最も多く使用しているステンレス。
このステンレスは、『SUS304』と呼ばれるグレードのものを使用しています。

屋内、屋外問わず、構造材や機能部品から、装飾用などと、耐食性と強度の特徴を生かして幅広く使用されている素材となります。

金具はプレートと同じステンレス材を使用しています。
しかも、カタマリの材料から、1点づつ削り出し加工で造っています。
安価で加工しやすい材料にメッキをかけたものや、型に流して大量に造るものより、手間もコストもかかってしまう加工方法ですが、削り出し加工ならではの高い質感と、長くご使用いただくことを考えて、これを採用いたしました。
その他、ネジ類もステンレス製を採用しています。

ガラス表札のガラスは、建築用に広く使用されているフロートガラス（板ガラス）を使用しています。
安定した品質と、長年の実績があり、様々なサイズでの対応が可能なためこれを採用しています。

窓ガラスと同様に、クリアな透明ですが、厚みを増していくとグリーンになります。（カットした面をみるとよくわかります。）
そのため、彫刻部分が光の屈折など採光条件によって淡いグリーンに見えることもあります。

アクリルは、製法によって主に2種類に分けられます。
『押し出し材』と、『キャスト材』です。
キャスト材は、押し出し材に比べ高価ですが、分子構造が緻密で、硬く反りにくい特徴があります。
当店の商品は、屋外での使用が前提となるため、キャスト材を使用しています。

ステンレス表札の着色に使用する塗料は、焼き付け塗装をするための専用塗料です。
塗装、乾燥の後、180度以上の高温で焼き付けます。
塗膜が硬く仕上がり、しっかりと材料に密着して、溶剤や薬品に対しても強い特徴があります。