明けましておめでとうございます!
親方@帰国難民継続中!チェンマイなうですm(_ _)m
「ウシドシ」らしいのでインドの野良牛の画像から入ってみました。ん?いや。これ何か背負ってるから野良じゃ無いな。飼い主のいる牛です。多分。
海外で年を越すのはこれが初めて。誕生日は何度か経験がありますがボクは日本の「ショウガツ」が割と好きでして年末に「ヨイオトシヲ」と口にする度日本人でよかったなぁと幾度となく感じて来ました。
そんなボクですので海外にいたとしても「ショウガツ」を迎える準備は怠りません。そう「シンネン」を迎えるに当たっての一大行事。先ずは「オオソウジ」から着手です。
コーユー マイクワート ノイ(ちょっとホウキを貸して下さい)
チリトリ(ティーコーイポン)まで入れ込むのは無理と判断し後はジェスチャーでカバー。100回暗唱してから階下に降り掃除の女の子を捕まえ無事げっとです。
これで「コーユー◯◯ノイ / ◯◯を貸して下さい」と言う言い回しは覚えられたと思います。めっちゃ使えますよねー。例えばお金をちょっと貸し・・・ゴホゴホゴホ←
さーて「オオソウジ」でも初めようかなと思い立ったところで窓の外から水の音。プールでバシャバシャ泳いでる人がいたりして年末感ゼロです。彼らはロシア人と言うわけではございません。暖かいんです。
狭い部屋だからあっという間でしょうが日本人としての心掛け大事ですよね。プールからの水音を聴きながら不思議な気分で「オオソウジ」スタート。
「オオソウジ」が終われば次は近くのスーパーに買い出しです。その際小さな「ショウガツ」を見つけて大感激!バンコクから700キロも離れたここチェンマイで紅白のカマボコを目にするとは思ってもいませんでした。否が応にも盛り上がるお正月気分。ヤバし!
棚を見れば最後の一個!ガシッと手に取り勝者の雄叫びです(笑)
他にも目についた狂おしいほどの日本食。そう日本食の東西の横綱とも言える「ナットウ」と「トウフ」です!カマボコ用に「ショウユ」と「ワサビ」も奮発しました。
「ショウユ」は健康面も考え悩んだ末に「キッコーマンの減塩醤油」をチョイス。ワサビはご存知「ハウス食品のおろし生わさび」無着色ですよアータ。こう言う小さな気遣いが健康で明るい明日へと続く道なんです。
いやいやいやいや。カマボコひとつでこの騒ぎ。尋常ではございません(笑)
他にも「クリキントン」とかね「カズノコ」とか「モチ」とか。あるはずの無い物を探し「無いこと」を確認し背中を丸めていそいそとアパートへ。なんだか少し悲しいですねぇ。
タイは日本の2時間遅れ「ぉ?日本は新年を迎えたな?そろそろアジア組も年越しの準備を始めますか!」と言うことでこうです。
ぇ?どうですか?
他所は知りませんがウチはこうなんです。
ウィスキーが緑色なのは「リョクチャ」で割っているからです「伊藤園のおーいお茶」の粉末を正月の贅沢と割り切って買ったんです。
手の平サイズのちっさい袋で250バーツです。日本円に直すと約860円。これはなんだか凄く負けた気がしました。悔しいです。
「イトーエン」が少し嫌いになりました。関係者の方どなたかご覧になっておりませんでしょうか?
もう少しですね。なんと言うか庶民の家計と言うか帰国難民の末路というかそこをひとつですね。考えていただいて値段下げて下さい。高過ぎます。はい。直球です。あいすみません。
貧乏アパートには台所が付いて無いゆえ色々納得のいかない「ショウガツ」の迎え方ではありますがいいんです。新しい年を迎えられるだけ幸せなんです。
そう思い込みカマボコをかじりチビリチビリと飲んでいるとふわふわと酔いが回ります。
遠い祖国「ニッポン」の事などを懐かしく思い出し感慨に耽っていると突然の打ち上げ花火。ドーン!!ドドドーン!!ドンドン!!!物凄い音。低いんですね。打ち上がってないんです。
「シンネン」が幕を開けたようです。去年も色々あったけど今年はどんな1年になるんだろう?と時計を見ればまだ23時57分←
んー。惜しいんだよなぁ。
大きな集合住宅ゆえ花火も見えず向かいの建物の表面がぼんやりピンクやら緑に染まるのを眺めながらボクの一年が始まりました。
そう言うことなので皆さんひとつ今年もよろしくお願いします。
海外で素晴らしい「シンネン」を迎えたボクへの「オトシダマ」だと思ってどんどん買って下さい。締め括りも直球です。今年はそんな年なんです。きっと。買って下さい。お願いします←
それではまた次号で!
しーゆー(`・ω´・ ●)ノシ