【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち

【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち

あけましておめでとうございます。
スタッフ宮城です。
2018年の始まり、皆さんはどう過ごされましたか?

お手軽ワンプレートおせちでゆるっと始まった私の2018年。
まだまだお正月気分な今日は、その時の様子をお届けしますね。



■  プチおさんぽ手帖 年末の築地市場へ 


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち


購入したもので済ませたり、母が作ったものを愉しんだり。
新しい年を迎える準備である「おせち」作りに憧れはあったものの、自分でつくるという機会もなかった私。
でも、アンジェのお正月特集に関わってから「ワンプレートおせちなら、私にもそれっぽいものが作れるのでは!?」と大きな勘違いをしたことがきっかけで、大勢の人で賑わう年末の築地市場までいそいそとお正月の買い出しに行ってまいりました!


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち


これで最後ともなる年末の築地市場は大賑わい。
バッグからカメラを出す余裕がまったくないほどの人混みです。(というわけでそれっぽい写真が少ないのです。ゴメンナサイ!)

狙うのはお正月のおせちとなる、伊達巻の代わりにしたい玉子焼と、本当は作ってみたかったけどウチの狭いキッチンを数時間占領することになるであろうと諦めた黒豆、材料のくちなしとはなんぞやと思っていたところに思い出した前年に見かけて美味しそうだった栗きんとん、お正月っぽさを演出できそうな小道具系。
そしてその夜には自宅に人が来る予定になっていたので、あんこう(アンジェスタッフが教えてくれたあんこう鍋レシピがあまりに美味しそうだったので、今冬作って日本酒に合わせたいと思っていたのです〜)と、新鮮なお刺身と、本わさび!


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち


一緒に行った友人がかなりのチーズ通で、築地市場内に珍しいチーズを揃えるお店があるとのことで、そちらにもお邪魔してきましたよ。

築地に集まるのは、専門店ばかり。当たり前のことですが、皆さん扱っているものについてきちんと語ってくださるし、語れるんですよね。
知識と経験に裏付けされたその「本物」の佇まいに、同じくものを扱う商売をしているこちらも身が引き締まる想いがします。

こちらでもチーズに詳しいお兄さんがあれこれと試食させてくださって、ついついイタリアのパルミジャーノレッジャーノ(台湾で買ったカラスミを使ってパスタを作る時に上から削ろうかと今からソワソワ。)と、チーズにも合う東光という山形の日本酒をお買い上げしてしまいました〜。


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち
サザエさんが持っていそうなカゴバッグで築地さんぽ。


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち
こちらも築地の戦利品。お正月らしいミニアレンジメントの花器として大活躍してくれたのは、道具屋さんで購入したなんと150円の竹のぐい呑み。


そんなわけで新しい年の朝には、築地の戦利品で簡単ワンプレートおせち。
作ったものは結局、なますとお煮しめとお雑煮だけというお気軽さ!

かまぼこがびっくりするほど高くて買えなかった・・・というハプニングはさておき、色絵が鮮やかな赤地径さんのうつわたちと、同じく築地で仕入れた枝付きの柚子や松の葉が彩りを添えてくれて、年末の大きな勘違いがどうにかこうにか形になって大満足な新年の始まりです。


【スタッフつれづれ】 はじめてのおせち


2018年も皆さまにとって笑顔がこぼれる年となりますように。
本年も「日々のコラム」を宜しくお願い致します。



= 文・写真 宮城 =




【ご紹介したアイテム】

赤地径 牡丹文輪花 小鉢/あかじけい 4,104円(税込)

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