☆ベイビールアウについて☆

今日はベイビールアウのお話です。「ルアウ」とは「祝宴」のことです。日本の一升餅のように、ハワイでも1歳の誕生日をお祝いするようですがそれが「ベイビールアウ」。そもそもなぜ1歳をお祝するかと言うと…古代では赤ちゃんが1歳まで生きられない場合もあり、1歳の誕生日は人間の人生にとって大きな一区切りとされていました。オハナ(家族)に生まれた大切な子供が人生最初の区切りを迎えたことを神に感謝し、すべてのオハナと祝うという習慣があり、現代ハワイでもベイビールアウの習慣として残っています。さて、そんな「ベイビールアウ」は単純な「赤ちゃんの誕生日」とは規模もイメージもほど遠く、数百人の招待客を招いて行われることもあるそうです。会場は自宅の庭やビーチパーク、ホテルの大宴会場やレストランを貸切。親戚・友人・職場や学校の知人に加え、近所の人たちも招待するようです。結婚式のようで、それ以上の規模もあるそうです。ハワイの人々は子供の頃からその習慣に慣れ親しんで育つため、「自分が親になった時には、子供に盛大なベイビールアウをしてあげたい」と思うのです。また、特にオハナの伝統が強く残っているため、歴史の長い家系であればあるほど親類縁者の数は膨大になっていくのです。赤ちゃんが生まれた時から準備する家庭もあるようで、当の本人は理解していなくとも、家族がどれほど子供の成長を喜び、共有し祝うのか、伝わってきますね。身近すぎて忘れがちですが、私も両親の愛情には感謝の日々です。1歳になってお餅を背負い、ほっぺを真っ赤にした自分の写真はブサイクすぎて忘れられません!!!!(笑)1人の赤ちゃんを祝うことで、家族全員の絆が深まる気がしますね。さて、昨日テレビで見た情報なのでご存知の方もいるかと思いますが、恋人や大切な人との絆の深め方(??)。・視覚・味覚情報の共有・ポジティブな思い出の共有・「初めて」の共有、この3つだそうです。つまり、秋になって初物のカツオをふたりで食べる、そんな感じです(笑)でもかなり納得してしまいました。確かに美味しいもの・きれいなもの・初めて一緒に行った場所…こういうのって深く思い出になりますよね。Me ke aloha!


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