浅野屋丁稚塾 番頭への道「その11 袴の話」
卒業式のシーズンですね!
街で、袴姿の女学生さんを見かける季節となりました。
社会への旅立ちに不安と期待を抱いたその姿は、ついつい応援したくなる
ものです。
女性用と男性用では、袴の作り方に違いがあります。
そして、男性用は更に二種類に分かれます。
「あんどん」と言われるタイプと「馬乗り」といわれるタイプです。「あ
んどん」は、スカートのように筒になっているもの・・・
女性用の袴もこのタイプになります。
もう一方の「馬乗り」は、キュロットスカートのようにマチが付いていて
左右に足を一本づつ入れます。本来こちらが、袴のオリジナルなのですが
男物でも、結婚式の披露宴で着る花婿の紋付羽織袴は「あんどん」が多い
ようです。←花婿はあまり動かなくてもいいですし、着付けが楽だからで
しょうか?
「馬乗り」は活動的になります。そうそう、剣道の袴、これは「馬乗り」
式になっていますネ。
ここで気を付けなければならないことは、先程もお話したように、足は
左右1本づつ入れることです。
ごく稀に、見かけます。片方に2本とも入れていらっしゃる方を・・・
と言うことで、「左右の足は1本づつです」
頑張ってください!・・・目指せ 大番頭!!
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