【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】ピクニック用品はどこに収める?

【整理収納アドバイザーのお片付けノート 】ピクニック用品はどこに収める?

運動会にピクニック…とイベント盛りだくさんの秋。
家族みんなでのお出かけに、お弁当があるだけでなんだか思い出が何倍も楽しくなります。
みんなで囲むお弁当は、とっても楽しい時間。
お弁当があれば、いつも行く場所もとびっきり楽しい思い出の場所になるのだから、お弁当パワーって不思議。
ママは大変だけど、やっぱり頑張った分、素敵な思い出になるのだと思うのです。
今回は、そんなママの家仕事がほんの少しでもラクになるように、収納面でお手伝い。
いつも使うキッチンの戸棚に、かごを1つプラス。
ちょっとだけ工夫を加えてみませんか?


「ピクニック用品」ボックスをつくる

ママ一人だけ早起きして、みんなのお弁当をこしらえて…
やっぱり大人数のお弁当づくりって大変!
普段使わないアイテムだから、
「えっと…紙コップはどこだっけ?」
「割り箸はまだあったかな?」
と、早く寝たい前夜も準備に余念がありません。
そのピクニックアイテム、全部ひとまとめに収納すれば解決!

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まず、キッチンの吊り戸棚の上段や、食器棚の上の空きスペースなど、普段はあまり使わない場所に目を付けます。
ここは、毎日よく使うものを置くと取りづらくて使いにくい場所だけれど、たまに使うものを収納するには使いやすい絶好の場所。
普段は、ここちょっと使いづらいな…と思う場所に目を付けます。
例えばわが家でいうと、食器棚の一番上の段。
ここに収まるちょうどいいサイズのかごを探し、パズルのようにはめ込みます。

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これで完成。
高い場所でも取り出しやすいよう、持ち手があるタイプのものを採用。

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収納を考える時に、動作で道具をまとめると作業がぐんとはかどる効果があります。
例えば、
?重箱
?割り箸
?使い捨て紙皿
?紙コップ
?おしぼり

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ピクニックに使うこれらのアイテムをひとまとめに。
こうしておけば、ボックスを下ろした時点で、準備はすでに整った状態に。
前の晩にキッチンのいろんな場所から、あれこれ探し出してかき集める時間は不要に!
朝起きて、このかごを引き出せば、迷わず必要なものが揃うという仕組み。
ひとまとめになっているから、在庫管理もラクチンです。


重箱を持たない暮らし

私はモノをたくさん持つことが苦手。
世の中にはそれ専用のモノが多く溢れていますが、たくさんモノを持ちすぎることで、管理するための場所や労力を使ったり、使いこなそうとして自分を忙しくしてしまったり…ってあると思うのです。
私はそれがちょっぴり苦手なのです。
自分の負担が増えないように、収納スペースに応じて、大切なものだけを持つように心掛けています。

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以前は、大きな3段お弁当箱を2種類持って使い分けていましたが、細かいパーツの洗い物に時間がかかってしまうのが苦手で…。
その代わりに、野田琺瑯の「レクタングル深型」を2つ。
普段は冷蔵庫の保存容器として使い、家族分のお弁当を作る時は重箱のように2段に重ねて愛用しています。
今のわが家にはこれで十分。
普段から使い慣れているモノだから、お弁当を詰める作業も手こずりません。

パーツがないシンプルなつくりだから、後片付けも洗い物も簡単!
朝早くからお弁当づくりを頑張った分、後片付けはラクに済ませたいので、お弁当箱の中見は、残飯と一緒に捨てられる紙もので仕切るようにしています。
クッキングペーパーは大人数分のおかずカップの代用に便利。

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風呂敷で包み、水筒にたっぷりのお茶を注いで、ピクニック用品と一緒に保冷かごに。
玄関でレジャーシートを手に取って、さぁ出発!

手を抜くのではなく、力を抜く。
家事にちょっとだけ近道をするコツが見つけてみませんか?
キッチンのごちゃごちゃにモノが置かれている場所に目を付けて、ピクニック用品の特等席をつくってみてくださいね。



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