VOL.331
 尾上レポート!JB23で新しくなったROADWINエンジンオイルをテスト!
皆さんこんばんは。お待たせいたしました!今回のメルマガはリニューアル発売された「ROADWINエンジンオイル」をJB23でテストした尾上茂のフィーリングレポートをお送りいたします!
NEW ROADWINエンジンオイルで走りが変る!ジムニーJB23の走り。
2008.12.02 尾上 茂

アピオより先月NEW ROADWIN エンジンオイルが新発売され、先にジムニーJA11による走行フィーリングは報告した。勿論好結果が出ているのだが今回は最新のJB23による走行フィールをお伝えしたい。
今回のテスト車は写真のラリー仕様のデザインが施されたアピオコンプリートカーTSR。

前回JA11のテストでは、東名高速厚木ICより御殿場IC→箱根乙女峠→小田原-厚木道路だったが紅葉狩と温泉客で道路が大渋滞。今回はその渋滞を避けるべくコースを変更、東名高速は一緒だが、御殿場より長尾峠→仙石原→乙女峠そして東名御殿場IC→厚木IC→相模川河川敷→アピオとなった。要するに箱根芦ノ湖の手前ワインデイングコースをグルッと一回りしてきたのだ。スズキ純正オイルとROADWINオイルの2タイプで2往復、294km走破、最後はすっかり暗くなってしまった。

最初にスズキ純正オイルを充填。勿論フィルターも新品に交換。まずは東名高速100km/hで巡航。JB23は流石30年近く前に基本設計されたJA11とは正直フィーリングが全く違う。一番違うと感じるのはハンドリング。パワステの装着されたJA11であったが、松田ICを過ぎたころからは山岳部に入り、高速道としてはきつい300Rコーナーの連続となる。 JB23では軽くハンドルを切れば気持ちよくコーナーを抜けていくが、JA11ではハンドルが一回りも大きいのと、アンダーが強いためどうしてもコーナーリングが遅くなってしまう。結果コーナー外側に出てしまう傾向、慣れれば早めにハンドルを回すからどうって事は無いのだが、JB23と比べ一番差を感じるところだろう。

そして今回のJB23、いつも私がパワーチェックをする東名高速道の都夫良野トンネル手前の上り坂、一定の進入速度で、あらかじめ決めた目標位置で速度を読み、純正オイルでのその時の速度をメモる。そして2番目は足柄サービスエリア手前の複線の合流地点から、足柄サービスエリア手前のバス停での速度の差で判断する。まぁ660ccの軽自動車だからいくら出たってたかが知れているが!今までは速度をハッキリ正直に書いていたのだが時々「とんでもない」と叱られる。で今回はその速度差で表現する事にした。

ROADWINオイルに交換し、1回目のフィーリングを忘れないうちにウォーミングアップしたJB23をスタートさせた。走り出して直ぐに「何か吹き上がりが早い!」と感じる。エンジンが軽く廻る気が!まぁ錯覚って事もあるから東名高速を100km/h巡航で軽く流す。まずは都夫良野トンネル手前の登り坂でチェック、斜度は3.7%勾配、酒匂川に掛かるコーナーの橋でアクセルを全開、目安の場所で速度を確認、1回目よりも嬉しい4km/hアップ。だが後方から接近するBMWにはスーッと追い越された。軽く追い越して行くBMW、この後はコーナーが多くなりBMWもスピードを落とした。あとはピッタリマーク。

次のチェックポイント、足柄SA手前の登り坂、ここも一番急な勾配は3.7%ある。
合流地点からアクセル全開、ここからがきつい登りになる。この登り第1目標地点で、何と5kmものアップ、そのままアクセル全開でバス停前を通過、4kmアップで通過、何とこの地点で前を行くBMWを追い抜いた!やったぜ〜!まぁ、この程度の事で喜んでちゃいけないが・・・!まさかジムニーに煽られるとは思わなかっただろう。「うふふふふッ・・・。」

「たかが4kmアップだけ?」と思うだろうが、一般に出回っている、「馬力がアップする」と詠われているマフラーを装着しても、この登り坂で4kmアップはなかなか出ない数値なんだ!正直ビックリの数値!

途中で燃料警告灯が点灯した。足柄SAのENEOSで満タン補給。御殿場ICで降り箱根に向かう、途中県道に入りローリング族で有名な長尾峠方面へ、連続するコーナーが頂上トンネルまで続く。(ローリング族で有名な長尾峠トンネルあたりでの看板に笑ってしまう。)このキツイ峠道、前回の純正よりROADWINオイルの方が遥かに軽くピューッピューッってターボが効く感じでエンジンが軽く廻る。
けっこう真剣に走った。交通量が非常に少ない道だが、気合を入れて攻めていると前車に3回も追いついた。すると車がラリー仕様のちょっと派手なカラーリングだからか?皆さん即避けて譲ってくれた。「ありがとう・・・!」
しかし良く走る。もしかして足柄SAでガソリンを間違えてハイオクでも入れたかな?と思い伝票を確認すると、間違い無くレギュラーだ。

帰社後、前回この車を使用した社長に「最後に何処でガソリンいれました?」と聞くと「えーとッ・・・そうだ長野ラリー参加した時高速道のスタンドで入れた」であった。時々激安スタンドなんかで入れるとおかしなガソリンを入れられる事がよくあるが、高速道でならまず間違いはないだろう。と言う事はROADWINオイルが良かったからだろう。と確信。とにかく今回の試走で高速道より一般道、それも箱根の峠道での印象が一番強烈だった事をお伝えしたい。

このオイルの開発思想は軽自動車のターボジムニーにピッタリの粘度、油膜、耐久性を考慮し、エンジンが軽く廻ってフリクションロスを減し、燃費が向上する事。
例えば有名オイルメーカーから高級オイルが発売されている。しかし設計はGT-Rや3000cc超のハイパワーエンジンに対応するよう設定されている。要するにシリンダー内での爆発力が660cc3気筒と3500cc6気筒では比べようも無いほど違う。すなわち大きなパワーに絶えなければならないから油膜が強く、結果660ccのジムニーには重すぎてしまうのだ。
JB23が時速100kmで走るとエンジン回転数は約4300回転。3500cc級の車では2000から2300回転くらい。約2倍もの回転で廻っているわけだ。そして高回転のターボ仕様であるから熱は逆に貯まってしまう。結果ジムニーを始め、軽のエンジンオイルは普通車のオイルより過酷なのだ。
その過酷な軽自動車のためだけに開発しているオイルメーカーは殆んど無いのが現実だ。まして1回に3リッターしか使ってくれない、結果面倒で儲からない、が本音だろう。
アピオのオイル開発には実車(ジムニー)を使い自社所有のダイナパック馬力テスターでチェック。また今回のNEWオイルはモンゴルラリー等過酷なレースでその性能を実証済み。
それらを元にオイルメーカーとの共同開発で完成したジムニーのためのROADWINエンジンオイルだ。共同開発したオイルメーカーさんも馬力テスターを実際に使用し、開発したのは始めての事だと驚いていたのが事実。

ちなみに燃費はと言うと、御殿場SAでガソリンを満タンにし、箱根を廻って東名高速でアピオまで帰ってガソリンメーターを見ると殆んど下がってない!約100km弱あると思うのだが?一瞬メーターが壊れたか?と錯覚した。今回燃費計算をしそこなってしまったのが残念、近日中に試してみたい。

ジムニー以外の軽自動車にもきっと有効と思うが他車でのテストをしていないので、あえて「ジムニー専用」として発売したもの。是非一度お試しください。私尾上が自信を持って送り出した逸品です。

リニューアルしたROADWINエンジンオイル!

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