品質で断然トップの京畿(きょんぎ)高麗人参。

韓国の人参栽培は開城、錦山、風基など、3つの地域が有名です。そのうち開城を含む京畿道は韓国の人参栽培面積の34％を占めるほど、全国で最も多 くの人参を生産しており、京畿地域の人参が効能や品質の面でも最も優れています。最近、京畿地域の人参のジンセノサイド成分が他の地域の人参よりも多いと いう研究結果が発表され、その優秀性をもう一度立証しました。

京畿人参のジンセノサイド含有量は他の地域の人参よりも高いですが、特に6年根の場合、他の地域の人参より1.7倍以上含まれていること が立証されました。これは涼しい中部地方の気候のためであることが分かっています。サボニンと呼ばれる人参のジンセノサイド成分は抗癌作用と抗酸化作用、 肝機能促進などが効果があり、特に紅参成分に重要な影響を与えます。

そのため、京畿高麗人参が紅参用原料に多く使われ、京畿道が紅参製品の主要生産地として脚光を浴びているのもまさにこのような理由からです。

高麗人参の優秀性を明らかに示すサポニン成分。

高麗人参は乾燥法によって「紅参（こうじん）」と「白参（はくじん）」に大きく分けられます。白参とは高麗人参の皮を薄く剥ぎとり、その まま天日に干して乾燥させた人参です。紅参は皮のまま水蒸気で丁寧に蒸し、乾燥させた淡紅色の人参のことです。実はこの皮の内側にサポニンが多く含まれて いるため、皮を残す紅参の方が当然サポニン成分も高くなります。また、蒸すという工程によりサポニンの種類が増えることも分かってきました。ジンセノサイ ドと呼ばれる人参サポニンが38種類も含まれる、6年根京畿高麗人参紅参の韓国産高麗人参の中でも最高品質として珍重されていることがお分かりいただける と思います。