10月に入りバンコクの厳しいロックダウンが緩和されました。
エスニック雑貨屋の仕事場である市場が一斉に開いたとの情報を得て早速アジア最大の市場チャトチャック・ウィークエンド・マーケットに様子を見に行って来ました。日本中は愚か世界中のエスニック雑貨屋が仕入れに訪れる市場です。
このチャトチャックマーケット。その店舗数は2万件とも3万件とも言われシャッター1枚〜3枚程の小さな店舗が無数に集まっています。とても1日では見て回れる規模ではなく観光で訪れる皆さんはあっという間に迷子になる雑貨の迷宮でもあります(笑)
画像が先週末に行ってきたチャトチャックマーケットの現状です。
あれ程混み合い前に進むのもままならなかった通路もご覧の通り。自転車でも走り回れるぐらい人もいなけりゃ開いている店はわずかでした。
アジア最大の市場と言われるチャトチャックマーケットがこの状態。ましてや他のバンコクの市場やナイトマーケットなどまだまだです。
今タイに旅行を考えている方は時期尚早とお伝えするのが良いかも知れません。この状態ではまだまだバンコクを楽しむ事が出来ません。
チャトチャックマーケットはもちろん。洋服問屋が並ぶプラトゥナーム市場。他にも中華街のヤワラーにあるサンペンレーンやリトル・インディアと呼ばれるパフラットなど現地からインスタグラムのライブでお伝えしているので興味のある方は最下段よりジョインして下さいね!
チャトチャックマーケットの現状をお伝えするだけではなんなのでより楽しむためのちょっとしたコツをお伝えしますね。
バンコクへ旅行に来てチャトチャックを楽しもうと決めたその日の朝は絶対に朝食を食べてから出かけて下さい。人もクルマも燃料を入れないと動かないのは一緒です(笑)
ボクのチャトチャックマーケット出陣前のオススメの朝食は画像のタイのラーメン「バーミーナーム」です。日本のラーメンに似た黄色の細麺で量が絶妙なんです。少なからず多からず。丁度腹八分目。チャトチャック前の朝ご飯にぴったりです。
ボクみたいなプロのバイヤーでさえ空きっ腹を抱えてチャトチャックマーケットに入るようなマネはしません。
チャトチャックマーケットには飲食店や屋台なども沢山あります。画像の「パエリアオジさん」をご存じの方も多いのではないでしょうか?
しかし限られた時間の中で広大なチャトチャックを出来るだけ回ろうと考えているなら朝ご飯は最低限必須です。絶対です。しつこいようですが現場で飯を食って腹が膨れると暑さと人で動くのが嫌になります。
そして現地でご飯を食べてお腹が痛くなると言うのはチャトチャックマーケットでは死を意味します(笑)
予め食事を摂ってお腹を壊す分には宿で休んで様子を見て出かけられますからね。ここ運命の分かれ道ですよ。
更にアドバイスを加えるとすれば時間帯がカンジンカナメ。宿を出るのは9時半〜10時頃。あまり早くてもお店が開いていません。そしてチャトチャックマーケットには遅くとも10時半〜11時前には入る。これ鉄則です。
コロナ前のチャトチャックマーケットです。画像の隅っこでボクがうんざりしてますね(笑)
大体午後2時を回った辺りから財布に200バーツぐらい入れたヒマなタイ人がブラブラと集まり始めチャトチャックマーケットのカオスが始まります。外周の大通りはご覧の通り人で一杯。中の通路?それはもう(笑)
大体10時半ごろから2時過ぎ辺りまで。サクサク回れるのはその時間帯です。その後はダメ。人で一杯。
ここまで試験に出ますからねー!もう20年以上通っているプロのバイヤーが言うのだから間違いありませんよー!!バンコクが観光客を受け入れ始めたら現場はこうなるのでしっかりアタマに入れてチャトチャックマーケットを存分に楽しんで下さい。