石が傷ついてしまったら

●石が傷つくということ

天然石を落として割ってしまったり、身につけているうちに少し欠けてしまったといったことは、誰もが経験することです。

石が欠けると、何か良くないことが起こるのではないか、運が悪くなるのではないかと心配になりますが、本当にそうなのでしょうか?

石が傷つく、欠けるとはどういうことでしょうか?


石は、採掘の段階で岩盤から引き離され、大きなものは割られ、切り取られます。そして削られ、磨かれ、私たちの手元にやってくる時にはもう、最初の面影は無いと言ってもいいでしょう。

例えば、天然石の丸玉。なめらかに磨かれた丸玉は美しいものです。ですが、確かにそこには削り取られてしまった部分もあったはずです。その石は「無傷」なのでしょうか?

そういう意味では、私は今までに「無傷」の石を見たことがありません。けれども、私たちは磨かれたり、カットされた石を美しいと思い、欲しいと思います。

石たちは採掘され、傷つきながら旅をして、パートナーを探している。その石がその形になって、ここにあるということに意味があると私たちは考えています。

今、あなたが手にした石の形が、たとえ変わってしまってもパートナーストーンであることに変わりはありません。石が傷つくということは、その石の何かが変わるということ。そんな時こそ、石の言葉に耳を傾けるときです。



●壊れた石の「意思」
傷つくということは、石にとっても劇的な変化です。持ち主に何か強いメッセージを伝えようとしているのかもしれません。

もしあなたの石が傷ついてしまったら、まずはあなた自身の心に起こる変化に注意しましょう。
何かを無性にしたくなったり、すっかり忘れていたことを思い出したりしたら、その思いに素直に従ってみると良いと思います。
パートナーストーンが身を挺して伝えてくれたメッセージなのですから。

よく言われるのは、石が「身代わり」になるということ。パートナーストーンは、あなたやあなたの大切な人の身に降りかかろうとしていた災難を、代わりに引き受けてくれるといいます。


どうしても思い当たるふしがなく、ただ悲しくなってしまっても、石を捨てたりはしないで下さい。あなたの知らないところで、きっと何かが変わっているのです。そのことがずっと後になって分かることもあります。


●石が傷ついた時にあなたがすべきこと
大切にして愛着を持っていた石が傷ついてしまったら、悲しくなったり不安になったりして当然です。
ですが悲しみや不安にただ浸っているだけでは、せっかくの石の声に耳をふさぐことになってしまいます。
あなたの心が悲しみや不安で乱された今こそ、自分の内面に本気で注意を向ける時です。
石は傷つくことで、人が自分自身と向き合う時間を提供してくれるとも言われます。


●傷ついてしまった石の扱い方
傷ついても石は、どこにいたいか、どのように過ごしたいかを、あなたの思いとして感じさせてくれるはずです。参考までにいくつかの方法をご紹介しますが、あなたがこうしたいと思う感覚を大切にして下さい。

■鉢植えの植物の根元に置く■
一般的な方法です。石のかけらたちは、植物の生気を清浄にし、また生気によって石の力自体も高められ、その場に拡散していくといいます。元気が無い植物の根元に、わざわざ水晶の丸玉を置くこともあるほどです。


■土に埋める■
古い時代の建造物の床下の土を掘ると、よく水晶が出てくるそうです。その土地を清め、地を鎮めるために水晶の力を使っていたのでしょう。
庭や、もし家を建てる前でしたら、その土地に水晶を埋めて、土地そのものの気の流れを良い方向に導くことができると言われています。
また石を自然に帰すという意味もあります。


■水晶水用の容器に入れる■
ペットボトルなどの容器で構いません。水晶のかけらを入れ、水を満たします。
水は一晩そのままにし、十分に清潔なら飲んでも良いですし、洗顔に使ったり、植物に与えても良いでしょう。


■かけらを持ち歩く■
小さな袋などに入れて持ち歩くのも良い方法です。
割れても欠けてもパートナーストーンであることに変わりは無いのですから、無理に付き合い方を変える必要もないのです。まして、メッセージを伝えてくれた石ですから、あなたとの共鳴はますます強くなっているかもしれません。


■浄化に用いる■
粉々になってしまった石や、かけらがたくさんあるようでしたら、それをお皿などに敷き詰め、その上に別の石をおいて浄化をすることができます。
また、よくお手洗いの水タンクに飾り石を置いているのを見かけますが、同様にかけらを置いておくと、水が清められ、流すたびに家の浄化を行うことにもなるとされています。


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