こんにちは。ecolocoスタッフの池田です。
突然ですが、みなさんはスニーカーはお好きですか?
私は昔からスニーカーが好きで、今でも20足くらいは靴箱に。(とはいえ、よく履くのは5種類くらいですが…)
歩いていて楽なのはもちろん、紐の結び方も色々楽しんで、素材や色もこだわって。
私と同じくスニーカー好きさんにお届けしたい、新しいブランド【INN-STANT】のご紹介です。

INN-STANTのはじまり

1950年代、スロバキアを中心に東ヨーロッパでは多くの軍用シューズを作る工場があったそうです。
その工場に眠っていた、古い金型やデットストックを基にアレンジを加えて、生まれたのがINN-STANTのはじまり。

2000年にスタートしたINN-STANTは、"素材としてのスニーカー"を大切にし、現在も、歴史ある工場で昔ながらの製法を用いて大事に作られています。
技術も発達し、手間も時間も少なく製造する方法ももちろんありますが、あえて今もこの製法にこだわっているのは、昔ながらの独特の風合いにこだわっているから。

INN-STANTの魅力

INN-STANTの魅力をお話しさせていただく中でやっぱり譲れない最大の魅力はこだわりの製法で作られることによる、レトロ感のある独特な風合い。
この風合いがあるからこそ、カジュアルなお洋服にも、ナチュラルなお洋服にも、合わせやすいんです。

180年以上も前に生まれた、最も基本的なスニーカーの作り方【バルカナイズ(加硫)製法】

スニーカーはアッパー(足の甲部分)とソール(靴底)で形成されています。
ほとんどの場合、アッパーとソールは素材が違うことが多いため接着剤でくっつけるには強度の問題から難しいとされていましたが、 技術の進歩により、十分な接着力を持ち、高い強度を確保したスニーカーを製造できるようになりましたが、今でもスケートボード用のスニーカーなどはバルカナイズ製法が主流だそうです。

バルカナイズ製法とは、硫黄を加えたゴム底と靴本体を接着し、100℃を超える釜で圧力と熱を加え、ゴムを硬化させてスニーカーを接着する製造方法。
釜で熱することによる熱風、釜を開けた時の煙、そして熱を持ったスニーカーの形を安定させるため、長時間大型扇風機で冷ましたり…
基本的に職人さんの手作業で、想像以上の手間と労力がかかるため、生産効率が悪く、僅かな工場でしか生産が行われていないのが現状です。


この製法で作られる靴の特徴は、耐久性があり非常に丈夫で剥がれにくい。
そして、加水分解などの経年劣化にも強く、接着剤を使用したスニーカーより屈曲運動に強いという点。
丈夫に作られているがゆえに、すり減ったり壊れたりしても修理ができないという欠点はありますが、だからこそ、大切に履いて色の変化や汚れも”味”や”風合い”として、自分いろに変わっていく過程を楽しんでいただければと、思います。

見ていてほっこりする、丸っこいシルエット

歩きやすさや耐久性はもちろんですが、やっぱり見た目も大事。
INN-STANTの特徴は、この丸っこいかたち。
種類によっては、ソールがやや大きめのもの、縦長フォルムですっきりしたもの…
様々な種類がありますが、どの種類も柔らかなラインのころんとした丸っこいフォルムがなんだかかわいらしい。
手作業で作られるぬくもりや、昔ならがらの工場で作られるレトロな風合い、そしてこの愛くるしいフォルム。
並んでいるとなんだかほっこりするのは、愛情込めて作られた背景を感じるからかも。

お手入れの楽さも、うれしいポイント。

お気に入りの靴は出番も多く、ついつい毎日同じ靴を選んでしまうなんて人も多いのではないでしょうか。
毎日履くとなると、やっぱり清潔に保っていたいもの。
INN-STANTの靴は、手軽に中敷きが取り外せるのも魅力のひとつ。
また、靴紐を全てはずすと大きく開くので、汚れた場合は軽く拭き、陰干しするのがおすすめ。
大切に、長く履き続けるには日頃のお手入れもとても大事なポイントのひとつです。

それぞれのかたち、それぞれの良さ。

ecolocoでは現在4種類のINN-STANTのスニーカーをご紹介させていただいております。
お気に入りの色は?かたちは?
是非商品ページで詳しくチェックしてみてくださいね♪


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