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あすかや

博多織は、たくさんの経糸(たていと)に、細い糸を数本まとめ合わせた太い緯糸(よこいと)を力強く打ち込んで作られる絹織物で、1976年に国の伝統的工芸品に指定されました。
鎌倉時代に宋渡った聖一国師に同行した博多商人が、現地で習得した織物の技法を、帰国後に独自の意匠を加えて制作したものが博多織の起源と言われています。
江戸時代に幕府への献上品として博多織を用い、その際の柄が後に「献上柄」として、博多織の代表的な柄となります。

博多織はしなやかでありながら丈夫なため、特に着物の「帯」としては国内屈指の評価を集めています。
手織りで一本の帯を制作するには、一本の幅1mmにも満たない糸を10,000本以上も使い、期間にして通常で数か月、なかには半年程度かかるものもあります。
制作にまつわる各工程が分業体制で、どの工程もきわめて精密で繊細な手の仕事によって支えられています。

証紙について

博多織工業組合が定める基準に合格した博多織製品には、必ずいずれかの証紙が貼付してあります。
博多織工業組合ではない織物屋もありますが、その製造元の基準で発行された証紙が貼付してあります。

博多織工業組合の証紙

博多織 証紙

誠之輔の証紙

博多織 誠之輔 証紙

博多織 袋帯

博多織 名古屋帯

博多織 半巾帯