Yoshiyuki Goto
2016五嶋義行さん 28年度産商品ページ

五嶋義行さんが作る、無農薬・無施肥栽培米。

五嶋義行さんが作る、無農薬・無施肥栽培米。

7月19日の稲の様子

五嶋さんは阿蘇市の市議会議員であるため、熊本地震以降はお忙しかったためになかなか連絡が取れず、昨年までのように田植えや除草の写真を撮りにいくことができませんでした。

7月19日にコシヒカリの田んぼへ行くと、まだ稲が小さいながらも田植えは終わっているようです。この田んぼは地震以降、しばらく用水がこなかったために田植えが遅れ、また、水が少ないために雑草がかなり繁殖しそうです。

7月19日の稲の様子。

コシヒカリの田んぼ。

コシヒカリの稲。

コシヒカリの稲刈り

コシヒカリの稲刈りは10月27日に行いました。懸念されていた通り、田植え後の初期に用水が不足していたことからヒエがかなり繁殖してしまいました。当店も経験がありますが、田植え後に水がこないと何回除草してもヒエは取りきれないほど生えてきます。しかしこの辺りの田んぼは地震の影響で作付けができなかったり、稲の栽培を諦め大豆に転作した圃場もかなり多いので、稲を作付けし、収穫できただけでも幸運だったと言えます。

今年は当店も毎年稲刈りをお願いしている笠野真喜さんが五嶋さんの田んぼの稲刈りを行います。お手伝いで宇都宮正志さんの姿もありました。「今年は地震で水が少ない田んぼが多かったけん、どこの田んぼも草が多いばい」と、コンバインの刃にひっかかるヒエを取り除きながら笠野さんがつぶやきます。

ヒノヒカリ、ミルキークイーンの稲刈りはすでに終わったそうで、そちらは水が例年どおり供給されたために雑草は非常に少なかったそうです。

稲刈りする笠野さん

五嶋一拓さんと宇都宮さんがサポート。

右の田んぼは大豆を作付けしている。

分げつが少ない稲。

草が多いため稲刈りは時間がかかる。