Recipe No.280 タルトタタン





◆材料・分量・・・ステンレストルテ型 18cm 1台分
■タルト生地
  薄力粉 80g
  ひとつまみ
  無塩バター 45g
  卵黄 6g
  10g
■フィリング
  グラニュー糖 150g
  大1
  無塩バター 50g
  りんご(正味) 800g

◆このレシピで使用した型
ステンレストルテ型 18cm
ステンレストルテ型 18cm
錆に強く、永く衛生的にご使用頂けるステンレス製品です。






[型]
・型に油脂(分量外)を塗る。

[材料その他]
・薄力粉、塩を合わせてふるい、冷蔵庫で冷やす。
・バターを1cm角に切り、冷蔵庫で冷やす。
・焼成前にオーブンを220℃に予熱する。



タルト生地作り
ボールに入れて冷やした薄力粉と塩の上に、角切りにしたバター入れ、バターが細かくなるまでパイブレンダーで切り込む。
粉とバターを手のひらですくって、体温で溶けないように手早く両手ですり合わせ、黄色っぽい砂のような状態にする。
卵黄と水を合わせて溶き混ぜ、の全体に散らすように加えて、ゴムベラかドレッジで切るように混ぜる。
ひとまとまりになればラップの上に取り出して包み、冷蔵庫で半日程寝かせる。
生地をめん棒で直径18cmの円にのばす。冷蔵庫で使用するまで冷やしておく。



フィリング作り
大きめの鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。
グラニュー糖が溶け、全体が濃い茶色に色付いたところで火を止めてバターを加え溶かす。
(はねるので注意)
四つ割りにして芯を除いたりんごをの鍋に入れて中火にかける。
時々りんごの向きをかえながら、りんごがやわらかくなるまで20〜30分煮る。
(形を崩さないように注意)
形のきれいなりんごから、丸い部分を下にして並べ、全て型に詰める。煮汁も底や周囲に行きわたるように一緒に型に入れる。
(煮汁の量が多いようなら、鍋で煮つめて濃度をつけるとよい)
の生地にフォークかピケローラーなどで空気穴をまんべんなくあけ、のりんごの上にかぶせる。



焼成    
220℃のオーブンで30〜40分焼く。型に入れたまま粗熱をとり、冷蔵庫で一晩休ませる。
型の周囲を湯であたためたら皿をかぶせてひっくり返し、型からはずして完成。
好みで泡立てた生クリーム(分量外)を添える。
 
 



担当者コメント【栗原】

キャラメルのコクと甘酸っぱいりんごの組み合わせが、なんともいえな美味しさのお菓子、タルトタタンです。
タタン姉妹のエピソードでも知られるフランス生まれのお菓子ですが、日本でも大変親しまれ、作り手によってレシピも様々です。
使用するりんごによっても出来上がりの表情が変わるので、シンプルなようで、作ってみるととても奥深い魅力のあるお菓子でもあります。
いろいろなりんごやレシピで作り比べて、お気に入りを探してみるのもきっと楽しいですね♪

の工程では、焦がし過ぎると苦くなってしまい、逆に足りないと色が薄くなってしまうので注意して下さい。
火を止めた後も、余熱で少し火が入ることを考慮すると焦がし過ぎを防げます。
また、型にりんごを入れすぎると、焼いている途中で果汁があふれてしまうので、型いっぱいにはりんごを入れないようにして下さい。

りんごの品種は紅玉を使用しました。正味800gは、200g程度の小さめのもので5個分です。



あると便利な道具

パイブレンダー レシピ中で使用。粉にバターを手早く細かく切り混ぜるときにとっても便利です。
18-0ステンレス深型ボール 材料を混ぜたり、メレンゲ作り、生クリームの泡立て作業などに便利な深型ボールです。
ドレッジ パン生地分割、お菓子の表面均し、材料のすくい集めなどに便利。
ウィズシリコンゴムベラ 大 耐熱204℃と熱に強いシリコンゴムべラ。一体型なので、洗いやすくお手入れも簡単!
めん棒 基本的な木製めん棒やパン作りに便利なガス抜きめん棒など、多種取り揃えています。
PCエアーローラー パイ生地等を焼く前にエアーローラーで空気穴を開けてふくらみを抑えます。
ケーキクーラー 網目の細かいものや、角型、manymanymakeなど豊富な種類です。
   


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