お宮参り入門講座 初級

お宮参り入門講座 初級 イラスト

*お参りのしきたりの詳細は地域により異なります。以下の解説は一般的なものです.。

一 お宮参りの定義

お住まいの地域の氏神さまにお子さんの生誕を報告し、今後の健やかな成長をお願いする行事。初宮参りとも言います。
また、受精から分娩にいたる経緯は穢れと考えられていた頃があり、その忌み明け祝いとしてはじまったとの説もあります。

二 お参りは、どこへ行く?

それぞれの地域に住む人たちが祀る、氏神さまと呼ばれる神様のおられる神社(氏社)でのお参りが望まれます。
しかし本来の意味合いが薄れてきた事もあり、お好みでいわゆる有名神社を選ばれる方も少なくない様です。

三 お参りは、いつ行く?

一般に、男の子の場合は生後30日か31日目、女の子は31日か32日目とされています。
とはいえ、一番大事なのは生後まもない赤ちゃんや産後のお母様の体調。気候の厳しい時期に、無理して出かけたりするのは避けましょう。
また、仏滅などを、ことさら気にする必要もありません。

四 お宮参り着物(産着)

男の子には父方の家紋を入れた のしめ を、女の子には花柄や吉祥柄の絵羽模様の祝い着を用います。

当店では、男の子産着男の子産着6点セット女の子産着女の子産着6点セット各種や、でんちセットフードセットを取り揃えております。

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五 着物の着せ方

着物やベビー服に頭巾やフード、よだれ掛けなどを装着した上で、のしめ や祝い着を掛け着として着せます。絵柄が良く見える様に広げ、赤ちゃんの身体を覆う様に掛けるのがコツ。最後に、付紐の片方を抱き手の肩から、もう片方を脇から通し、背中で蝶結びにします。

六 お参りのやり方

一般に、赤ちゃんを抱くのはお母様ではなく、父方の祖母などの女性親族とされています。しかし、産後の体調などに問題が無ければ、お母様ご自身が抱かれてもかまいません。
なお、 抱き手の服装については、留袖や訪問着などの和服の正装が望まれますが、その場ににふさわしいものであれば、さほどこだわらなくても良いでしょう。
神社の社務所に申し出てお祓いや祝詞を頂戴した御礼は、「御初穂料」または「御玉串料」と表書きしたのし袋や金封に規定の金額を入れてお渡します。

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