【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】自分のものさしを“しなやか”に

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】自分のものさしを“しなやか”に

年齢を重ねるほど、自分の中に増えていくものさし。
生きていく上で必要なものですが、その反面、ものさしに当てはまらない人に対して厳しくなったりイライラすることもあります。

もしもそんな風に、ものさしのせいで不自由さを感じているなら、ちょっと見直してみませんか?

増えすぎてしまったものさしや、コミュニケーションの邪魔になるものさし。
意識を変えれば、自分にも人にも、今よりずっと優しくなれますよ。


ものさしの違いはトラブルの元

職場で、育児で、家族に対して、つい感じてしまう不満。

「どうしてやらないの?」
「普通はこうじゃない?」

自分と相手のものさしの違いによって生まれるこの気持ち。
こちらはよかれと思って言うから、余計にこじれてしまいがちです。

思えばだいたいのトラブルが、ここからきているような、、。
ということは、これをどうにかすれば、いろんなことがもっと円満にいくのでは?


欲しいのは、しなやかなものさし

考えてみれば、暮らしの中で正解がひとつしかないものってあまりありません。
ほとんどが別のやり方や考え方でカバーできますし、大人になれば「普通」の基準もそれぞれで違います。

みんながそれぞれのものさしを持っている中で、自分のものさしを押し通すのはそもそも無理がある話。

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】自分のものさしを“しなやか”に

たとえ自分のものさしの方が便利だったとしても、ちゃんとゴールに着けるのなら遠回りしたっていい。
「こうあるべき」という姿も、場合によっては不要なこともある。

大事なのは、そういう違いを受け入れられるしなやかさ。
我を押し通す強さではなく、いろんな形に寄り添えるやわらかさ。

そんなものさしをひとつ持っていれば、物事を大らかに見られます。
また、ものさしをたくさん持つ必要がなくなるので、頭の中が今よりグッとシンプルに。

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】自分のものさしを“しなやか”に


自分のものさしを見直せば、みんなが笑顔になれる

ものさしとは、自分の考え方や判断のベース。いわば価値観そのものです。
長年積み重ねてきたものだから簡単に変えられないですし、変えたくないとも思ってしまいます。

だけど自分が変わることで周りの笑顔が増えるなら、こだわることにあまり意味がないのかもしれません。

それに今あるものさしを捨てるのには抵抗を感じても、目盛りをゆるめるくらいならできそうですよね。

【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】自分のものさしを“しなやか”に


変わらない相手にイライラするより、変えられる部分は自分が変わる方がずっとストレスフリー。
わたし自身もまだものさしを見直している真っ最中ですが、少しでも良いものを手に入れて心穏やかに過ごしたいと願う今日この頃です。



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