Alice and Bob

CAFE, TOPIC3

RIE MATSUMURA

陶磁器のある生活
お気に入りのcafe GRENIERにて

佐賀県有田町にて陶磁器作家として活躍する松村利恵さん。
生活に自然と馴染む彼女の作品は毎日を幸せな気持ちにしてくれます。
今回は彼女の日常と服のライフスタイルを写真とともにお届けいたします。

PROFILE: RIE 148cm
Instagram @matsuko.01


最近は、黒色の服が増えてきていると笑顔で話す松村さん。
白い肌と自然な黒髪がブラックコーディネートをよりシックな雰囲気に。 これからの季節には、麻のワンピースを1枚でざっくり着るのがおすすめ。身長が低いので洋服を買う時にいつも一苦労するそうですが、ロング丈のワンピースは、ウエストにベルトを巻いて歩きやすいように裾丈を調整しました。ゆるっと大人な着くずし感を楽しめます。
前開きなので、ワンピースだけではなく、羽織としても◎

what she wears


少しビビットなカラーを入れてコーディネートするのが楽しくて。
大人なルージュレッドのワイドパンツを履くと、遊び心がくすぐられます。相性の良いブラックをトップスに合わせることで、落ち着き感がでるんです。 身頃に綺麗なドレープがでているフレアのノースリブラウスでボリューム感もあり、全体のバランスがちょうどよく収まる感じが◎。

what she wears

リネンフレアノースリブラウス (coming soon) | 麻100%ワイドパンツ

what she wears


きゃしゃな松村さんがろくろをし始めるとオーラが一変。土の調子を整えるために、全身の力を集中させます。
そして土がみるみるうちに細長く高く上げたり、下に押して平らにしたり簡単そうに見えますが想像以上の力がいる作業なのです。そして作品が形になる最初の大切な工程だそうです。 神経を全集中させるからこそ、着る服はできるだけ動きやすいものをチョイス。ジワリと汗をかいても天然素材の麻は通気性・速乾性に優れているので作業着としても最適です。

what she wears

麻100%タンクトップ(coming soon) | 麻100%イージーパンツ


器の形成ろくろの工程が終わると一度、窯に入れて素焼きをし、そのあと器に絵付けをし2回目の焼き、窯入れをします。
「いつも焼き上がるまでのドキドキがたまらなく好きなんです。」と話す松村さん。

what she wears

初めましてなのに、どこか懐かしい感じ、親友みたいな器

松村さんの作品は全てろくろをひいて、1枚1枚、自分の手で作られます。器を持った時の感触はとっても優しくて、女性の小柄な手でも持ちやすく、日々の食卓を優しく引きたててくれます。


お気に入りの「カフェ グルニエ」さんは、週末の金・土・日でオープンしている、隠れ家的なカフェ&ギャラリー。
お店の横田さんは陶芸家でもあるため、自宅内に「工房禅」を構えており、店内からは、その工房内で行われている作業風景が見えるようになっていて、作品が生まれる空間と窓から差し込む心地いい太陽の光に癒されます。

3種類の豆(ブラジル・コロンビア・タンザニア)を自家焙煎し、オーダーが入ってから混ぜてネルドリップされる珈琲。苦味もあり酸味もある、香り高いんです。お昼時にちょうど良い、スパイスにカルダモンを使用したひよこ豆のカレー。口に入れた瞬間、ひよこ豆のふっくらとした食感と野菜の甘さが広がります。最後にほんのりくるピリッとした辛さがたまらないんです。

what she wears

麻100%シャツブラウスショートカバーオール | ワイドデニムパンツ (私物)

カフェ グルニエ&工房禅

ちょっと息抜きしたくなるような、そんな時にぴったりの隠れ家的なカフェ。
ヴィンテージな家具と自家焙煎のコーヒーのいい香りと共にゆったりとした時間が流れていて居心地がとてもよいです。横田さんの作った器が並ぶ店内で過ごしていると自然と今夜はどんな料理をしようかなと想像力がわいてきます。
フランス産のクリームチーズとサワークリームをたっぷり使用した、しあわせのチーズケーキ。自家焙煎のブレンドコーヒーや濃厚でたっぷりサイズのバナナジュース。Cafe Grenier(カフェ グルニエ)のコーヒー豆は、大切な人への贈り物としても最適です。


住所   :有田町戸杓乙3220-1
TEL   :0955-43-3714
営業時間 :12:00〜18:00
定休日  :月〜木 ※ギャラリーのみオープン
駐車場あり 3台