タイダイとは。大人気のエスニックファッションを押さえよう


独特のマーブル模様に不規則な斑模様とグラデーションを描くタイダイ柄。単色でも美しいですし、カラフルに染められたタイダイ柄は、どことなくエキゾチックな印象を受けてエスニックファッション好きにも人気があります。そこで、今回はタイダイに関しての歴史や技術を紹介。柄を見れば「あー、これがタイダイっていうのか」と思いつく人は多いですが、なかなか説明できる人はいないのでは。エスニックファッションに興味がある方は、是非タイダイにまつわる知識を深めていってください。

タイダイの歴史と日本におけるタイダイ


タイダイ自体は比較的シンプルな色染め技術のため、かなりの昔からその技法は存在するとされています。日本では絞り染めと呼ばれ、衣類はもちろん、ハンドタオルや手ぬぐいにも使われてきました。遡れば8世紀奈良時代には、既に多くの種類の絞り染め(タイダイ)が日本に存在していたと言われているから驚きです。そのタイダイが世界的に注目されたのは、1960年代アメリカで「脱都会」を背に登場したヒッピーがその始まり。60年代後半には日本でも一大ブームが巻き起こり、タイダイ柄の半袖にデニムパンツといったファッションが都市部で流行りました。

すべてが1点もののオリジナル。世界に2つとないタイダイ柄


タイダイは絞り染めと呼ばれる技術で柄があしらわれます。名称の通り衣類を絞り、白く残したい部位をゴムや紐で縛ります。複数の山(凹凸)ができるので、あとは生地に染料を流し込んで完成です。タイダイ柄は縛る箇所と強弱、生地の素材、色使いとすべてに作用されるため、職人でもある程度しか柄をコントロールすることはできません。そのため、「すべてが1点もの」であることがタイダイファッションの大きな魅力と言えます。

エスニックファッション好きが持ちたいタイダイ柄の衣類


エスニックファッション好きならば、タイダイ柄のトップスは1つは持っておきたいところです。男性ならば半袖、女性ならばワンピースが昨今の人気。シルバーネックレスやブレスレットにカゴバッグなど、どのエスニックアクセサリー&服飾品にもマッチします。あまり目立ちたくない方は、暖色系もしくは寒色系を基調としたタイダイ柄を選ぶのがいいでしょう。一方で男性が着る半袖には、色鮮やかな純色が存在感があっておすすめです。

世界に一つだけのタイダイファッションを手に入れるなら、ガネーシャへ

エスニックファッションを販売するアパレル店や通販ショップの多くは、今回紹介したタイダイファッションを取り扱っています。しかし、上述したようにタイダイ柄は、すべてが1点もの。ガネーシャでは日本でも普段着として着用できるよう、トレンドに沿ったタイダイ柄を揃えています。是非、一度どんな種類・模様があるか確認してみてください。


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