シュトレンってご存知ですか?

  • 元パティシエのアリスタの店長。シュトレン作りの講師のお話が舞い込んできました。

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- シュトレン -

アリスタのある桶川市の公民館のクリスマス企画として、ジャズコンサート・キッシュ作り・ブッシュドノエル作り、などが開催されましたが、嬉しいことに我がショップの店長にシュトレン作りの講師のお話が舞い込んできました。

シュトレンはドイツで生まれたクリスマスシーズンに食べるお菓子パンです。

洋酒に漬け込んだフルーツ・ナッツ・オレンジピール・スパイスなどのフィリングを練り込み、マジパンを中に入れ焼き上げます。焼き上がったら、バターでコーティングしその上から粉糖をふりかけ、2週間ほど熟成させます。

白い粉糖に包まれたシュトレンは幼子イエス様を純白の産着で包んでいる様だと言い伝えられていますが、発祥は1300年代初頭に生まれた歴史あるお菓子パンです。

実は元パティシエの店長。毎年いくつものシュトレンを作っていますが、講師をするのは今回が初めて。私もフードコーディネーターの資格を取ったので、主催側の段取りを実践できる良い機会。店長のアシスタントをさせていただきました。

前日に準備した材料を運び入れ、数日前に段取りをシミュレーションまでした今回の講習会。

打ち合わせと確認作業を朝の光が差し込む改築したばかりのピカピカの調理室で行い、講習が始まりました。

生徒さんは16名。パティシエをしてらした店長ですから、お菓子作りはお手の物。
私たちのおやつが、店長の焼き菓子の時もあって幸せな私たち。

店長のシュトレン・・・本当においしいんです!


シュトレンをご存知の方もいらっしゃると思いますが、クリスマスに食べるドイツのお菓子。最近いろいろなシュトレンを見かけるようになりましたが、店長は30年前から焼いていたそうです。

シュトレンはケーキではなくパン。使う小麦粉は強力粉ですし、発酵もさせます。
しかも店長のシュトレンの中に入れるフィリングは半年以上前から仕込みます。
手間暇かけているからこそ、おいしいシュトレンになるのですね。

皆さん楽しんで一日をお過ごしいただいたようです。

作ってから1~2週間寝かせてからクリスマスまで少しずつスライスして、コーヒーやワインと一緒に楽しむシュトレン。
「1週間は食べずに寝かせてから召し上がってくださいね」とお伝えしていたも関わらず・・・どうもすぐに召し上がってしまった生徒さんもいらしたとか。
寝かした方がフィリングの味がしみ込んで味わい深くなるんですけどね(笑)。おいしいには違いないということで・・・


コバリラボでも「店長のシュトレン」が提供できることを夢みています。

【追記】
店長のシュトレンを期間限定で販売します!↓↓

LIERREのシュトレン

ドイツの伝統的なクリスマス菓子。洋酒とスパイスの効いた大人のお菓子です。
1,944円(税込)

商品ページはこちら

文:カオル