もちもち食感♪
雑穀米入り山型食パン

Recipe No.565 レシピ作成:2021.10月
山型の食パンが形よく焼ける新食パン型1.5斤を使って、もっちりした食感がクセになる雑穀米入りの食パンを焼きました。

★浅井商店オリジナル★
形のいい山食のための新食パン型 1.5斤

アルタイト

スチールにアルミメッキしたアルタイト
熱まわりが良く均一に熱が伝わるため、焼けムラなどが起きにくい 。業務用に主に使われているパン型です。

安価なところも魅力 です。使い込めば油がなじんで使いやすくなっていきますが、初めて使うときには空焼きが必要なので、時間のない方や初めての方にはちょっと面倒ということも。

アルタイトスーパーシリコン加工

業務用アルタイト食パン型に、 空焼きの手間を省いて、型離れしやすい スーパーシリコン加工。使いやすい食パン型です。

スーパーシリコン加工
アルタイト材に適した色付シリコンを吹き付け塗装
細かいシリコンの粒子をまんべんにむらなく吹き付ける方法で、材質を傷めずにより一層密着させてシリコンの寿命を長く保ちます。

型の外側にも通常のシリコン加工、焼けによる変色や汚れを抑え、外面もきれいに保ちやすくなっています。

アルタイトフッ素樹脂加工

ワンランク上の最高の手作り食パンを目指す方へ。
最高のフッ素樹脂コーティング剤を使用して丁寧に仕上げた2コートフッ素樹脂加工

シリコン系加工に比べ、 耐久性に優れ、末永くご使用が可能

型離れ抜群、空焼き不要 ですぐに使い始められます。

材料

材料

(新食パン型 1.5斤 1個分)

・最強力粉 175g
・強力粉 175g
・砂糖 18g
・塩 7g
・ドライイースト 4g
・無塩バター 18g
・水 180g
・雑穀米(十五穀米) 50g

■難易度:★★
■所要時間:220分

下準備

[型]
・初めて使う型は空焼きする。【目安 : 170~180℃で20~30分、離型油かショートニングを塗って200~220℃で15~20分】
※フッ素樹脂加工、スーパーシリコン加工の場合は空焼き不要

・型に油脂(分量外)を塗る。

[材料その他]
・暑い季節以外は水を30~35℃に温める。
・バターを室温に戻す。
・焼成前にオーブンを190℃に予熱する。

Cooking

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【生地作り】1

■雑穀と1カップの水を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱め、水気がなくなるまで約12~15分程煮る。

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2

■煮た雑穀米をざるにあけ、常温に冷ましながら水気を切る。

生地作りは、BOSCHコンパクトキッチンマシンを使用しました

※レシピで使用しているBOSCHコンパクトキッチンマシンは旧タイプで、現行のものと本体デザイン、ボウルの素材が異なります。

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3

■ミキシングボウルにバター以外の材料を入れる。※冷ました雑穀米も一緒に加える。

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4

■こねフックを取り付け、スピード「2」を選択し、生地がひとまとまりになり表面がなめらかになるまで約6分捏ねる。

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5

■バターを生地に加えたら、スピード「2」でさらに約5分捏ねる。

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6

■生地が薄くのびるかどうか確認し、指が透ける程度にのびれば捏ね終わり。破れるようであれば時間を追加して捏ねる。

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7

■生地をきれいに丸め、油を薄く塗ったボールに生地を入れ、ラップをする。

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【一次発酵】8

■30℃で約60~70分、約2.5倍の大きさになるまで発酵させる。

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【パンチ】9

■打ち粉をした台にゴムベラで生地を取り出し、生地の中心から外側に向かって手のひらで押してガスを抜く。

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10

■生地の左右を1/3ずつ中心に向かって折り、合わせ目をしっかり押さえてガスを抜く。

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11

■生地の上下も1/3ずつ中心に向かって折り、合わせ目を下にしてボールに戻し、ラップをする。

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【一次発酵続き】12

■30℃で約30~35分、パンチ後より1.5~2倍程度に膨らむまで発酵させる。

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【分割・ベンチタイム】13

■打ち粉をした台に生地を取り出し、ドレッジで3等分する。

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14

■生地のきれいな面を上にし、両手のひらで生地を手前に引き寄せ、向きを変えながら表面が張るように丸く整える。

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15

■生地をパンマットの上に置き、固く絞った濡れぶきんをかけて約20分休ませる。

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【成形】16

■とじ目を上にしてガスをしっかり抜きながらめん棒をかけ、直径20~22cm程度になるようにのばす。

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17

■生地の上下を1/3ずつ中心で少し重なるように折り、合わせ目を押さえて全体の厚みを平らに整える。

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18

■生地の向きを90℃変え、奥側から手前に向かって、軽く締めながらくるくると巻く。

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19

■残りの生地も同様に成形し、油脂を塗った型にとじ目を下にして入れる。

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【二次発酵】20

■35℃で約50分、生地が型の8分目程度に膨らむまで発酵させる。

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【焼成】21

■180~190℃のオーブンで約30分焼く。
 型から外してケーキクーラーの上で冷ます。

レシピ担当栗原より

おいしく作るポイントをアドバイス

浅井商店レシピ担当:栗原佳子

家族や友人を笑顔にしてくれるお菓子作りが大好きです。大手料理レシピサイトにも レシピを投稿しており応援してくださるフォロワーさんも多く、励みになっています。

浅井商店では、型や道具の特徴を活かした、簡単でわかりやすいレシピ作りを心掛けております。 浅井商店のレシピが、皆様の楽しく美味しいお菓子作りの参考になればとても嬉しいです!

【ピッタリ♪ポイント】

形の良い山型の食パンが焼ける新食パン型は、1斤、1.5斤、2斤のサイズ展開があり、お好みのサイズから選べます。
今回はお店などでよく見かけるサイズに近い、1.5斤型を使用しました。
食べ盛りのお子さんがいるご家庭でも、たっぷり食べられる便利なサイズです。

お手軽な価格のアルタイト製と、空焼き不要で衛生的に洗って保管できるスーパーシリコン型、最高級仕様のフッ素加工の3種の型があります。

使い込むほどに油がなじんで使いやすくなる熱伝導率のよいアルタイト製、空焼き不要でお手入れが簡単なスーパーシリコン加工、フッ素樹脂加工の3種の型からお選びいただけます。

【レシピのポイント】

雑穀米を生地に練りこんで焼き上げた、もちもちの食感がクセになる食パンです。
特に焼きたてのしっとりもっちりした美味しさは、何もつけずにそのままいくらでも食べられてしまうほど。
煮あげた雑穀米を加えることでパン生地の水分量が多くなるため、そのやわらかさや美味しさが長持ちすることが特徴です。
和食にも合う味わいなので、ごはんがわりに召し上がってもいいですね。

【アレンジ、成功アドバイス】

1.5斤と生地量が多く、また、雑穀米を最初から生地に加えて捏ねるため、大変ベタつきやすい生地になります。
手ごねでは捏ねにくいため、BOSCHキッチンマシンや、その他ホームベーカリーやニーダーでの機械捏ねをおすすめします。
通常のパンより長めにしっかり捏ねて下さい。

今回のレシピでは、強力粉の半分の量に最強力粉を使用しました。
全て強力粉で作る場合は、水分量を少し減らして調整して下さい。

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このレシピで使用した材料、道具

形のいい山食のための新食パン型 1斤 1.5斤 2斤