カーテンの取り扱いについて
* カーテンのご購入について | * お取り扱いについてのご注意 |
* カーテンの機能紹介について | * ご家庭での洗濯の際のご注意 |
* スタイルカーテンなどの種類について | * フックの取り扱い・機能について |
* カーテン地の種類と特徴について | * シェードの取り付け・取り外し方について |
カーテン生地サンプルのご請求について
生地サンプル無料でお届けできますので、気軽のお申し込みください。
カーテンの機能紹介について
1.装飾性 | 何も無い部屋に吊るだけで、部屋を美しく飾り、くつろいだ雰囲気を演出します。 |
2.調光 | 外から入ってくる光の量をコントロールします。 |
3.遮蔽 | 外部の視線からプライバシーを守ります。 |
4.防音 | 外の音をさえぎり、また室内の大きな音を外に漏れにくくします。 |
5.断熱 | 夏は外からの熱気を防ぎ、冬は内部の温かさを保ち、省エネになります。 |
カーテンの役割は上記1〜5にほぼ集約されていましたが、それぞれの役割を満たすための厚手のものから、
薄手のもの、柄や色、各種スタイルや組み合わせ方など、さまざまなものが提案されています。
カーテンを吊る目的をはっきり認識して、それにあったもの、スタイルを選ぶことが大切です。
機能マークについて
【防炎機能】 私達の身の回りには危険がいっぱいです。 いつ火災にみまわれるか知れません。まさかの時の為にカーテンには 防炎加工品をお勧めします。 | 【オフシェイド機能】 日中、室内のプライバシーがどの程度保たれているのかは、大変気になるところです。川島織物セルコンでは、全ての薄地に対しプライバシー保護の程度を4段階のオフシェイドクラスとして示しています。 | ||
【ウオッシャブル機能】 カーテンを洗濯機で洗っても大丈夫? ウォッシャブルカーテンは洗濯機で洗えます、川島織物セルコンのウォッシャブルカーテンは収縮率を抑え、水分を含み難くなる加工を施してして、シワになり難く、早く乾きます。 | 【消臭機能】 「気になる臭いを軽減」 加齢臭・排泄臭・生活臭などに効果的な消臭加工を施しました。快適な室内空間作りに役立ちます。 | ||
【遮光機能】 織組織や糸などにより遮光性能をもたせ、(社)日本インテリアファブリックス協会(NIF)の定めた等級区分に従って表示しています。遮光性能は高い順に遮光1級・2級・3級となっています。 | 【高耐光機能】 「日光による変色に強い」 染色の耐久性を高め、過酷な照射実験下でも美しい色を保ちます。製品の長寿命化を促すことから環境適合性の面でも優れています。 | ||
【保温機能】 「カーテンで暖房効率UP」 保温性能の高いカーテンは、開口部からの熱の出入りを抑制し、暖房効率を上げて省エネルギー効果を高めます。保温ランクは高い順に「SA」「A」「B」「C」となっています。 | 【防汚機能】 「汚れが落ちやすい」 繊維に水となじみやすくする加工を施し、お洗濯の際に汚れを落ちやすくしている商品に表示しています。 | ||
【遮熱機能】 「カーテンで冷房効率UP」 太陽光による室温上昇を緩和し、夏の冷房効率を高め、省エネルギーにも役立ちます。遮熱ランクは高い順に「SA」「A」「B」「C」となっています。 | 【制電機能】 パチパチと不快な静電気をおさえ、静電気由来の汚れも付きにくくします。制電マーク付きの商品は、繊維そのものに導電性を持たせていますので、効果が比較的長時間期待できるのが特徴です。 | ||
【UVカット機能】 「紫外線の透過率を低減」 お客様が商品を選ばれる際の目安として、紫外線をカットする程度をA〜Cの3ランクに分類し表示しています。 | 【制菌機能】 (社)繊維評価技術協議会が定めたSEK赤マーク<制菌加工(特定用途)>認定基準を満たす商品です。 |
スタイルカーテンなどの種類について
カーテンのスタイルは、従来に比べてますます多様化し、ファッショナブルになってきています。窓のタイプやインテリアに合わせて、お好きなスタイルをどうぞ。
ドレープスタイル | レーススタイル | ローマンシェード | |||
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サイドボーダー スタイル | ハイギャザー ダブルトリム | プレーンシェード | |||
ボトムボーダー スタイル | ハイギャザー フリル | シャープシェード | |||
ノンタックウェーブ | クロスオーバー | プレーンシェード サイドボーダー | |||
ハトメスタイル | スカラップウェーブ(フリル) (フリル) | プレーンシェード ボトムボーダー | |||
タブトップスタイル | スカラップアーチ (トリム) | バルーンシェード (プレーン) |
カーテン地の種類と特徴について
カーテン地の種類は、一般的に生地の性質によって分類されています。主に、次の5種類に分けることができます。それぞれ上手に使い分けることをお勧めします。
ドレープ | 一般にいう織物の厚手カーテン。保温性にすぐれ高級感があります。 無地のものと柄のものとがあります。 |
遮光 | 外部からの光をさえぎる機能を主につくられた暗幕カーテン。 |
プリント | 比較的フラットな生地にプリントしたカーテンで、表現が自由で大胆な柄も多く、 ファッショナブルなカーテン地です。 |
レース | 織物や編み物の技法で作られた透過性のあるカーテン地です。 |
ケースメント | 「ドレープ」と「レース」の中間的なカーテン地。 透過性もありますが、レースよりは厚くボリューム感があります。 |
お取り扱いについてのご注意
カーテンの伸縮についてカーテンは、お部屋の環境条件(温度・湿度)によって、伸びたり縮んだりすることがあります。
これは、カーテンに使用されている繊維の特徴ですのでご承知ください。
特に、綿・麻・絹などの天然繊維やレーヨンの素材を使用しているカーテンの中には、お部屋の環境条件によって
伸縮の大きいものもあります(高温・多湿の条件が最も影響を与えます)。
カーテンのニオイについて
素材によっては吊ってしばらくの間固有のニオイがするものもあります。
無害で人体への影響はありません。又、時間と共に徐々に薄れてきます。
気になる場合は換気をしてください。
カーテンの汚れについて
カーテンの汚れは、ほとんどが空気中のホコリの吸着です。
その他には、タバコのヤニやダイニングキッチンでの料理の時に発生する煙等がありますが、いずれも、
時間が経つほど落ちにくくなります。普段から汚れが残らないようにする工夫と適度なお洗濯が必要です。
普段のお手入れ | 生地を傷めないよう軽く掃除機をかけるか、もしくはカーテンを軽くふりはたくなどして、 こまめにホコリを落としてください。上部はホコリがたまりやすいので適宜おこなってください。 尚、掃除機の使用に当たっては、吸込み口の汚れにご注意ください。 |
適度なお洗濯 | 目安として、ドレープカーテンは年に1回程度、 レースカーテンは年に2回程度のお洗濯をお勧めします。 お洗濯は「取り扱い絵表示」に従ってください。 |
汚れがついたら | 汚れが付着した際には、即座に拭き取ってください。 時間の経過と共に除去しにくくなります。汚れが広がらないように注意してください。 また、メンテナンスの際には、塩素系・還元系漂白剤、カビ取り剤、トイレ用洗剤、消毒剤等は 使用しないでください。変色・色落ちの原因となります。 |
結露に対して
結露水にカーテンが触れないように注意してください。カビの発生や汚れの原因となります。
火気厳禁
火気を近づけないでください。火災の原因となります。
※防炎カーテンは燃えないものではありません。火気には十分ご注意ください。
ぶら下がらないでください
カーテンには、ぶら下がらないでください。カーテンが破れたり、レールが落下する場合があります。
ご家庭での洗濯の際のご注意
洗濯の前に縫い付けの取り扱い絵表示をよくご確認ください。1.洗濯機を使用する場合
・ ホコリをよく払って、フックを全部取り外してください。
・ 予洗されることをお勧めします。
・ 一度にお洗濯するカーテンの枚数は1〜2枚までとし、あまり多く詰め込むことは避けてください。
・ 洗濯用ネットのご使用をお勧めします。
・ 水量は「最大」にします。
・ 水流は「弱」にします。
・ 水温は30℃以下で行います。
・ 洗剤は市販の中性洗剤、または弱アルカリ洗剤をご使用ください。
・ ご使用の洗剤に記載されている使用方法を参考にしてください。
・ 洗剤が残らないよう、充分にすすいでください。
・ 塩素系、還元系漂白剤は変色の原因となりますので、使用しないでください。
・ 脱水は短時間(20〜30秒)でおかけください。かけすぎるとシワや型くずれの原因になります。
・ 横型ドラム式洗濯機の場合は取り扱い説明書をご確認ください。
2.手洗いをする場合
・ もみ洗いを避け、押し洗いをします。
・ 脱水機にかけずに、押し絞りしてください。
・ 水温、洗剤、漂白剤については洗濯機洗いと同じです。
3.つけ置き洗いをする場合
※汚れのひどい時にはつけ置き洗いをすると効果的です(ご家庭でお洗濯できるものに限ります)。
・ 水温は30℃〜50℃で行ないます。
・ つけて置く時間は、30分〜60分が適当です(ご使用の洗剤に記載されている使用方法を参考にしてください)。
・ 再汚染を防ぐためにも、予洗をお勧めします。
4.乾燥方法
・ カーテンを吊っていた元のレールに戻し、吊ってそのまま自然に乾燥させるのが最適な方法です。
その際、水滴で濡れないよう、床にタオルや新聞紙を敷いてください。
・ 屋外で干す場合は必ず陰干しにしてください。
・ レールに吊った後、全体を軽く下に引っ張り、寸法を合わせます。
更に全面を手で叩くと、乾いた時にある程度シワを防止できます。
・ 乾燥機の使用は縮みの原因となりますので、お避けください。
洗濯絵表示のラベルの番号が「K-6」、「K-7」、「K-8」、「K-11」の商品は形態安定加工を行なっています。
洗濯後はカーテンレールに掛けた状態で、ヒダを整え乾かすようにしてください。(アイロン不可、スチーム不可、乾燥機使用禁止)
※形態安定加工のため、出荷時に高さ調整をアジャストフックで行なう場合があります。
5.クリーニング店に出す場合のご注意
・ フックはカーテンからはずしてください。
・ カーテンの寸法と絵表示について双方で確認してください。
・ 特に注意を要するカーテンの場合は、念入りに洗い方を確認してください。
例)・ コーティング、ラミネートカーテン(裏に特殊な加工をしている生地)
・ モール等特殊な糸を使用したカーテン
・ ケースメントや目の粗いレースカーテン
・ 特殊プリント品・・・・・・等
6.年数の経過したカーテンについて
薄地や顔料プリント品などで年数が経過したものは、洗濯時にかかる力で糸の脆くなったところが切れたり、
プリントが薄くなったりする場合があります。洗濯機で洗える表示であっても、
手洗いなど生地への負担を抑えた方法での洗濯をお勧めします。
取り扱い絵表示の見方
液温は、30℃を限度とし、洗濯機の弱水流又は弱い手洗いにしてください。 | アイロンは120℃を限度とし、低い温度(80℃〜120℃まで)で掛けてください。 | ||
液温は、30℃を限度とし、弱い手洗いにしてください。(洗濯機の使用はできません) | あて布をしたアイロン掛けをしてください。 | ||
水洗いはできません。 | アイロン掛けはできません。 | ||
塩素系漂白剤による漂白はできません。 | 手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は、短時間で絞ってください。 | ||
ドライクリーニングができます。 溶剤は、石油系のものを使用してください。 | 絞ってはいけません。 | ||
ドライクリーニングはできません。 | 日陰のつり干しにしてください。 |
洗濯時のフックの取り外し・取り付けについて
【取り外し方】 軸ごと下へ抜き取る。 | |
【取り付け方】 フック本体を差し込みながらL字型の突起を小さな穴に差し込む。 芯地の前だおれ防止の突起がついています。 |
フックの取り扱い・機能について
フックの種類(オ―ダーカーテンの場合)オリジナルフック | 川島織物セルコンのオリジナルのフックです。 標準的な3つ山カーテン、2つカーテンに使用しています。 | |
スリムフィット | 川島織物セルコンのオリジナルフックです。 3つ山カーテン、2つ山カーテンに使用しています。 (ご購入時によってはフックの形状が異なる場合があります。) | |
フラットカーテン用フック | 川島織物セルコンのオリジナルのフックです。 フラットカーテンとノンタックウェーブに使用しています。 | |
ギャザーテープ用フック | スモックタイプのギャザーテープに使用しています。 |
カーテン丈の調整方法 (オリジナルフック、スリムフィット、フラットカーテン用フックに共通)
【丈を短くしたい場合】 指先で軽くアジャストフックを押し下げて調節してください。 【丈を伸ばしたい場合、又はフックを下げすぎた場合】 一旦アジャストフックを押し下げて取り外し、 改めて上部からはめて調節してください。 |
スリムフィットフックについて
このフックの特徴は、構造がグリップ式(かみ合わせ型)になっており、飛ばし縫いにより作られた
約1cmの「すき間」部分でかみ合わせることによって、ヒダ山が正面に向き、ヒダ山を美しくします。
又、フックの横ぶれを防止することができます。
スリムフィットフックの構造 | |
カーテンからフックを取り外すときは、まず、フックのかみ合わせ部を解除してからフックを引き抜きます。※かみ合わせ部を解除しないでフックを引き抜こうとすると、カーテンを傷つける場合がありますのでご注意ください。 | |
スリムフィットフックの取り外し方 | |
フックの下部分を握ります。(約1/3くらいのところを握ります) | |
カーテンに差し込まれた部分の最上部を押し下げ、約1cmの「すき間」のかみ合わせ部を解除します。(その際、フックの中間部が支点の役割を果たします。) | |
フックのかみ合わせ部が外れます。 | |
フックを(1)の方向に引きながら、(2)の方向にカーテンから引き抜きます。 | |
スリムフィットフックの取り付け方法 | |
カーテンの山をつまんだ箇所の裏側からフックを差し込みます。縫い目の上端から2〜3cm下の「すき間」部分で、差し込んだ図AとB(突起)をカチッと音がするまで指でかみ合わせ、生地をしっかり挟み込んでください。 | |
ギャザーテープ用フックの取り付け方法 | |
ギャザーテープの袋に下側から差し込みます。 | |
くるっと回転させます。 | |
フックが破損したら | |
市販のフックでも代用できます。差し込みの溝から引っかけ部の山までの長さが合うものをお求めください。 |
シェードの取り付け・取り外し方について
シェードの取り外し方法1)シェードを降ろしきります。
2)シェードから昇降コードを抜き取ります。
プレーン、シャープの場合 | バルーン、オーストリアンの場合 | 出窓プレーンシェードの場合 |
最下部のコードアジャスターから昇降コードをほどき、コードアジャスターをリングテープから取り外します。 | 最下部のコードアジャスターから昇降コードをほどき、コードアジャスターをリングテープから取り外します。※オーストリアンの場合はガイドの結び目もほどいてください。 | 最下部のコードアジャスターから昇降コードをほどき、コードアジャスターのリングテープから取り外します。ガイドコードの結び目をほどいてください。 |
3)布地を取り外します。
【注意!】 シェードを外した後、操作コードを引いてしまうと簡単にコードが抜けてしまいコードを通し直さなければならなくなりますので、昇降コードは束ねて結んでおいてください。 |
シェード部材の取り外し方法
【下端ウェイトバーの外し方】(プレーンスタイル・シャープスタイル・プレーン出窓スタイル)端の開口部より引き抜いてください。 |
シェードの取り付け方法
シェードを取り付けます。 | |
部材を取り外した逆の手順で部材をセットしてください。昇降コードの長さはコードアジャスターで調節できます。 |
各スタイルの下部取り付け
【プレーン・シャープの場合】 1)最下部のリングにコードアジャスターを取り付けます。 2)シェード丈のバランスを調整しながら昇降コードをコードアジャスターに巻きつけます。 3)ウェイトバーを取り付けます。 | |
【バルーン・オーストリアンの場合】 1)最下部のリングにコードアジャスターを取り付けます。 2)シェード丈のバランスを調整しながら昇降コードをコードアジャスターに巻きつけます。 3)ウェイトを取り付けます。(大きいものは両端に、小さいものはそれ以外に取り付けます) | |
【出窓プレーンの場合】 1)最下部のリングにコードアジャスターを取り付けます。 2)シェード丈のバランスを調整しながら昇降コードをコードアジャスターに巻きつけます。 3)ウェイトバーを取り付けます。 4)ガイドコードを取り付けてください。 |