ARMADA L10 の調整の方法のご案内です。

ビンディング調整の確認ヵ所は2点です。

（1）前圧
（2）解放値

（1）前圧の確認・調整方法

1.ブーツをステップインさせます。


2.ヒールピースのレバー先端の位置を確認し、許容範囲内に入っていればOKです。OKの場合は解放値の調整へ進みます。



NGの場合


3.NGの場合はブーツを外してレバーの下にマイナスドライバーを挿入しレバーを跳ね上げ、
ヒールピースを前後にスライドさせ調整を行います。


4.再度ブーツをステップインさせ、前圧を確認します。合わない場合にはさらに調整をします。

（2）解放値の調整

1.解放値を算出します。
解放値の算出についてはこちらの記事をご確認ください。
※算出値はあくまで参考値となり、設定については自己責任となります。怪我の有無などを保証するものではありませんのでご注意ください。※

2.トゥ・ヒールピースそれぞれマイナスドライバーで解放値インジケータの目盛を見ながら解放値を確認・設定します。
※解放値はトゥとヒールで必ず同じ値でご使用ください。正しく設定されていない場合、ビンディングの誤動作など事故の原因となる可能性が高まりますのでご注意ください。



以上で全圧・解放値の調整は完了です!!

L10は2020シーズンよりグリップウォークにも対応するビンディングとなりました。
ブーツソールの厚みについてはトゥピースで自動で調整が行われる仕組みになっているので特に調整の必要はございません。

通販でご購入頂いた場合、ご連絡頂いたソールサイズで取付を行いますが、ブーツにより実測で数mmの誤差がある場合があるため、ご使用前には正しく調整がされているか必ずご確認を頂けますようお願いいたします。

正しく調整を行い、安全で楽しいスキーライフをお送りください。