書体の美しさにこだわったのが、アップルの創業者・スティーブ=ジョブズ氏。アップル製品の書体は【Myriad】という書体でadobeにも装備されている本当にきれいな書体です。O.K.A.でも、チーム用書体にそれに近いフォント(太さが選べ、日本語も装備されている書体)を以下のようにご用意させて頂いております。

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 しかし、O.K.A.では背番号の書体と、チーム名の書体を明確に区別させて頂いております。 これには明確な理由がございます。 例えば、【Myriad】が素晴らしいフォントだとしても、背番号に使うには適していません。

 なぜでしょうか? それは、PCに搭載されている書体が背番号に不向きだからです。 逆にチーム名の書体はPC搭載書体で十分対応できるものが多いのです。


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 上記の書体ですが、左がPCのフォント。右は2010年の日本代表もワールドカップで使っていた書体ですね。 特徴として2つ大きな差があります。


  *背番号は縦長な形状
  *背番号はある程度太さがある




 逆に言えば、こんなに太くて縦に長い書体はPC搭載書体では不向きですよね。ですので、この2種類は明確に分けなくてはいけないのです。

 しかし、無理やり、PC搭載書体を背番号っぽくすることも可能なんです。それが下の絵@です。





 @のピンクの書体ですが、上の書体は非常にバランスがいいですよね。 それもその筈、この形がこのフォントのオリジナルの形なんです。 それをイラストレーターなどで、背番号用に無理やり、縦に引き伸ばしたのが下の絵。

 高さや幅は背番号っぽくはなっていますが、無理に引き伸ばしてしまったので、書体の持つバランスが完全に崩れて、異常に太い線と異常に細い線が入り混じったアンバランスな書体になっています。

 このように、PC搭載書体を背番号にする場合は、アンバランスになることが大半です。 PC搭載書体を多く準備して、【背番号書体は○○○種類!】 なんて謳っているお店もありますが、プロ意識が低いと言わざるをえないですよね。

 バランスのとれた、綺麗な書体にこだわってご提供するのは非常に大事なことではないでしょうか?


 AとBもよく見かけます。いずれも背番号用の書体なんですが、1〜0の数字の統一感がない、という書体です。 Aは溝の太さが違い、Bは番号の幅のバランスがバラバラ。 こんなお店ない、と思いますよね?意外と多いですよ。




 世界で流通している、背番号専用の書体を利用する、ということですね。

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