赤松種苗

【まだ間に合う!】初心者にもおすすめの夏野菜5選!

 


徐々に気温も上がってきた5月。そんな温かくなりはじめた季節ですから、「そろそろ作業始めようかな~」と考えている方も多いのではないでしょうか?ですが、すでに夏野菜の植え付けを終えて、栽培を行っている方も少なくない時期に突入しているのも事実です。「あれ、夏野菜ってもう間に合わない?」という方々、ご安心ください!今の季節からでも育てられる夏野菜を5品種、厳選してご紹介いたします。今回は家庭菜園のような限られた環境でも栽培できる物だけをピックアップ♪ぜひ、気になるものがあればチェックしていって下さい!

 

夏野菜の種まき、まだ間に合う?
おすすめ夏野菜5選
トマト(フルティカ)
・特徴は?
・栽培方法は?
キュウリ(夏すずみ)
・特徴は?
・栽培方法は?
オクラ(ヘルシエ)
・特徴は?
・栽培方法は?
唐辛子(鷹の爪)
・特徴は?
・栽培方法は?
ナス(千両二号)
・特徴は?
・栽培方法は?

 

 

夏野菜の種まき、まだ間に合う?


一般的に夏野菜と呼ばれるものたちは、2月~4月までに種まきを終えて5月頃から植え付けの作業に入るものが多いです。特に収穫までの期間が長い作物は、夏に収穫をするために早めに種まきを終えてしまいますよね。栽培期間は、同じ野菜でも品種の特徴やベストな食味になるまでの時間によって異なります。ですので、今回は野菜名だけでなく品種名もしっかり記載しています。その品種の特徴とレシピ、栽培方法にいたるまで一緒に見てみましょう!

おすすめ夏野菜5選

 

トマト(フルティカ)

中玉 トマト フルティカ 5月

特徴とレシピ

まずは、中玉のトマト【フルティカ】です。中玉というだけあって、ミニトマトよりは大きく通常(大玉)のトマトよりは小さい品種になります。フルティカは、このサイズの中では群を抜いて甘く、酸味が少ないのが特徴です。歯切れのよい果皮と滑らかな食感で口の中に残りにくい、食味がバツグンの品種。また、「裂果」が少ないため、プロの農家さん達にも愛されるトマトです。また、その食味だけでなく栄養素も豊富。リコピンに至っては従来のトマトと比べ、約2倍の含有量を誇ります。(※タキイネット通販より引用。)おすすめのレシピとしては、その絶品の食味と甘み・食感を楽しむためにそのまま食べたり、サラダに入れて楽しむのがよいでしょう。スーパーでは値段が張る野菜の一つですから、家庭菜園はもちろん農協・飲食店への出荷にもオススメの品種です。

栽培方法

地域や栽培場所にもよりますが、ほぼ1年を通して種まきが可能な品種です。さらに葉かび病・斑点病に耐病性を持っていて裂果が少ないことから、ハウスなどがなくても露地栽培がしやすいのも嬉しいポイントです。安定して収穫が出来るので、初心者の方にもオススメ出来ます。ですが、もちろん病気や害・鳥などの被害はあります。水はけの悪い土壌や風通しの悪い環境では特に病気の注意が必要になります。梅雨時は水分を適度に控えてあげることもじゅうようになってきます。また、フルティカが色づき始めると虫や鳥たちが狙ってきます。時間があるときに、葉の裏や茎などに虫が付いていないか見てあげることも重要です。これらの病気や害虫はいますが、基本的には病気にも強い品種ですので、ぜひ育ててほしい品種の一つです!

 

【ネコポス対応】 中玉トマト フルティカ 種子 16粒入り
フルティカの種
638円(税込)

 

キュウリ(夏すずみ)

きゅうり キュウリ 夏すずみ 5月

特徴とレシピ

夏の定番野菜であるキュウリ。その中でも濃い緑色の実をつけるキュウリが【夏すずみ】です。夏場に思わずかじりつきたくなる瑞々しさとシャキッとした食感を楽しむ事が出来る品種。実は大きく成長してくれるので、食べ応えも十分です。キュウリの中でも定番品種の一つで、キュウリの良さをフルに感じることが出来ます。おすすめのレシピはやはり生のまま食べたり、漬物にして食べるという食べ方です。他にも冷し中華やあえ物など、食卓で活躍してくれる夏すずみはマストで育てておきたい野菜の一つといえます!収穫直後にかじるだけでも美味しいので、お子さまと一緒に育てるのもオススメできる品種です。

栽培方法

夏すずみの一番の魅力は、なんといってもその栽培のしやすさにあります。べと病やうどんこ病といったあらゆる病気に耐性を持ち、農薬に頼らなくとも栽培がしやすい品種です。また病気だけでなく、暑さにも強いのが夏すずみの強みです。通常の品種の場合、高温日が続くとどうしても収穫に影響が出てきてしまいます。しかし夏すずみは高温期も安定して収穫することが可能です。また太めで安定した枝が発生するため、高品質の実を採ることが出来ます。クズ果の発生も少なく、純粋に育てるのが楽しい品種です。耐病性は高いですが、長期間の栽培を楽しむために栄養豊富な土壌を用意してください。特に高温期は根腐れ防止のために水はけと風通しには注意して、適度な水やりを行えば十分です。害虫は一般的なキュウリと同様ですので適度に観察してあげてください。初心者や減薬がしたい方にはピッタリの品種です。

 

【ネコポス対応】 キュウリ 夏すずみ 種子 15粒入り
夏すずみの種
638円(税込)

 

オクラ(ヘルシエ)

オクラ ヘルシエ 植え付け 5月

特徴とレシピ

粘りを持つ特徴的な野菜であるオクラの中でも、段違いの粘りを持つ品種が【ヘルシエ】です。丸オクラと呼ばれる角が少ない品種で、浅いパステルグリーンの莢が特徴です。肉厚で軟らかい実質で食味もバツグンです。強い粘りが生み出す食感は、噛めば噛むほどもちもちとした食感を引き出してくれます。また、機能性成分である「水溶性ペクチン」を多く含み、従来のオクラの約2倍もの含有量を誇ります。(※タキイネット通販より引用)おひたしなどの小鉢料理にはもちろん、軟らかい莢を持つヘルシエは野菜スティックとしてそのまま食べることもできます。クセが無く美味しい、さらに栄養価も高いヘルシエは直売所や家庭菜園に是非オススメしたいオクラです。

栽培方法

食味や食感が優れているヘルシエは、生育旺盛で栽培にも優れています。そのため肥料の量が少なくてもよく育ってくれますし、土に栄養があり過ぎない方が上手く栽培できるというのもポイントです。生育が強くなり過ぎた場合は適度に葉っぱを摘んであげると美味しい実を収穫することができます。草丈は高く育ち、やや遅めに実をつけるヘルシエですが、その分長い期間収穫を楽しむことが出来るというのももう一つの嬉しいポイントです。注意点としては、淡い色をしているのは莢だけでなく、葉も茎も同様であるという点。他品種を育てた経験のある方は順調に育っていないように思うかもしれませんが、焦らずに蕾等の様子を観察してあげてください。また通常のオクラと比べても割高に出荷できる品種で、購入するには少し高く感じる品種ですので、自分で栽培すると楽しくおトクに育てられます。

 

【ネコポス対応】 オクラ へルシエ 種子 90粒入り
オクラの種
523円(税込)

 

唐辛子(鷹の爪)

唐辛子 トウガラシ 鷹の爪 5月

特徴とレシピ

細く小さい実で、熟すと唐辛子らしい光沢のある深紅色の実をつける【鷹の爪】です。唐辛子の中でも広く名前の知れた品種である鷹の爪は強い辛みを持ち、香辛料やスパイスとして活躍してくれます。よく詰まった果実は、全く辛くない品種もある唐辛子界の中でもキレのある辛さを持っています。おすすめのレシピとしては、先述した通り香辛料やスパイスなどのアクセントとしての使い方でしょう。鷹の爪が持つ辛み成分のカプサイシンは油によく移るので、炒め物に使うと強さを発揮してくれます。収穫の段階によっては緑色や赤色の鮮やかな色合いを料理に加えて楽しみましょう。乾燥された状態で販売されている物を購入する機会は多いかと思いますが、新鮮でハリのある鷹の爪の風味は格別なものがあります。そういった意味でも是非、食べてみて欲しい野菜の一つです!

栽培方法

鷹の爪はそのカプサイシンという成分から害虫を寄せ付けにくく、初心者の方にも育てやすい野菜であるのと同時に、非常に奥が深い野菜でもあります。びっしりと上向き、房状に実を付け、赤色になる熟期は一斉に訪れるため、抜き取りでの収穫にも適しています。一般的に唐辛子は、水やりの頻度で辛さを調整するとされていますが、どちらにせよ排水性と保水性の両方を持った土壌を選んでください。根腐れは鷹の爪を枯らしてしまう原因となってしまうからです。ですが基本的には、適度な水やりと土壌選びを行っていれば誰でも簡単に栽培できる野菜であることも事実です。ちなみに鷹の爪が最も辛いとされるタイミング実が最も大きくなった時です。収穫の時期のよって異なる辛さを楽しんでください。

 

【ネコポス対応】 唐辛子 鷹の爪 種子 360粒入り
トウガラシの種
352円(税込)

 

ナス(千両二号)

ナス 茄子 千両二号 5月

特徴とレシピ

長い卵型をした濃い黒紫色のナス【千両二号】です。ツヤのよい果皮は軟らかくて品質がよい品種。長卵形の中でも大きく育つ千両二号はハリもよく、ナスらしいジューシーな果肉を楽しむことが出来ます。形や品種の多いナスの中でも代表的な品種の一つで、幅広い料理で楽しんでいただけます。今からの栽培でも、夏~秋頃のキャンプやBBQで大活躍!軟らかく色のいい果皮とハリがよく大きな果肉を活かしたステーキもオススメの食べ方の一つです。小鉢からメイン食材まで、幅広く利用される食材ですので、家庭菜園から直販まで需要の絶えない品種であることは間違いありません。

栽培方法

千両二号の最大の強みは、家庭菜園でも気軽につくれる栽培の簡単さにあります。果実の肥大が早く、草勢も旺盛で作物としてのスタミナが特徴的な品種。あらゆる環境への耐性を持ち合わせており、耐病性・高温・乾燥に強く、真夏日でも実がなり続けてくれるのがこの品種の強みです。幅広い地域で多様な作型に対応しており、長期的な栽培が可能。果実の揃いもよく、多収も期待できることから、プロにとっても非常に嬉しいのが千両二号の特徴です。このように非常に育てやすいナスですが、注意点ももちろんあります。適切な頻度で水やりを欠かさずに行うことと、秋まで楽しむためには追肥を適期行うことです。つまり基本的なお世話だけで、育てられます。さらによく収穫したい場合には、脇芽を採ったり摘芯をしてあげるとよいです。栄養のある土で水やりをしてあげる。ここだけ注意してあげれば、美味しいナスを長く楽しむことが出来ます。

 

【ネコポス対応】 ナス 千両二号 種子 50粒入り
茄子の種
638円(税込)

 

まとめ


今回は今から種まきしてもまだ間に合う!おすすめの夏野菜を5つご紹介させて頂きました。同じ野菜でも、品種によっては今からでも育てられるものは沢山あります。今の時期から夏にかけては、野菜のお世話が楽しい時期です。外でも活動しやすい気温で、みるみる成長していく姿を楽しめます。頑張って育てた野菜が夏場に料理で大活躍してくれますので、ぜひ気になった品種があれば育ててみてください!