shimomura farm
2011下村農園 23年度産商品ページ

若き生産者が作る、こだわりのミルキークイーン。

炊きたてのみるきぃくいーん

めてもおいしい、モチモチの食感が大人気のお米「ミルキークイーン」。その「ミルキークイーン」を作っている生産者を求め、阿蘇中を走りまわっていたところ、阿蘇市黒川にある「下村農園」と出会いました。
「下村農園」代表の下村委也さんは、なんと若干25才の青年。農家の高齢化が著しく進行する中、なぜ農業に従事したのでしょう?

農家の家に生まれた下村さん。子どもの頃から、遊びがてらに田植えや稲刈りなどを手伝っていました。中学生の頃には、すでに「父の後を継いで農業をやりたい」と決意していたようで、農業高校へ進学。さらに農業について勉強するため、農業大学へ進学します。その後熊本へ帰郷し、すぐに米作りを始めました。

みるきぃくいーんの田植えの様子。バックには阿蘇山が見える。

そうして若き米農家となった下村さん。ただお米を作るのではなく、安全にも心がけています。農薬の使用は田植え時の一回のみに抑え、化学肥料も年々減らしていっているそうです。
もちろん味にもこだわります。この「ミルキークイーン」は、下村さんの田んぼの中でも、阿蘇の湧き水が注ぐ田んぼでのみ栽培。数あるお米の中でも、特別な思いで育てています。

「ミルキークイーン」を作り始めたのはお父さんの代からだそうで、“冷めても美味しいお米がある”との噂を聞いたお父さんが、さっそく種を手に入れ、自分の田んぼで作り始めたのがきっかけ。当初は自分の家で食べるだけの量しか作っていませんでしたが、今では8haある田んぼの2haでミルキークイーンを栽培しているそうです。

  • 苗作りの様子。
  • 田植えの様子。田植機に苗を積み込んでいる。
  • 阿蘇山を間近に望む水田で田植えを行う。