A.まず原料となる岩手県内で生産しているお米ですが、こちらは岩手県による新米検査結果でも、全エリアにて放射性物質は検出されておりません。
県産米の放射性物質調査(本調査)の結果、並びに県産米の放射性物質調査の完了について
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そして、あさ開が独自に行っております、仕込水の検査でも一切検出されておりません。
放射性物質検査結果書
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また、日本酒はお米を精米して製造されますが、独立行政法人酒類総合研究所の研究結果として、仮に精米歩合70%で醸造された日本酒の場合、お酒の中に残留する放射性物質は元のお米の数値の5%まで減少いたします。
酒類製造におけるセシウムの挙動に関する研究結果について
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仮に国の暫定基準値最大限のの500ベクレルのお米を使用したとしても、
お酒になった場合は25ベクレルとなりますので、
岩手県の未検出のお米を使用した場合には「お酒≒0」とお考えいただいて結構です。
当店でも上記のような検査などを重ねて、安全を確信した後でご案内差し上げておりますが、昨今の情勢を鑑みるに、ご不安も無理からぬ事かと存じます。
私どもも心血を注いで醸したお酒を、ご不安を抱かれたまま賞味いただくのは本意ではございません。
今も原発の事故自体による様々な問題には、私たち東北の生産者に「過失」があるとは思っていません。
しかし、事故後には生産者としての「責任」は、逃れようもなく存在します。
ですから私たちは、これからも「自分は被害者だ」なんて思わずに、
(^o^)丿「美ん味ぇ酒っこだよ、まんず飲んでけで!」
そう胸を張って皆さんに自信を持って言い続けられるように、果たすべき役目に手を抜かずにお酒造りを続けてまいります。
もし他にもご不安な点がございましたら、どうぞ近所の酒屋と思って、店長田中まで、お気兼ねなくご遠慮なくお申し付けくださいませ。
最後にお礼となりますが、震災後より全国から差しのべられた支援へのご恩を、私たちは一生忘れません。
今後とも岩手の地酒をよろしくお願いいたします。
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