A JOURNAL エージャーナル

かばんと財布の店アリスタが贈る 暮らしのメディア

vol.02 Feb 2019

"時間が教えてくれたこと"

- アリスタのコラム -

「甦る青春の思い出。ある鞄のお話」

土埃が舞う中、声援に沸くグラウンドを必死に駆け抜ける選手。「セーフ」の審判の声・拍手・歓声がグラウンドに響き渡る・・・・
野球少年が初めて手にするグローブ(グラブ)は「選手の手の代わり」となるもので、自分の体のように大切なものです。大人になった野球少年たちは心のどこかにグローブと共に様々な思い出をしまっているのかも知れません・・・
アリスタの取引先に、グラブメーカーであり、バッグメーカーでもある「トライオン株式会社」があります。TRION(トライオン)が作り続けるバッグの中に、グラブを作った後の端材を、デザインとして再生させスタートしたバッグがあります。
パネルレザーバッグと呼ばれるその鞄が生まれた経緯と思いを知り、ちょっと“男のロマン”を感じて今回コラムにしてみました。
“設立50周年”を迎えたTRIONのパネルレザーバッグシリーズのお話です。

「職人の技術で生まれたパネルレザーバッグ」

トライオンは自社工場で野球グラブ等を作るトップファクトリーのひとつです。その一環でバッグの製造を始めましたが、全ての工程が職人の手で一つ一つ丁寧に仕上げられます。巧みな技術を鞄にも生かし、日々技術を進化させ続けているTRION。
グラブには上質な革を使用しているだけに、端材は破棄せず利用する方法がないものかと、考えた末に生まれたアイデアが、パネルにした革を1枚1枚接ぎ合わせるという、熟練技が要求される技術でした。しなやかで丈夫なグラブレザーから生み出されたパーツはどれも美しく、物作りの丁寧さが見て取れます。
それぞれの革の表情が微妙に違い、趣のあるバッグに仕上がったパネルレザーバッグは、少年時代に出会ったグローブと同じ匂いのバッグになり、懐かしさと共に今、形を変え日常のパートナーとして蘇りました。

「エイジングを楽しむ時間」

革製品は「エイジング」や「経年変化」が良いんだよ!と言われます。使い込んで相棒さながらの存在になった革鞄のお手入れも楽しみの一つになったら占めたもの。
過度な加工をしていないグラブレザーは、革本来の質感や、深みの出る自然なエイジングが楽しめます。使うほどに手に馴染むグラブ同様に、長くそばに置いておきたい特別なパートナーになっていくことでしょう。
気持ちも新たなシーズンの始まりは、新しいモデルに切り替えるタイミングですね。今後出会うバッグも、素敵に年を取って欲しいと願うのがアリスタの想いです。

コンパクトな二つ折り財布。外側背面には、小さなコインポケットがあり、カード2枚と最低限のお札、小銭が収納可能。キャッシュレスの流れに乗るスマートなお財布です。
BP805 / 7,560円

トライオンの「原点モデル」として、元祖パッチワークトートが復刻。なんでもザクザク入れてラフに使えるアイテムです。グローブの革の匂いに懐かしさを感じるのではないでしょうか。
DPC250 / 16,200円

TRIONの商品一覧へ

- pick up -

気持ち新たに春バッグ

卒入学用のオケージョンスーツの売り場が華やぐセレモニーシーズンが訪れます。そんな時に悩むのが合わせるバッグ。カジュアル過ぎず、フォーマル過ぎず、程よく上品で日常にも使える物になかなか出会えません。春にはオールマイティーに使える機能的なバッグが欲しくなりますね。今回おすすめのバッグは、ポケットが多く整理できるのがポイント。シンプルで洗練された綺麗めデザインはお仕事だけでなく、学校行事などにも使え、気持ちも新たな春のスーツ姿を凛と見せてくれます。
バッグ #1334625 / 17,280円

春色で気分を上げて。

季節の変わり目はちょっとワクワク。春は新しい物がいろいろ欲しくなり、気持ち新たに新シーズンを迎えたくなりますね。春におすすめの明るく元気になるラッキーカラーはピンクとオレンジ。ピンクは優しさ・配慮・幸福感。オレンジは向上心・自立・社交的など、ポジティブワードばかりです。そんなカラーにピッタリなのが、イタリア牛革を使用しゴールドのスタッズが華やかで美しいアリスタオリジナルのお財布。バッグの中に、お気に入りの春色カラーのお財布が入っていたら、ちょっと楽しくなりますね。
財布 #0048915 / 10,584円

「おやつですよ」

苺のロールケーキ 28×24cm
エージャーナルNo.039
■材料
卵…3個
薄力粉…65g
グラニュー糖…80g
無塩バター…15g
牛乳…20cc
生クリーム(47%)…200cc
グラニュー糖…20g

■作り方
①全卵にグラニュー糖を入れ湯煎にかけて人肌まで温める。
②湯煎から外して電動ミキサーで白っぽくもったりするまで泡立てる。バターと牛乳を合わせて湯煎にかけておく
③ふるった薄力粉を加える。
④バターと牛乳を加えてしっかり合わせる。
⑤180度に予熱しておいたオーブンで10分焼く。
焼成後、完全に冷めないうちにビニール袋をかぶせて生地をしっとりさせる。生クリームにグラニュー糖を加えて泡立て、冷めた生地に塗り苺を並べてくるっと巻く。

「コバリラボストーリー」

年始に母屋で初売りを行いました。古民家の運営について何度も話し合い、方向性が見えてきた母屋での初イベントです。昨年末それに向け母屋の改装がスタート。夏、台風で倒れた樹齢100年近い巨木を処理(クレーン車を使った大掛かりな作業でした)、縁側を磨きオイルを塗り、何十年も放置された障子を洗い、スタッフ皆で障子貼りをしました。少しずつ出来上がる母屋を見るたびにワクワク。期待と不安が入り混じる初売りでしたが、おかげさまで、たくさんのお客様がご来店くださいました。初売りが終わり、縁側に腰掛けて皆で食べるおやつ。楽しい企てはこれからますます出て来ることでしょう。
どうぞごひいきに!