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 carat カラット(重量)
ダイヤモンドやその他の大抵の宝石の重量はメトリック・カラットを単位として測定し、記号「ct」が用いられています。
表示は「__ct」で表されます。 1メトリック・カラットとは、0.200gで、1gは5ctです。 通常、電子デジタル天秤を用いて千分の1カラット「1/1000カラット(0.001ct)」まで測定し、少数第3位を8捨9入するか、第3位まで表示します。
カラットの語源は、昔インドでダイヤモンドの計量に、何時も大きさの一定であるケラシオン(いなご豆)の実の粒を使ったのに由来しています。

原石の大部分は1ct未満の小粒のものです。 大粒の石は大変希少です。この種の原石からブリリアントカットするわけですから、必然的に大きいほど値段は高くなります。 同じグレードなら、石は重量が大きい程その価値は高く評価されることになります。
 colour カラー(色)
宝石品質のダイヤモンドの大半には、わずかな色が認められます。
ダイヤモンドは純粋な炭素(C)の塊ですが、窒素(N)を不純物として含むものが多く、その地色は黄色がかっていたり、褐色がかった色合いですので、無色にどれくらい近いか、離れているかが評価の基準になります。
色のグレードは厳選されたマスターストーン(基準石)と比較し、黄色味の濃度に応じて、アルファベットのDからZまで23段階グレード(等級づけ)されます。
D・E・Fにグレードされる石は無色で、透明度にわずかな差が見出される程度の違いしかありません。 つまり、それほど厳密な評価がされるというわけです。 色を検査するわけですから、光源も一定していることが必要となります。 北半球の北側の窓からの午前の光が良いともいわれていますが、現在は、条件をこの光に合わせた人工光源の下で調べています。
通常、無色の色は D(exceptional white +)、E(exceptional white) 、 F(rare white +)、 G(rare white) 、 H(white) と呼ばれ、肉眼では普通は色がついていないように見えます。
I・J は(slightly tinted white) 、 K・L は(tinted white) 、M から Z は(tinted color) と呼ばれます。
A・B・Cを使わないのは、D以上のものの産出の可能性を残しているからだとも言われています。
 clarity クラリティ(透明度・透澄度)
クラリティとは楽器の音色が澄んでいるというような意味ですが、ダイヤモンドの場合は、結晶形成時にとりこまれた包有物が多い程石の透明度が下がり、輝きを損なうという意味合いを持っています。
クラリティのグレーディングは内部の特徴(inclusion:インクルージョン)と外部の特徴(blemish:ブレミッシュ)とに分類して行われています。 外部特徴はカット傷などの存否で判断します。 内部特徴としてインクルージョンの大きさ、数、位置、性質、色や目立ちやすさなどを10倍率拡大という条件で観察してグレードを決定しています。 等級スケールは、熟練したグレーダーが10倍に拡大して検査しても石の内部や外部にインクルージョンやブレミッシュ(カット後に発生したスリ傷や磨耗の痕跡)が認められないフローレスから、肉眼でも包有物が認められるものまで、11等級に分類されています。 他の要素が同じであるならば、フローレスの石の価値が最も高くなっています。
クラリティの分類は、下記の表をご覧下さい。
 cut カット
カットはダイヤモンドの美しさに人間が関与できる唯一の要素です。
一見ガラス玉のように見える原石も、ブリリアントカットにすると輝きが一挙に増しますが、カットのプロポーションや角度が理にかなったものでなければ、輝きを最高度に発揮することはできません。 パビリオンが浅かったり、深すぎたりする石は光が漏れて、十分な輝きが得られないからです。 輝きが十分に発揮される適切なカットは、外観に影響するわけですから、石の価値を決める上で大切な要素の一つとなっています。
カットの評価では、プロポーション(形)の他に、フィニッシュ(仕上げ)という項目を設けて、研磨の質やファセット(研磨面)の形や配列の対称性が優れているかどうかの程度も検査されます。
ラウンドブリリアントカットとは、丸型で、クラウン側に33、パビリオン側に25、合計58のファセット(研磨された面)を持ったカットのことです。
これがダイヤモンドの美しさを最大に引き出す形と言われています。

カットは、以下の5段階に等級付けされます。
◆EXCELLENT(EX)エクセレント
◆VERY GOOD(VG)ベリーグッド
◆GOOD(G)グッド
◆FAIR(F)フェアー
◆POOR(P)プアー

ダイヤモンドは、ラウンドブリリアントカット以外にも、オーバルやハートなどいろいろな形にカットされることがあり、これらを総してファンシーカットと呼びます。ファンシーカットには、一般的に以下のようなものがあります。


Z以下はファンシーカラーに分類されます。
ブルー、ピンク、パープル、レッド等の希少性の極端に高い天然ファンシーカラーを除けば、一般に無色透明な石の希少性は非常に高く、したがってD・E・Fのグレードの石の価値が高いわけです。
GIA基準 D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
備考 無色 ほとんど無色 僅かな黄色 薄い黄色 ........... 黄色

D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
colorless near colorless faint Yellow Very Light Yellow Light Yellow
D(exceptional white +)
E(exceptional white)
F(rare white +)
G(rare white)
H(white)
I・J(slightly tinted white)
K・L(tinted white)
M〜Z(tinted color)
※ファンシーカラー(fancy Light、Fancy、Fancy Intense、Fancy Vivid)は、D〜Zに含まれません。
ピンクやブルー、パープル、グリーン、オレンジなどのダイヤモンドは「ファンシーカラー」と呼ばれます。 色の薄い順に「フェイント○○」「ベリーライト○○」「ライト○○」「ファンシーライト○○」「ファンシー○○」 「ファンシーインテンス○○」「ファンシービビット○○」で表されます。 (例:ファンシーライトピンク)
また、鮮明度や濃さによって「ファンシーダーク○○」「ファンシーディープ○○」もあります。 通常ファンシーカラーは色が濃くて鮮やかなものが高価になります。ファンシーカラーは産出量が少なく、綺麗なものは無色のDカラーよりはるかに高価になります。





ダイヤモンドは、一般的に紫外線を当てると石によって様々な蛍光を発します。 ダイヤモンドの蛍光は、紫外線が通常の場合、青味がかった色の可視光線に変わる結果生じるものです。 ダイヤモンドの色は普通の昼光下で、色の等級付けがなされますので昼光の中に含まれる紫外線により、蛍光性の有無により左右されます。 一般的にはブラックライトにあてて、青く光るかどうかで蛍光性を見ることが出来ます。 蛍光の無い方から強い方に NONE(nil)、FAINT(slight)、MEDIUM BLUE(medium)、STRONG BLUE(strong)、VERY STRONG BLUEの順になります。 稀にグリーンやブルー、ホワイトなどのカラーが入った蛍光性も見受けられます。

・NONE(蛍光性が無い)
・FAINT(蛍光性が若干ある)
・MEDIUM BLUE(蛍光性有り、青く光る)
・STRONG BLUE(蛍光性が強い)
・VERY STRONG BLUE(蛍光性がかなり強い)


FL Flawless
石の内外部無欠点
フローレスとは、10倍に拡大して調べても内部、外部共に内包物を見つける事が出来ない石をいいます。
市場にはほとんど流通していなく、かなり希少価値の高い石です。通常、リングやネックレスなどの製品にすることなく、ルースのまま保管されるケースが多いようです。また、かなり高い値で取引されています。 (*)VVS1の約1.8倍以上
IF Internally Flawless
内部無欠点
インターナリー・フローレスとは、外部には微細な研磨痕等が見られるが、内部には10倍に拡大しても内包物を見つける事が出来ない石です。
市場に流通している量が少なく価値の高い石で、クラリティにかなりこだわられる方々に人気があります。 (*)VVS1の約1.3〜1.5倍ほどの値で取引されています。
VVS1 Very Very Slightly 1
ごくごく僅かな包有物
VVS1(ブイブイエスワン)は通常、最高級品と言われる石で、10倍に拡大して手間ヒマかけてやっと見つけることが出来る内包物があるものです。 VVS2もVVS1と同レベルで内包物をなかなか見つけられません。
VVS2 Very Very Slightly 2
ごくごく僅かな包有物
品質にこだわりをもたれる方々に大人気の石で、流通量も多く、通常、最高級品の石として常に人気があります。
VS1 Very Slightly 1
ごく僅かな包有物
VS1は熟練した鑑定士が10倍に拡大しても見つける事がやや困難な内包物がある石です。
VS2は熟練した鑑定士が肉眼では見えなく、10倍に拡大して見て、場所によっては見える程度の内包物がある石です。
肉眼で見ても内包物は見えないし、VVSクラスと比較するとお手頃価格なので、VS1・VS2はエンゲージ・リングではかなり人気の石です。
VS2 Very Slightly 2
ごく僅かな包有物
SI1 Slightly Included 1
僅かな包有物
SI1は熟練した鑑定士が肉眼で見て見えにくく、10倍に拡大するとわずかに見える程度の内包物がある石です。
肉眼ではVS2と比べてほとんど違いが分かりにくく、価格が安くて綺麗な石を求められている方にはオススメです。
SI2 Slightly Included 2
僅かな包有物
SI2は熟練した鑑定士が肉眼でよ〜く見ると見えるくらいの内包物がある石です。(見えにくい石もあります。)
内包物が見えにくいSI2は、肉眼で見てそこそこ綺麗です。ご予算を低く抑えたい方に人気の石です。
I1 Imperfection 1
欠陥・欠点
このI1・I2・I3クラスは肉眼でもはっきりと内包物が分かる石です。
しかしI1は特に範囲が広く、内包物やキズケの状態によっては、SI2以上にテリがあって綺麗に見える石もあります。
1ct、2ct以上の価格訴求のリングやプチ・ネックレス、複数石のファッションリングやペンダント・トップ、ブレスレット、ピアスなどでよく使われております。
I2 Imperfection 2
欠陥・欠点
I3 Imperfection 3
欠陥・欠点


Pinpoint(ピンポイント) 微小な針で突いた点のように見えるためにこの名が付いたものです。
Group of pinpoints(グループ オブ ピンポイント) ピンポイントが数個まとまって存在する場合に呼称します。
Crystal inclusion(クリスタル インクルージョン) ピンポイントよりも大きなもので無色透明な結晶から色付きの結晶まで色々な鉱物があり、多くはダイヤモンドが結晶する以前に結晶していたと考えられます。
Dark inclusion(ダーク インクルージョン) カーボン・スポットとも言われ、硫化物の場合や石墨などの場合があります。
Cloud(クラウド) ごく微小の白色のインクルージョンが多数集合して雲状にみえるものです。
Cleavage(クリヴェージ) 割れ、亀裂のうち比較的に大きなものをいいます。
Feather(フェザー) 割れやヒビが上面から見た場合、半透明に近い白い羽毛状に見える場合をいいます。
Bearded girdle(ベァーデッド ガードル) ガードルに髭状の亀裂のあるものをいいます。
Laserdrilling(レーザードリリング) レーザーでトリートメントしたあとの孔をいいます。
Growth lines-Graining(グロウス ラインズ グレイニング) 構造上の現象で、結晶の成長模様が見えるものをいいます。
レーザードリルホール LASER DRILL HOLE(LDH) 上記の内部特徴として鑑定書のコメント欄に明記されます。レーザー光線で肉眼では解らない程の穴を開け、肉眼で目立つ黒色インクルージョン(包有鉱物)を 取り除く処理が施してあることを示しています。欧米では、ごく一般的に施されているダイヤモンドの改良処理です。
Percussion figure(パーカッション フィガー) 衝突傷、ラフな取扱いでダイヤモンド同士がぶつかってできた傷です。
Pit or cavity(ピット又はキャヴィティ) カットされた表面に内部インクルージョンが脱落した穴が残っているものをピット、欠損部をキャビティといいます。
Scratch(スクラッチ) 引っかき傷をいいます。
Abraded facetedge(アブレイディッド ファセットエッジ) ファセット・エッジの摩耗、損傷をいいます。
Abraded culet(アブレイディッド キューレット) キューレットの摩耗、損傷をいいます。
Beard, Girdle roughness(ベアード、ガードル ラフネス) ガードルの表面の仕上げ不良で表面が凸凹しているものです。
Nick at the girdle(ガードル部分のニック) ガードル部分に自然面でなく僅かに切り込まれたキズが残っているものです。
Polishing lines(ポリッシング ラインズ) 研磨あとの残っているものをいいます。
Burn mark(バーン マーク) 表面に着いた小さい丸い白いスポットをいいます。
Extra facet(エキストラ ファセット) 正規のカット面以外に小さな余分なカット面が認められるものをいいます。
Natural(ナチュラル) 原石の面が残っているものをいいます。
Natural on the girdle(ガードル部分のナチュラル) ガードル部分にナチュラルのあるものをいいます。
Surface grain lines, Knotlines(サーフェース グレイン ラインズ、ノットラインズ) 構造上の現象で結晶面などが現れたもの、内部インクルージョンが、たまたまカット表面に現れたものをいいます。