WORK STYLE

ここちよく働く

立ち上げ時から「お客さまの求める商品とサービスを提供し、ご満足いただく」を目標に突っ走ってきました。おかげさまで、たくさんのお客さまにご愛用いただけるようになった今、1つの区切りがついたかなと感じています。
今の会社の居場所を階段で例えるなら、やっと1階分を昇りきって踊り場にいるところかもしれません。

次に私たちがめざすのは、「自分たちがここちよく働ける環境をつくる」ことです。

なぜなら、ファッションというモノではなく、そのテイストや世界観に人が集まるという分野において、どういう人たちが、どういう環境で商品やサービスを生み出せるかが、これからの時代は特に大切になると考えるからです。

ここちよく働ける環境をつくるために、やるべきことが2つあります。

1つめは、汗水たらして働かないこと。
誤解を恐れずに言うと、私はいつも、そんな働き方をしないと会社が続かないのはかなりまずい状況だと思ってしまいます。
汗水たらして長時間働くのは体力さえあれば誰でもできるけれど、アイデアや工夫を凝らして、涼しい顔でできる仕事を増やしていける、そちらの努力を選んでいきたいです。

そして、2つめは、受け身にならず、自分で考えて答えを見つけていくこと。
なぜなら、言われたとおりに働くだけでは、自分が望む働き方ができなくなってしまうからです。
社内外を問わず、いつも「自分はどうしたいのか」「私たちワイズフリーはどうしたいのか」という意志を持って、伝え合える、伝える事で変化できる、そんな会社でありたいと思っています。

そのために、「自分で考えて答えを出すこと」を一人ひとりが実践できる、チーム作りに取り組んでいきたいと考えています。
上司の指示や他部署からの依頼によって動くだけではなく、一人ひとりが自らの仕事を創るスタイルへの転換です。

もちろん、慣れるまではリスクがあるかもしれません。「やりたいようにやった結果、赤字が出た」、または「判断を間違えて時間を浪費した」という状況も出てくるでしょう。しかし次のステップでは、そういったリスクを取ってでも一人ひとりが考えて動き、価値を創り出すことに楽しみを見い出せる文化を創っていきたいと考えています。

そして環境づくり以外にもう1つ、やりたいと思っていることがあります。

それは、商品やサービスに　“ワイズフリーならでは”、をつくっていくこと。
具体的にいえば、オリジナルはもちろん、セレクトした商品であっても、「いろんなショップがあるけれど、こういう商品は『ecoloco』さんならではだよね」、とお客さまに思っていただけるお店になることです。

これだけ洋服のセレクトショップがある中で、自分たちが伝えたいものが見えないお店は、競争に巻き込まれて姿を消していくでしょう。「私たちが考える、お客さまの満足」に共感を頂き、商品をお買い上げ頂く事で収益をあげ、ここちよい環境を作っていくには、ワイズフリーならではの価値を持つことが不可欠です。

ショップデザインも、メソッドにそったわかりやすい見せ方やユーザビリティを実現した上で、ワイズフリーらしさを出し、会社やショップとしての意志をお客さまに伝えるにはどんなやり方が正解なのか、常にトライ&エラーを続けなければと考えています。

ワイズフリー「らしさ」とは何か、その「らしさ」を表現するために自分にできることは何かを、一緒に考えていける人を、私たちは求めています。