VOL.343
 尾上レポート!アルミフットペダルの性能を実感!
皆さんこんばんは。今回のメルマガは新発売されたMT車用アルミフットペダル「ググっとくん」をテストした尾上茂のフィーリングレポートをお送りいたします!
ググっとくんは、レッドアルマイト・ブルーアルマイト・アルミ素材色の3カラーをラインナップ!アルミ素材色には、既にH&Tアクセルペダルをご使用いただいているかたのためにブレーキ&クラッチペダルのセットも販売中です!
ブレーキペダル変更で驚きのスポーテイータッチ・・・!
尾上 茂

スズキジムニーJB23(現在販売されているジムニー)のAPIO製サスペンションの開発テストに行った。
会社を出て1kmも行かないうちに交差点の赤信号に遭遇、軽くブレーキペダルを踏んだ、「おや〜ッ、いやに良く効くブレーキだな〜。」
クルマの外観は純正そのまんま、足回りだけが変更されているだけのはず!純正ブレーキでこんなにスポーテーに気持ちよく効く訳が無い。もしかしてスリット入りのスポーツロータースペシャルブレーキパッドが装着されているのか?と疑問が湧いた。

しばらく走りながらチェックしてみるが、ヤッパリ良いフィーリングだ。
途中で下車しフロントブレーキをホイールの隙間から確認。5本スポークのワイルドボアー・Xは細身スポークでブレーキ関係の機能が表から良く見える。ローターにスリットは無い、どう見ても純正ローターそのまんまだ。

「何だろうこのフィーリングは・・・?」

とにかくクルマに乗り込んだ。その時何気なく足元に目がいった・・!

「あれ〜ブレーキとクラッチのペタルが白く光っている!」

そこには白いアルミのペダルがあった。滑り止めのバーリング加工された小さな丸穴が5個、ペタル本体に4本のテーパーボルトとナットでしっかり固定されている。

これがそのペタル。私の靴はごく一般的な靴だ!ズボンがちょっとオシャレじゃなかったな〜。

そう言えば先日、社長から「アルミ製ペダルを作ろうと思うのだが」の話があった。
わたしの過去のフィーリングでは時々お客様の車にアルミ等の金属ペタルが装着されていたが、どれも形ばかりで実際のフィーリングはひどいものであった。そんな経験から「俺は後付けアルミペタルなんか嫌いだ!」
と発言していた。そんな訳でボツ!になっていた。だが実際に試作が完成し今回私がサスペンションテストに乗ったくジムニーに既に装着されていたのだ!

多分、知らん顔して私のテストするジムニーにわざと装着したのではないか・・?と疑惑が?

東名高速御殿場インターを降りて、乙女峠方面へ、途中国道401の長尾峠方面へ、ここはローリング族で有名なコーナー連続道だ。
サスペンションの試乗走行に行ったのだが、そっちよりどうしてかブレーキフィーリングの方が気になって気になってしょうがない! 

どうしてペタルでこんなにフィーリングが変るのか・・?
純正ペタルにはメーカーや車種を問わず、殆んどのクルマのペタルには滑り止めにゴムのパッドが装着されている。しかしそれは数ミリ厚のゴムであるため、ブレーキを踏んでもゴムのクッションで力がダイレクトに伝わらない。要するに足の力がブレーキに伝わるまでにゴムのクッションでタイムラグが生じるわけだ!結果効きが遅れるものと思う。

ところが、そのゴムを取り外し5個穴のバーリング滑り止め加工を施し計算されたアールを付けたペタルでは踏んだ力がダイレクトにブレーキがかかるわけだ。その為実にシャープにスポーテーにブレーキが利くのではないだろうか?と察する。

テストを終え帰社。ニコニコして帰社した私を出迎えてくれた店長に、「このブレーキペダルは最高だ!早速製品にしよう・・・」と伝えたところ、「そうでしょ・・ッ 私もそう思ったんです」であった。

靴底に引っ掛からず適度に靴底フィーリングが楽しめる!久しぶりの感動物であった。

何事も既成概念を捨てなくてはいけない・・と大反省している私です・・・。

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