無機質なもので溢れがちなお部屋にほんの小さなグリーンを飾るだけで、なんだかホッとする空間に。
リビングやお庭だけでなく、キッチンでハーブを育てたり、
DIYでベランダをガーデン風に飾ったりと、植物の楽しみ方は様々です。
そんな思い思いのアイディアで、誰もが気軽に始められる「植物のある暮らし」。
こちらでは、プランツデザイナーの富坂基さんに教えていただいたガーデニングの基本知識や、
初心者さんから上級者さんも楽しめるガーデンアイテムを紹介します。
無機質なもので溢れがちなお部屋にほんの小さなグリーンを飾るだけで、なんだかホッとする空間に。
リビングやお庭だけでなく、キッチンでハーブを育てたり、
DIYでベランダをガーデン風に飾ったりと、植物の楽しみ方は様々です。
そんな思い思いのアイディアで、誰もが気軽に始められる「植物のある暮らし」。
こちらでは、プランツデザイナーの富坂基さんに教えていただいたガーデニングの基本知識や、
初心者さんから上級者さんも楽しめるガーデンアイテムを紹介します。
PLANTS DESIGNER
育てやすい、はじめての植物選び
ガーデニング初心者さんには、病気や寒さに強く、放ったらかしでも水さえあげていれば
元気に育つような植物たちがおすすめです。
ハーブではローズマリーやバジル・ミントなど、室内向けの観葉植物ではアルテシマゴム、シェフレラ、モンステラ、
サボテン、サンセベリアが育てやすいですよ。
植物を愉しむ飾り方のコツ
大きなお庭がなくても、キッチンやお部屋の窓際、ベランダやお庭の片隅でも愉しめるプチガーデニング。
富阪さんが教えてくださった、飾り方のちょっとしたコツをご紹介します。
室内やベランダでのガーデニングの愉しみはやはりポットやプランター。
地植えとは異なり、好きな色にしたり季節によって変えてみたりと洋服感覚で楽しめます。
また、鉢カバーを使えば、今あるポットも手軽に雰囲気を変えることができますよ。
マットな質感と厚みが、通常のプラスチックとは一味違う品のある表情を醸し出す、 RECYCLE フラワーポット。くすんだカラーリングが大人の雰囲気で、北欧風やナチュラルなインテリアにもぴったりです。
釉薬から透けて見える細やかな貫入と、グラデーションカラーが美しいプランター。グリーンが映えるホワイト、差し色になるイエロー、深みのあるブルー・・・お洋服感覚でお部屋の印象を変えられます。
リサ・ラーソンがスウェーデンの草花をモチーフに描いた陶器鉢なら、いつものグリーンを飾っても見違える印象に。シンプルな鉢もいいけれど、お部屋のアクセントになってくれる鉢を選べばインテリア性も高まります。
ナチュラルな雰囲気で人気のジュート素材のプランターカバーなら、植物のグリーンとあいまってお部屋を涼しげな雰囲気に。特に春夏はオススメです。
マーブルストーンのような滑らかでマットな質感のART STONEは、お部屋をスタイリッシュな雰囲気に仕上げてくれます。ベーシックな3色から選べるので、インテリアや 植物に合わせてコーディネートしてもOK。
サインプレートやプランツタグを添えるだけで、異なる雰囲気を楽しめます。ホームセンターなどで手頃な材料を購入して、オリジナルサインをDIYするのもよさそうです。
鉢植えの植物たちを1ヶ所に集めると、雰囲気のある空間に。
スツールや小さなシェルフなどの
視点の低い見下ろすような場所なら、
同じサイズや同じ質感の植物を集めると まとめやすいですよ。
鉢植えや植え替え前のポットを、ウッドやブリキのボックスにランダムに入れておくだけでもまとまりが生まれます。
また、ディスプレイするシェルフの素材や色とあわせて小物類をまとめると、より洗練された印象に。
▼使用したアイテム
高さのある植物で空白を埋めるように飾っていくと、上手に空間を作ることができますが、
その際高さを一定に揃えないのがひとつのポイントです。
背の高い植物を奥に配置して、そこから手前に向かって背の低いものを配置していくと、空間が立体的に仕上がります。
シェルフや吊るしカゴなどを使えば、植物自身の高さを変えることができて空間作りに役立ちますよ。
単に高さの違う植物を並べるだけだなく、“飾る場所”自体の高さを変えて空間に動きを出すと、こなれた印象に。床に直置きするだけでなく、シェルフやスツール・ラダーラックを 置いたり、木箱を立てて階段作ったりと、様々な方法で楽しめそうです。
▼使用したアイテム
乗せるだけでポットに高さをつけることができる、アカシアのウッドスタンド。 鉢を2つ並べるときにも、高低差をつけることで空間にリズムが生まれ、 お店のディスプレイのような演出ができます。
ガーデンテーブル&チェアのように、元から一緒に使用するためのアイテムなら、バランスのよい高低差で自然なまとまりのある空間を演出できます。
鉢植えからはじめる“プチガーデニング”
お店から持ち帰った植物の苗を、さっそくお気に入りのポットやプランターに植え替えて、インテリアやお庭に馴染ませてあげましょう。 知っているようで知らない「植え替えの基本」を、富阪さんに伺いました。
POINT01植え替えに適したタイミングは?
冬に植え替えをすると根が凍傷になってしまうことがあり、夏に行えば水が欲しい時なのに植え替えで傷ついた根が水を吸えず、水切れの状態を引き起こすことも。 植物への負担が少ない植え替えをするには5〜6月、9月〜10月がおすすめです。
POINT02まずは道具を揃えよう!
初めてのガーデニングなら、土は市販の培養土で充分。慣れてきたら植物に合わせて、日陰に置くものには水はけのよい軽石を混ぜたり、反対に日向に置くものには水持ちの良くなるピートモスや腐葉土を混ぜたりしましょう。
割り箸は、ポットと根の間に土を入れ込む時にあると便利。枯れ枝や古くなったお箸を使ってもいいですよ。
POINT03鉢やプランターの選び方
植え替えをする時には、今入っているポットよりもさらにひと回りかふた回り大きいものを選びましょう。植物にもよりますが、基本的には3年ほどは同じポットのままで大丈夫。ポットが大き過ぎると、根が水を吸いきれず根腐れの原因にもなるので注意しましょう。
POINT04植え替えの基本ステップ
植物の根は傷つきやすいので、植え替えの時は根を崩さずにそのまま植え替えましょう。また深く植えすぎると上層部の土が厚くなり根腐れの原因になるため、バランスに注意。
好みで選ぶガーデンアイテム
700円(税抜)
1,200円(税抜)
1,800円(税抜)
950円(税抜)
1,300円(税抜)
2,000円(税抜)
920円(税抜)
1,500円(税抜)
2,500円(税抜)
3,500円(税抜)
4,800円(税抜)
プランツデザイナー 富阪基さんに教わった、植物のお手入れと飾り方のコツ。アンジェの「日々のコラム」では、富阪さんに教わったことを大切にしながら、スタッフの自宅でもどんどん始まっている植物のある暮らしの様子についてご紹介しています。ここでは紹介しきれなかったコツも取り上げているので、ぜひバックナンバーも覗いてみてくださいね。