金属は、汗には、わずかに溶け出す場合があります。
それによってよって体が拒絶反応を引き起こし、
かゆみやかぶれ、炎症を引き起こす場合があります。
これが金属アレルギーです。
少し詳しく解説すると、
金属アレルギーとは、アクセサリーや日用雑貨品に使われている金属が、
汗や体液などでわずかながらに溶け出し、
イオン化した金属が身体に入り込み、
次に同じ金属が触れると拒絶反応を起こして、かゆみや炎症やかぶれる現象
(アレルギー性接触皮膚炎)の病気です。
時には、金属と接していない他の部位にも発症することがあります。
また、 金属アレルギーの特徴は、今まで金属と接しても問題のなかった人が突然、
ある時から接した金属を拒絶する抗体がリンパ球にできて発症する場合もあります。
この抗体が一度、体内に、できてしまうとアレルギーを引き起こす原因の
金属(アレルゲン)と接触するたびに皮膚炎やかゆみ、
かぶれを生じ、抗体は数年から十数年、
場合によっては、一生消失しないというやっかいな病気となります。
もっとも、起こりやすいのは、ピアスを初めてつけるときです。
指輪は、指の厚い表皮にはばまれて金属が体内に入りにくいのですが、
ピアスは皮膚を貫いて皮下組織に直接金属が接触するために、
拒絶反応を起こしやすいのです。
アレルギーにかかっている方のお話を聞くと、不衛生にしている場合が
多いことがわかりました。
1年中、身につけていてアクセサリー自体のお手入れを
全くしていない方もたくさんいらっしゃいました。
アレルギーではなく、アクセサリーを不衛生にしている為に
その汚れや、雑菌等によって、炎症やかゆみ、かぶれを
引き起こしてしまっている場合もあります。
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◇アレルギーの方は貴金属を身につけない。
病院で、どの金属が自分に合わないのかパッチテスト
(金、銀、プラチナなどの金属溶液をつけた絆創膏を皮膚に貼って状態をみる)を行えば、
その金属を使わないことで防ぐことができます。
◇ピアスは清潔に!
最初のピアスは生傷の状態なので清潔さを保つことが重要です。
しかし清潔を消毒と間違えて、消毒し過ぎ(特にアルコールなどの強い消毒液)で炎症を起こしてしまい、
さらに悪化させてしまうケースもあります。
◇素材の選択に気をつける
金、銀、プラチナは金属アレルギーになりにくい金属です。
ニッケルなどの合金を使わない高品質な製品を使用することでアレルギーを起こしにくくなります。
また、ピアス・ポストの長さが短いものをつけていると耳たぶを圧迫し、
アレルギーを引き起こしやすくなります。
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ただし、金や銀でも金属アレルギーが起こる場合があります。
ご自分が金属アレルギーを起こすかどうかをご注意の上、
ご注文を、お願いいたします。
このページはあくまでも参考にしてください。
また、すでに、金属のアレルギーになってしまっている方は
専門医へ相談して対処してくださいね。
当ショップの商品が身体に合わない場合も、即座に使用を中止し、
専門医に、ご相談ください。
その際のトラブルに関しましては、当ショップでは責任を負いかねます。
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ピンクシルバーは、近年開発されたもので、文字通り、ピンク色をしたシルバーのことを言います。
新しい素材の為、その調合は各社様々ですが、シルバーの純度をおとし、
銅やその他の金属を混ぜて鮮やかなピンク色を作り出しています。
硬さは、シルバーの純度が高い為、十分に硬いのですが、変色等は、シルバーの変色よりも割金である銅の変色の方が強い為、
赤黒く変色する場合があり、それが、皮膚(指)に付着する場合がまれにあります。
また、シルバーの純度は多少、落ちますので、アレルギーの原因になる場合もございます。
特に、夏場は、汗をかきやすい為、汗(酸性)によって金属が多少とける場合があります。
時期的な影響や、体調等によっても起こりうる事例になります。体調に合わない場合は、
使用を中止して下さいますようお願致します。
その際のトラブルに関しましては、当ショップでは責任を負いかねます。 |