エスニックアパレル専門サイトの「ガネーシャ」とは。由来と会社概要
1997年に店舗をオープンしたエスニック専門の通販サイト「ガネーシャ（社名：セブンシーズ�蝓法廚癲�2020年で操業23年を迎えました。遡れば前身は宮城県塩釜市という人口6万人の小さな港町で開業したのがそもそものはじまり。当時は築40年以上、3坪3万円の家賃で小ぢんまりと営業をしていました。
今回は店名にもなっている「ガネーシャ」の由来や、幾度となく障害を乗り越えてきたガネーシャの軌跡をご紹介させていただきます。
幾多の苦難を走り抜けたガネーシャの軌跡
1997年に営業を開始したガネーシャですが、決して順風満帆とは言えませんでした。
2002年
貰い火で店舗全焼。無保険で全てを焼く。オーナーはタイにて仕入れ中の出来事だった。
2004年
仙台に出した2号店に泥棒が侵入（なんとか未遂に終わる）。
2011年
東日本大震災にて被災。店舗に津波が押し寄せ商品が全滅。
店舗の所在を置く塩釜は港町のため、2.3mの津波が町に押し寄せる。妻は津波に追いかけられながらも子供を抱いて神社に駆け上がり急死に一生を得る。
2014年
「ガネーシャサボサンダル」と「ガネーシャルームシューズ」のヒットにより、一躍エスニック雑貨の有名店に。
店名の由来となる「ガネーシャ」とは。会社の象徴に
店名の「ガネーシャ」とは、ヒンドゥー教における神の名です。人間の身体にゾウの顔を持ち、4本の腕を持つ一風変わった風貌ですが、ヒンドゥー教では商売及び学業の神として祀られています。ちなみにヒンドゥー教シヴァ派の思想では、ガネーシャは最高神であるシヴァ神とパールバティーの間の子供と位置付けられているので、かなり格式の高い神となります。
商売繁盛の神であり、さらにヒンドゥーというエキゾチックなガネーシャは、エスニック専門店である弊社の店名にぴったりだと考え、会社の象徴として迷いなく決めました。
ガネーシャと忌野清志郎さんが見守る神棚が商売繁盛の秘訣
ガネーシャの事務所には、ご覧の神棚を設置していて、毎朝朝礼時に従業員一同で手を合わせています。上述した2002年の火事で全焼したさいも、このガネーシャ像ががれきの隙間に奇跡のように立っていました。開業当初から今に至るまで、当店を守ってくれていると強く感じています。また、ガネーシャ像の隣には、オーナーが尊敬してやまない、生きる原動力ともなっているミュージシャンの忌野清志郎さん（2009年死去）の遺影も置かせていただいております。
ただの通販サイトで終わらない。アジアの復興に願いを込めて
ガネーシャは単なるの通販サイトに留まらず、アジアと日本を繋ぎ、貧困にあるアジアの生産者に対して正当な対価を支払い続け、生活の基盤を作る「スマイルトレード」を実施しています。2015年に大地震が発生して、多大な被害を被ったネパールに対しても積極的に復興支援活動を行っています。
エスニックファッションを通して、アジアの生産者にも直接寄付ができる。そんなガネーシャを少しでも魅力に感じていただきましたら、是非一度当サイトの覗いてみてください。
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