A JOURNAL エージャーナル

かばんと財布の店アリスタが贈る 暮らしのメディア

vol.01 Dec 2018

"贅沢とは違う豊かな暮らし"

- アリスタのコラム -

「贅沢とは違う豊かな暮らし」

仕事終わり、あたりはすっかり暗くなり外気が冷たくなり始めたある夜、星があまりにも綺麗だったので見上げていました。オフィスの周りに明かりがないので、星がきれいに見えるんだな~(都会は星の数は同じだけあるはずなのに、明るすぎてほとんど見えないですものね。)
そう感じながら、肩に掛けたたカシミヤのストールを巻き直し、アリスタがここに移転して良かったなと改めて思っています。
都会から少し離れたこの小針領家の地を気に入り、ここでしかできない事を営(いとな)んでゆきたいと移転した私たち。暮らしの質が変わったというか、事や物に対するこだわりが変わってきたというか、派手やかな贅沢ではない豊かさとでも言いますか・・・
自然にできるだけ配慮し、人が手掛け、思いや気持ちの込められたエネルギーのある物を少しずつ扱っていくことにしました。もちろんスタッフが吟味し納得したものを。

「大人の普段着としてのカシミヤ」

今年アリスタは少し背伸びをして豊かな暮らしの一部としてカシミヤを扱ってみることにしました。鞄と財布とは違うアイテムです。
カシミヤが高級素材であり、暖かく、柔らかく、着心地の良い素材であることをご存知の方もいらっしゃいますが、本当に軽くて暖かい!そこで、大人の普段着としてカシミヤのある日常を提案させていただこうと思います。

初回は手軽にカシミヤをお試しいただける、ニットのベレー帽と大判のストール。
羊毛(一般にウール・毛と言われるもの)だとチクチクが気になることがありますが、今回セレクトしたカシミヤはあなたをしなやかに優しく包み込みます。

「良い素材を日々の生活に取り入れ、心豊かな時間を。」

ベレー帽は装飾品で機能はあまり関係ないように思いますが、もとはスペインのバスク地方が発祥。ピレネー山脈の寒い地方でナポレオン3世が広めたといわれ、防寒の役目がありました。ニットなのでバッグに入れる時も小さく折りたため持ち運びに便利です。
ストールは肌寒い時はまとうように肩掛けに、アウターを着用するようになったらグルグルと首に巻き付けると防寒はもちろんアクセントになります。オフィスや、出掛け先ではひざ掛けとしても使える汎用性があるストールです。
どちらもカシミヤ本来のナチュラルな素材の色を生かしています。(※ベレー帽のブラックのみ染糸)近い将来はカシミヤのウエアーもご提案したいと考えています。

良い素材を日々の生活に取り入れ、心豊かな時間をお過ごしいただけること。それが私たちの願うところです。物に溢れすぎた生活に少し疲れ、自然のある暮らしをしたいと、シンプルな田舎暮らしがクローズアップされたりしていますが、なんだか気持ちがわかりますね。
ベレー帽 / 9,720円 ストール / 23,760円

- pick up -

ミニマムがいい

美味しいコーヒー専門店が増え、自分時間を過ごしている素敵な女性を見かけることが多くなりました。そんな時そばには決まって小粋なミニバッグが置いてあります。中に入れるのはスマホ・財布・鍵などのちょっとした小物にお気に入りの本。気軽にちょこっと持っていけるバッグは小さいに限ります。そうなるとお財布もコンパクトにしたいところ。コンパクトな物って驚くほど機能的で使いやすかったりします。アクセサリー感覚で様々なスタイリングに取り入れられるこのバッグとお財布。この秋冬は、ミニマムな物が新鮮ですね。
財布 #0036120 / 10,260円 バッグ #1030300 / 14,040円

薄くコンパクトになったメンズのビジネスバック

メンズのビジネスバッグがシェイプアップしてきているのを感じませんか?ビジネスのスタイルがペーパーレスになってきて書類が姿を消しつつある時代。それに伴って、メンズのビジネス用バッグが薄くコンパクトになりました。TRIONの薄マチバックパックはそんなビジネスマンのニーズに合わせ、スタイリッシュでシャープになったモデルは機能美に溢れています。表面に独特な細かい型押し加工を施したサフィアーノレザー。ラグジュアリーで傷や汚れがつきにくく、撥水性も高い人気のレザーです。
ビジネスリュック #SS229 / 29,160円

果物がおいしい季節。簡単パイを作ってみましょう。

柿と林檎のパイ 15×28cm
エージャーナルNo.019
■フィリング
柿 2個
リンゴ 1/2個
キビ糖 30g
レモン汁 少々
■パイ生地
強力粉 90g
薄力粉 90g
有塩バター 150g
冷水 75g
①柿とリンゴを細かくカットしてキビ糖をまぶし30分ほど置いて水分を出す。
②火にかけて汁けが出て全体が柔らかくなるまで煮て冷ます。
③サイコロ状にカットしたバターを粉と合わせてポロポロ状にする。
④冷水を加え練らないようにまとめる。
⑤冷蔵庫で1時間寝かせる。
⑥3折を6回繰り返し冷蔵庫で1時間寝かせる。
⑦2等分して麺棒で伸ばしフィリングを包む。
⑧溶き卵を塗って200度で30分焼く。

コバリラボのこと

今年の6月、浦和のオフィスを桶川市小針領家というところに移転しました。築100年近くにもなる古民家のあるこの場所を、私たちはコバリラボと名づけ、敷地内の倉庫をリノベーションし、そこで営業をスタートしました。緑の匂い・風の音・おいしい・笑い声!がギュッと詰まった、のどかなところです。ここでは本来、人が大切にするべき「コト」や「モノ」がより明確になってくる気がします。
無理せず、心地良い場所に変化して行く様を、今後お伝えしていこうと思います。お楽しみに!SNSやショップのトップページから近況ご覧いただけます。