マルニ60に使用している木材の特徴  

ウォルナット

オーク

ウォルナットとオークの2種類展開です。ウォルナットは、その木目の美しさから高級家具や工芸品の装飾材・突板に多く用いられてきました。深いブラウン色に濃淡のある縞模様が入った重厚感ある表情が特徴で、使い込むほどに渋みを増す経年変化をお楽しみいただけます。また、オーク材は豊かな森を作り、欧米では古くから家具や建築材、さらには船材などに幅広く用いられてきました。一番の特徴は、温かみのある素材感。板目に木取ると木目が出て頼もしく、柾目に木取ると繊細で優しい表情を見せます。



■ 節(ふし)  

節は枝が生えていた跡です。木が生長する過程で、幹の中に枝が包みこまれて作られます。節のうち、周囲の組織と密着しているものを生節(いきぶし)、樹皮をつけたまま幹に包みこまれ密着していないものを死節(しにぶし)といいます。

■ 白太(しらた)  

白太は木材の樹皮に近い部分で、「辺材」とも言われています。活発に新陳代謝をしている部分なので水分や栄養分の含有量が多いことが特徴です。

■ 色ムラ  

木が生長する過程で、変色菌が入る、有色性鉱物などを摂取したことにより、色が黒く変わった材料です。部分的に変色しているため画像のように色ムラができます。変色は腐蝕と違い強度には全く問題のない材料のため、今までは着色して使ったり見えない部分にだけ使っていました。

■ 虎斑(とらふ)  

虎斑は、オークに現れる太く虎の毛のような模様。他の組織とは光沢が異なり、銀色に輝いている為、「銀杢-silvergrain」とも呼ばれます。模様の正体は、年輪の中心から放射状に配列された細胞郡で、立ち木の時は水や養分の通路・貯蔵器官として活躍していました。

■ 入皮(いりかわ)  

入皮は、樹幹の中に封じ込められた樹皮です。若木の時に損傷を受けると、傷付いた部分の細胞活動が停止します。生長の過程で、その部分が樹皮とともに材中に巻き込まれていくため、樹皮が閉じ込められたようになります。

■ 虫穴  

虫が木を食べて抜け出た穴です。樹齢の高いオークには、200種類以上の昆虫が生息し、昆虫を食べる鳥類やどんぐりを食べる動物たちと一緒に暮らしていました。虫穴は、木の生長には全く問題のない小さな傷で、他の生物と均衡を保ちながら生きてきた証です。(木材の乾燥工程で、虫や細菌は全て死滅しています)

【マルニ60の製品について】・・・表情は1点1点異なり、色の濃淡や木目の違い、節や色ムラや白太、虫穴や虎斑などがございますが、品質には問題ありません。天然素材の特性になりますので、お好みの表情の1点をご指定または比較することや、イメージ違いの理由など、品質不良以外のご返品や交換は一切お受け出来ません。





■ゼラコート(ビニールレザー) *ポリエステル100%

ブラック
#2023


ブラウン
#2012

メンテナンスや日々のお手入れが簡単で丈夫なビニールレザー(合成皮革)。本革のようなラグジュアリーな風合いとやわらかな手触りが特徴で、フェザークッションとの相性が良くソフトな座り心地を楽しめます。





■ ヒッコリー ヘリンボン *綿100%

ライトブルー
#2153

1893年に広島県福山市で創業したカイハラデニムの使うほどに風合いを増すヒッコリーヘリンボンを採用いたします。かつて使われていた茶色の綿花を原料に使い、ヴィンテージ品のような味わい深いインディゴブルーを再現したデニム生地で、緻密なヘリンボンの織目がつけられ、美しいテクスチャーを感じられます。


■ ガルボ *ポリエステル100%

ダークブラウン
#4432

1960年に発売した当初からチェック柄は採用され、マルニ60にとって大切な柄として過去にさまざまなチェック柄が採用されてきました。今回採用した生地「ガルボ」は、ダークブラウンの落ち着いた色味ながらコントラストが穏やかでコーディネートしやすい上品な印象のチェック柄です。


■ シュプール *綿40% アクリル34% レーヨン23%

ベージュ
#4215


オレンジ
#4218

タテ・ヨコに太番手のモール糸でざっくりと織られた復刻版生地。ミックス感のある色合いで、吸湿性に優れた肌触りのよい綿モール糸やレーヨン、アクリルなどの意匠糸を使用することでそれぞれの素材感を活かしています。



■ コースト *綿3% アクリル12%
ポリエステル83% ウール2%

ダークグレー
#4329


ピーコック
#4333


グレー
#4339

生地の表面にネップ糸のカラフルな小さな節や色が不規則に表れるのが特徴的な、どこか懐かしさを感じさせる張布です。





■ リボン *アクリル70% ウール30%

レッド
#3127


ブルー
#3123

今回採用した生地「リボン」は、リッドとブルーの2色。オークやウォルナットのフレームとも相性の良いカラーリングで、インテリアに映えるチェック柄です。


■ 帆布 *綿100%

ダークグリーン
#3821


ライトグレー
#3819


マスタード
#3817

繊維の風合いを柔らかくするビンテージ加工、バイオウォッシュを施し、頑丈でざっくりとした表情ながら優しい手触りと使い込んだ様な凹凸感を持ち合わせています。


■ サガ *ポリエステル76% 綿24%

ブルー
#4163

SAGA(サガ)は、細番手のモール糸を織りまぜた、肌触りの良い細やかな表情の生地。数色の糸を組み合わせることで鮮やかで深みのある色合いに仕上げています。


■ バリ *綿16% レーヨン67% 絹2%

ブラック
#6050


アイボリー
#6055

BALI(バリ)は、シンプルな表情ながら奥行を感じさせる美しい張布。表面にはテフロン防汚撥水加工を施しています。





■ dop “tambourine” *ポリエステル65% コットン35%

両面モールスキンのダブルフェイスによる生地"dop"は使い込むうちに表面の糸が擦り減ることで裏面の色が現れる性質を持ち、時間をかけて変化し永く愛用していただけるようデザインされています。タンバリンは、小さな粒が集まり輪になったタンバリン。フリーハンドで描かれた円に一粒一粒個性を持つ粒が刺繍で表現されています。


グレー
#7679


イエロー
#7677





■ オイルレザー *オイルレザー 皮革

皮革をなめす際に多量のオイルを染み込ませて、よりしなやかに仕上げ、耐久性を増した皮革。使い込むほどに風合いが増し、味わい深くなっていきます。天然の皮革には牛が生きてきた証であるナチュラルマーク(シワ、傷、やけ等)が入っています。これらを個性としてとらえ、経年変化を楽しんでいただきたいという想いから、自然の風合いをそのまま活かした製品に仕上げています。

 

ブラック
#5660


ブルー
#5663


ミディアムブラウン #5662


ライトブラウン
#5665