正絹 博多織小袋帯・単四寸帯
端くけの仕方

当店では通常商品の正絹博多織小袋帯・単四寸帯を お買い上げいただきますと、発送時に端くけをしてから お届けするようにしております。
勿論これは当店からのサービスとしてです。

たまに開催する共同購入の場合は特別価格にて お願いする関係上、端くけをお受けする場合には 税込で525円頂戴することになっております。

博多織の半巾帯は端が袋状になっていますから 内側に折り返しておくだけでも良いのですが、 結んだ時にはみ出して出てくる心配もあり、 絎けておいた方が安心です。

それでは、端くけの要領を説明いたします。

お手持ちの小袋帯・四寸単帯で端くけが なされていない場合は、下記の要領で挑戦して みてください。


正絹 本筑博多細帯の端の始末の仕方を解説します。
絎けておくと始末がいいですから、お裁縫の苦手な方も 是非、挑戦してみて下さい。
端の袋状になった部分の内側に貼ってある証紙・シール類はすべて取り除きます。
単から袋状になっている境のところから2cm位を残し、余った部分を切り取ります。
この位の巾で切り取ってください。
帯に残った袋状になった部分を織り込むことになりますがその部分は、出来るだけ細い方が垢が抜けます。

でも、あまりに細すぎると縫いにくくなりますので 、ご用心です。
残った2cmの端1cmを袋の内側に折込み、アイロンで折り目をシッカリ付けます。
折り目を縫い糸で、とじ付けていくわけです。
その時 正絹の手縫い糸の色目の揃う物が無い場合は、先程切り取った輪っか状の端から織ってある横糸を引っ張り出します。

初めのうちは、短く切れた糸になりますが、続いてほぐしていくと、長い糸が取れるようになります。

とじつけには、この糸を使うとわざわざ糸を買いに行かなくて済みます。

但し、この糸は撚りが掛かっていないので、縫い難いのが難点ですがほんの十数センチですから、ガンバってやってみて下さい。



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