今回のゲスト:

安倍昭恵 & 中村雅人

NANAMI:
安倍さんは最近どんな活動されているんですか。
安倍:
1つは、私は社会貢献支援財団っていう財団の会長をしていて。もう50年の歴史がある財団なんですけれども、社会貢献をしている全国の方達。まぁ海外で活躍してる方もいらっしゃるんですけど、そういう方達、或いはNPOとかNGOとかを表彰しているんですね。で、本当に日本ってすごい国だなって思う。毎回表彰式の度にこんなことをコツコツと、人に分かるかどうか分からない中で活動している方達がいらっしゃるんだなって感動しているので、その活動を私がお手伝いする、っていうよりは何か皆さんに知ってもらうことができないかなっていうのは、今考えているところです。後、私達が思う貧困層とかっていうだけではなくて、世の中には沢山の悩みを抱えている方達がいらっしゃるんだなっていうのを、その方達の活動を通して知ることができるので、知っていただくことだけでも意味があるなっていう風には思っています。先日お会いした方達がやってらっしゃる活動は、性的虐待を受けた人達を支援してるんですけども、その方達は当事者なんですが、身内からの性的虐待を受けた人達、その女性達に特化して支援をしてるんですね。やはりその普通に性的虐待を受けたのと他人から受けたのと父親とかお兄さんとか、まぁ義父だったりとかっていうところから虐待を受けた方達はやっぱり違うんじゃないかっていう。色んな方達の話を聞く中で、多くの方達に是非そういうことを知っていただいて、寄り添って頂けたらいいなっていうこと思っています。
NANAMI:
活動をしてきた中で、何かこれは感動したなとかっていうエピソードとかってあったりするんですか。
安倍:
そうですね、いくつかありますけれども。私が親しくしていて、大好きな中本忠子さんという広島に住んでいる、お祖母ちゃんで。ばっちゃんっていう風に言われているんですけども、家でご飯を食べさせてもらえないような子供達が常にそこのお祖母ちゃんの、ばっちゃんの所に行って、365日24時間いつでも来れば、ご飯食べさせてあげるし、話を聞いてあげるっていう。中々そのもちろんご飯もそうだし、人に話を聞いてもらう機会がないような子供達、大人に話を聞いてもらうような機会が少ない子達がそのばっちゃんに話をすることによって、だんだんこう変わっていくんですよね。で、ばっちゃんに関わる事によって、更生してった子達で。凄い刺青入れてる子達が自分達は温泉に行ったことがないと、その子達と一緒に温泉に、一棟全部貸切にして温泉に行ったんですよ。で、夜ご飯食べた後とか浴衣脱いで、皆のそのすごい刺青とか見せてもらって。彼らはその育ち方にもよると思うんですけども、悪いことしてても悪いと思っていなかったと。でも、ばっちゃんに出会って結婚して子供が出来て、初めて自分がしてきたことが世の中にとって本当に迷惑をかけていたんだってことに気がついた、っていうことを、まあお風呂に入った後とか入る前とか聞いたりとかして、まぁばっちゃんのやってることってすごいなーっていうのはすごい感じているので、まあそんな活動も皆さんにもっと知っていただきたいなと思って、私達のメンバーと一緒に8月6日の原爆の日に竹灯りを広島でやったりとか。それまでばっちゃんの活動知らなかった人達にばっちゃんの活動知ってもらったり、ばっちゃんの周りで更生してったような若者達と触れ合ってもらったりとかっていう、私は何か繋ぎ役なのかなーっていうのはいつも考えていますね。
NANAMI:
なるほど。中村さんは、どんな活動をしていらっしゃるんですか。
中村:
僕は自身が世界一周出る時に、この世界が僕の学校だと思って世界一周学校っていうブログを作ってスタートしたのが最初なんですけど、何かこう自分自身がこの世界中を回って、自分が一番輝けることを見つけたいって言うので旅を初めて。で、やっぱ色んなこと挑戦して、100ヵ国回って帰ってきて、その時になんか色んな人が自分のやりたいこととか、輝けることに挑戦するキッカケを作りたいなっていうのを自分が挑戦していきながら思ったので、そういった形で世界一周学校っていうの帰ってきて作って、一緒にこう海外ツアー行ったりとか、チャレンジしたりとかお祭りするっていう活動を始めたのが最初のキッカケです
NANAMI:
そもそもの世界一周しようって思ったキッカケは何だったんですか
中村:
初めて海外行ったの20歳なんですけど、それまで行ったことなくて、ずっとサッカー選手になりたくてサッカーしてて。あの僕意外と旅してるんですけど真面目だったんすよ、真面目キャラと言うか結構勉強してて、で、サッカーを辞めて勉強してて大学行ったんですけど、そしたら夢がなくなってたんですよ。自分がサッカー選手になりたいってのが無くなって勉強してたから、この後どう生きていいか分かんないっていうので、もうずっとこう泣いてる日々が17、18とかずっとあって。その時に、これからどうしようって悩んでた時に、じゃあもっと広い世界を見てみたいって言うので、フィジーっていうとこに留学をして、その時に幸せの価値観ってすごく日本とフィジーって違くて。なんか日本は先進国なのにフィジー人の方が幸せだなって感じてしまって、その時に自分がこれからどうやって生きていったら幸せになれるんだろうとか、これから日本はどう住んで行ったら幸せになれるんだろうかっていうのすごくこう考えるキッカケになって、そこからもっともっと世界を見て、自分の幸せとか世界の幸せを見つけて行きたいっていうのでこの旅が始まっていった、っていうのが20歳です。
NANAMI:
なんか留学、私海外は旅行でしか行ったことないんですけど、実際にこう世界一周しようって、こう出かけるというか、行動に移せるのが私的にはすごいことだなとは、本当に思いますね。私みたいな、こう20代、10代もそうですけど、若い世代の人に今のうちにやっといた方がいいよとか、メッセージとかってありますか、お2人は。
中村:
僕はやっぱり、旅とかチャレンジして欲しいなと思ってて。やっぱ、こう自分がこれいいなとか、これが例えば良くないとか含めて、色んなことっていうか、自分の頭の世界で判断してしまってるなと思ってて、それがやっぱ色んな自分が想定してた、外に行ってみると、あ、やっぱこれもいいかもとか、これ楽しいとか。まぁ色んなことがもっともっと広がっていくと思うので、なんかもう自分の範囲を超えたチャレンジとか、旅をしてもらったら、その正解の範囲とかどんどん広がっていくし、楽しい範囲もどんどん広がっていくし、出来ることもどんどん増えてくるんじゃないかなって思ってます。
清水:
僕も結構心掛けてるんですけど、自分の今知ってる情報の中でジャッジせざるを得ないけど、知らないところにもっと良い正解が常に何かあると思ってるから。それ考えないと、今知っていることが全部事実で、この中からこれが正解だ、みたいな感じなっちゃうんですよね、そういう視野を広げないと。
中村:
僕、結構悩んでる時とかって、やっぱり自分の頭の中で分からないから、やっぱそこをちょっと突破して行動してみると、意外とすぐなんか見つかったりとか。
NANAMI:
そうですよね。昭恵さんは何かありますか。
安倍:
そうですね、やっぱりリアルな体験ってすごい大事だと思います。私は人生の中で最も大切なことの1つは、人とのご縁だと思ってるんですね。やっぱりどんな人と出会って、その人と繋がることによって次の世界が開けていくっていうことで、私の人生も変わってきているので、だからそこの人との出会いっていうのは大切にしてもらいたいなと思いますし、まぁ若いからこそ我武者羅にできることもあると思いますけれども、逆になんか若者達だけでこう溜まっているのではなくて、上の人達の経験みたいなものもやっぱり大切だと思うので、そういうことに対する聞く耳もやっぱりある程度持ってもらいたいなっていうのは思いますね。
清水:
10代、20代で、会いたいですって言ったら会ってくれる人、多いですよね。なんかこんな人、会ってくれないんじゃないかって思ってても、勉強させてくださいって言ったら結構快く受けてくださる方、意外に多いですよね。
安倍:
特に学生だったら、もう本当に強みがあると思うので、あの駄目元でどんどんチャレンジしたらいいと思いますよね。

編集後記

日本という枠ではなく、世界を知っているからこそ、お2人から聞く活動と体験には重みがありました。自身がやりたいこと、やるべきことの意識。そして自発的な行動があったからこそ培われたものだと感じました。
人の幸せのカタチは十人十色。答えを見つけ出す為には、視野を広げて旅、挑戦、身をもって感じるリアルな体験が大切とお2人からお話いただきました。これはBACHIC ASHLEYが掲げるスローガン「Stay Strong, Stay Kind, Stay Happy.」にも通じていると考えます。当たり前のように感じている貴方の「強さ」と「優しさ」。それらを最大限に引き出し、人生における全ての時間を幸せに過ごしてもらう為、 我々は「最上級の上質さ」を一つのマイルストーンとして提供しています。日常が非日常に変わる時、見えてくるものが必ずあるはずです。リアルな体験を是非大切にしていただきたいと思います。

安倍昭恵

第90・96・97・98代の元内閣総理大臣であった安倍晋三の妻。社会に貢献されている方々の功労に報い、その活動を支援して、社会貢献活動の普及と社会の進展に寄与する社会貢献支援財団の会長。

中村雅人

2年半の世界一周を遂げ、これまで103カ国を旅した冒険家。先生や親が理想とする生き方、社会が言う未来の安定。そんな誰かから設定された限界を突破したくて、肩書きを捨て旅に出る。帰国後、好きな世界へチャレンジするための移動式学校「世界一周学校」設立。サハラマラソン250kmや南極マラソンなど世界の砂漠マラソンも5つ走破。「世界の設定を突破していくチャレンジ」をテーマに未知なる世界へと旅している。