皆様方におかれましては、
良き年をお迎えになられた事と思います。
今年もアルビオさん共々宜しくお願い致します。


さて、昨年末にお話しさせて頂いた様に、今年は一疾患に対して、或いは生活内におけるケアのあり方など、
一つ一つに焦点を置いてお話しさせて頂きコラムを構成していきたく思っております。


アレルギーを例にお話しさせて頂くとすればどのようになるでしょう。
親御さんにとっては最もお聞きになりたい、或いは質問してみたい中の上位を占めるテーマかもしれません。
しかし、私の中では一人一人全く違ったと言っても過言ではないお答えになると思っています
皮膚病でアレルギーと診断されている方は多いでしょうが、
そもそもアレルギーとはどの様な・・・
この様な事は私なんかよりもっと優れた方々がホームページなどで事細かくお書きになられているように思います。
アレルギー性皮膚炎とは・・・
これらも例にもれずではないでしょうか。
「何を話したいんだ。」と言う事になります。
私は、アレルギー性皮膚炎と診断されたお子さんが
10人いらっしゃれば10のお答えがあると思っています
その子の生活環境、内分泌、複合疾患・・・により全く違ってくると思っているからです。
そこで学術的な事はそれらに優れた方々にお任せしたいと思っていますので、期待はしないで頂きたく思っています。
もちろん親御さんに分かって頂きたい病気の内容は、私が患者さんにお話しさせて頂く様にお話しさせて頂くつもりです。


私のお話しを読んでくださっている親御さんは
身を削る思いでお子さんのケアにあたっておられている事と思います。
私は私なりに少しでもその症状が軽減できるように、共通するであろう注意点や、
「え!そんな事が!」と思って頂ける事を加えながらお話しさせて頂ければ良いと思っています。
余談になるでしょうが、アレルギーだけでも1年以上お話しを続ける事が出来るやもしれません。


アレルギーをお持ちのお子さんがいらっしゃる親御さんは、
ひょっとしたら私よりアレルギーの事を御存知かもしれません(ひょっとしなくても?)。
色々な書物をお読みになり、インターネットで御調べになり、色々な方にお聞きになられたりされておられる事でしょう。
それは大切な事であり、必要な事だと理解しています。
ただ、ワンちゃんやネコさんはアレルギー症状と言われているものが、
その一要因だけ、単独で出ている事の方が少ないという事も頭の片隅においていてほしいのです。
もちろんその子その子によって大きく違うとは思いますが。
それらも踏まえたうえで、お話しさせて頂きたくも思っています。


そして、アレルギーも一つだとは思いますが、
お付き合いしていかなければならない病気は数多く存在すると思っています。
上手くお付き合いし、少しでもそれらの病がお子さんたちの負担にならない様、
また、親御さんへの負担も少しでも軽くなる様、お手伝いが出来れば良いと思ってお話しさせて頂きたく思います。
もちろんアレルギーだけを続けてお話しさせて頂く気持ちはありません。面白くないお話もあるかと思いますが、
色々織り交ぜてお話しさせて頂きたく思っています。


お子さんの健康は親御さんあってのことだと思っています。
皆様方もお身体にはくれぐれも御留意され、
御家族の健康を願い
年頭の御挨拶とさせて頂きます。


今年も宜しくお願い致します。