ガスクロマトグラフ成分分析
ナチュラスサイコスでは精油の品質管理において、10年の経験上やはり五感による官能検査や信頼のおける業者選びを最重要視しています。なぜなら成分の調整は後からいくらでも出来、ガスクロマトグラフでは示しきれない領域があることを経験から把握しているからです。しかしながら、現代社会において「数値で示す」ということの重要性も同時に重んじています。
そのため、弊社では自社工場のラボ内にガスクロマトグラフ分析機器と社内にガスクロマトグラフ分析による成分分析経験者を常勤にて3名配置しています。(2014年4月現在、三重大学大学院生物資源学研究科博士前期課程修了者、姫路工業大学大学院(現兵庫県立大学大学院)物質科学科博士前期課程修了者、立命館大学理工学部化学科修了者(大手化粧品メーカーにて香料受入分析経験)の3名)
道具だけではなく、使う人が正しくなければ品質は維持されません。ナチュラスサイコスはこのように精油の品質を人間の五感、理化学検査にて判断すべきと考えます。
写真は自社内のラボに設置の島津製作所GC-2010。
精油の分析に広く用いられる機種を採用しています。
オートサンプラー、オートインジェクターを装備し、大量のサンプルに対して、
一斉分析を掛けることが可能です。