをあまり着たことが無い方は、まず無地からがおすすめ。スーツが無地であれば、ネクタイやシャツで柄物を合わせやすいので、コーデの幅も広がりますから。 徐々にストライプやチェックといった柄物にチャレンジし、それらが揃ったら、カジュアルでも使いやすいコットンやリネンのスーツをお求め頂くのが良いでしょう。 最初に述べた通り、スーツの着こなしや雰囲気で、その人が判断されてしまうこともあります。だから、まずは職場や取引先で悪目立ちしないことに注意するのが賢明です。 周りの方や職場の雰囲気をよく観察し、TPOに合わせたデザインで、最大限のオシャレをお楽しみください。

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