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[ノミアレルギー性皮膚炎 : Flea bite allergy] ノミアレルギー性皮膚炎はアトピー性皮膚炎と類症鑑別をしなければならない最もポピュラーな皮膚炎と言われています。 ある地域においては最もよく認められる皮膚炎の一つで、 犬・猫ともにその発症率は高いとされています。 ノミアレルギー性皮膚炎とは、 ノミの唾液成分に含まれているある種の蛋白に対する複合型過敏反応により発症するといわれています。（�儀燭�よび�厳�） ノミは近年では地域により一年中みられるようになってきているようではありますが、ノミアレルギー性皮膚炎は通常気温が高い（夏期）時期に発症する事が多く、発症後は徐々にではありますが、年中発症するようになると言われています。 また、犬や猫がこの蛋白に対しアレルギー状態に陥ると、ノミに一回刺されるだけで約一週間近くアレルギー状態が続く場合があるとされており、つまり一週間に一度ずつ刺されるだけで持続的かつ継続的に症状が出続けるということになろうかと思います。 ではどのような症状なのでしょうか。 |
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特に腰背部(しっぽの付け根から背筋に沿って)や後肢(後足の付け根部分)に痂疲(かさぶた)や鱗屑(りんせつ：うろこのような状態)をともない痒みがある皮膚炎(掻痒性皮膚炎)をみとめる。
腹部に発症した場合においては多くに丘疹(ぶつぶつした湿疹)を認める。また激しい痒みから毛を噛みむしりすることでおこる脱毛がしばしば見受けられます。 強いアレルギーの場合において重篤な状態に陥ることもあり、その場合全身性に病変部を認め特に頭部・耳・腋窩部(わき)・鼠径部(ふともものつけね内側)に多く見られます。 また、二次的な皮膚疾患(細菌感染性皮膚炎や脂漏症など)も多くに見受けられるように思います。 |
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猫では背部に見られることがほとんどのように思います。
ご存知なように、猫の舌はざらざらしており、サンドペーパーのようだと称する方もおられるようですが、そのため痒みで激しく患部を舐めるため一般的な脱毛だけでなく切毛による脱毛（薄毛）も良く見受けられる一つだと思います。 時間がたつにつれ患部は頚部や腹部にも波及し二次的な皮膚病を伴なった状態に陥ることもしばしば見受けられます。 |
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犬にしても猫にしても上述のような症状が必発することから、 診断のポイントとして【丘疹】【痂皮】【鱗屑】この三つが挙げられるといわれています。 【丘疹(きゅうしん)とは？】 丘疹とは、目で見ることができ、また、さわると手にぶつぶつと感じることができる皮膚の異常な病変です。この病変は、皮膚面から少し盛り上がり多くは赤みを伴っている事が多く見受けられる湿疹状態になっています。好発部位にニキビのようなものがたくさん炎症を伴って出てきている様子を呈していると思っていただいても良いのかもしれません。 【痂皮(かひ)とは?】 痂皮とは、皮膚に炎症が起きる事でその部分に損傷を起こし、浸出液（よく言う、黄色い汁）が固まった瘡蓋（かさぶた）の事を言います。 【鱗屑(りんせつ)とは？】 鱗屑とは、簡単にいえば[ふけ]と思って頂いて良いように思います。 ただ、その[ふけ]には表皮の増殖に伴い古い表皮が浮いてくるような自然な必然的に現れるいわゆる人における頭皮の[ふけ]のようなものや、表皮の炎症に伴い、剥がれ落ちる二次的な[ふけ]があるよう思います。 今回お話しさせて頂いているものはもちろん後者の炎症性変化の一つだと思ってください。 いつもならきれいな皮膚で毛にも何もついていないような場所に、埃のようなものが浮いて出てきたり、ブラッシングを行うと何か下の方から白いものが浮いて出てきたりすることがあれば皮膚に異常があるかもしれません。気を付けたいものです。 もちろんこれらの状態を確認したなら、ノミをくまなく探すことやノミの糞を探すことに力を注ぐのも必要かと思います。 ただ、お話しさせて頂いたように、週に一度だけ刺されてもこの症状が持続するといわれていることからシャンプーやノミとりブラシなどでこまめにケアされているお子さんでは確認することが難しい場合もしばしば見受けられます。 皆さんがノミの確認をされる場合、ノミは頭部から尾部（頭からしっぽ）にかけて一日に約３往復するといわれていることから、背筋に沿って尾っぽから毛をゆっくり逆なでながら、ノミ自体やその糞（小さな黒いつぶつぶ）を見つけることが確認の確率を上げる一つの方法かもしれません。もちろん多く寄生している場合は様々な部位で確認することができると思います。 またノミ自体の確認が出来なくても、その卵がしばしば見受けられることもあると思ってください。 ただ、卵の確認はなかなか難しいように思います。 これは獣医師による認識と確認が必要となる場面が多く存在すると思っています。 |
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ノミは人畜共通の問題を有することから、ご家族にとっても重要な点があるものと頭の片隅におかなければならないのではないでしょうか。 そのことから獣医師はとことん確認する必要があり、それらに時間を費やす必要があることを忘れてはならないと思っています。 また確認が困難な場合は、ノミが外界で活発な時期である夏季に症状が強く出ることや、ノミの駆除対策を行うことで症状が軽減する場合は診断ができると言えるかもしれません。 |
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犬ではアトピー性皮膚炎と鑑別が最も重要だと言われています。 猫では食物アレルギー・毛包炎・皮膚糸状菌症・ツメダニ症・粟粒性皮膚炎・栄養不足などの鑑別が必要と言われています。 もちろん犬であっても猫であってもすべてのことを念頭において鑑別していかなければならないのは言うまでもないと思っています。 これから外気温や地面温度が高くなるにつれ発症する疾患も増えてくるように思われます。 くれぐれも直射日光や熱・外部寄生虫（ノミ・ダニなど）はお気を付けください。 もちろん親御さんもこれからの季節にはお体にお気を付けください。 |
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ポテト＆ダックは、アレルゲンとなりにくく、ビタミンB群や鉄分が豊富で不飽和脂肪酸も多く含んだ鴨肉とポテトを主原料にしたドッグフード。鶏肉とは異なりますので、チキンアレルギーの愛犬も安心。小麦やとうもろこし等、穀物も一切使用しておりません。小粒タイプの商品もあります。
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スウィートポテト＆フィッシュは、アレルゲンとなりにくく、タンパク質をはじめ、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸、ビタミンを豊富に含む良質なサーモンを主原料にしたドッグフード。小麦やとうもろこし等、穀物も一切使用しておりません。小粒タイプの商品もあります。
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スウィートポテト＆ベニソンは、アレルゲンとなりにくく、栄養価が高く、高タンパク・低カロリー。また、鉄分やビタミン・DHAも豊富に含んだ鹿肉とさつまいもを主原料にしたドッグフード。小麦やとうもろこし等、穀物も一切使用しておりません。
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スウィートポテト＆バイソンは、一般的にペットフードでは使用されていないバイソンの肉、炭水化物は良質のスウィートポテトを主原料としたアレルギー対応のドッグフード。小麦やとうもろこし等、穀物も一切使用しておりません。
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