当店のお米が美味しい4つの秘密

<その1>生産者へのこだわり

福島県会津地方は昔から稲作に適した土地柄です。それは毎年の食味評価でも証明されています。
会津の農家は、その高い信用に恥じないよう、真剣に農作業に励んでいます。

その中でも、当社で扱うお米の生産者は、おいしいお米の取れる地区の土作りにまじめに取り組んでいる農家さんたちばかりです。
会津がんこ米生産者
当店と会津の農家さんとのお付き合いは、明治時代の後半から始まり、もう100年になります。
3代、4代にわたるお取引も珍しくありません。
農家さんがどんな方か、どこの田んぼで、どのような肥料を使い栽培しているか、そこの田んぼにはどんな魚、虫がいるかまで私たちは知っています。

また、一般に販売されているお米の多くは流通過程で複数農家のものが混ぜられます。
価格や味を安定化させる大事な仕組みではありますが、誰よりもこだわって高品質なものを作っている農家さんにとっては志を削がれ、消費者としてもお米本来のポテンシャルを味わえていないことにもなります。
一方、当店の商品は、すべて単一生産者のお米です。すべての過程で混ぜられること無く出荷まで管理されています。
それは農家の自信とプライド、そして責任感を商品として体現させたものと言っても過言ではありません。
そんな生産者の魂ともいえる渾身のお米をぜひご体感ください。

<その2>品質へのこだわり

当店にはJGAP指導員や土壌医などの資格を持つ農業のプロが多数在席しています。
取引先の農家には技術情報を定期的に発信し、現地指導を行うなど、イネを育てる過程から生産者に寄り添い、高品質な米を産み出すために努力しています
当社の社員による現地指導会の様子
社員による現地指導会の様子
また、収穫後は、当店に常駐する農産物検査員が品種・等級・食味を厳正に検査します。
農産物検査員による品位等級検査
当社の検査員による等級検査の様子
当然、検査員の主観だけで評価が決まるものではなく、各種計測器を用いて客観的に(身内にも容赦なく!)分析していきます。
食味分析計の例
食味分析計の例
つまりお米のプロによる検査の結果、晴れて基準を通過したお米のみが当店で販売されているのです。

<その3>保管方法へのこだわり

お米は温度が高くなると、お米に含まれる脂肪酸が増え、食味の低下につながります。
また、気温の差から結露が発生し更にお米の食味を落としかねません。脂肪酸の発する臭いは確実に食味の低下につながります。

そのため、お米の保存場所としては、「暗くて」、「湿度・温度」が一定しているところが適しています。
そのような場所はどこなのでしょうか?
実は身近な場所にあります。それは「冷蔵庫」です。

会津厳選マーケットでは、自社敷地内の低温倉庫を用いて、温度15度、湿度72%のお米に適した空間で大切に保存し、食味を無駄に落とさない徹底した管理を行っています。
低温倉庫
低温倉庫
新米として収穫後に検査が終わった玄米は、この条件を満たす当社の米専用の低温倉庫で保管するため、夏場でも美味しいお米の出荷が可能です(令和2年12月に高効率パッケージ型空調機に更新しました)。

みなさんにも、ご購入後のお米は冷蔵庫で保管されることをお勧めしております。

<その4>鮮度・純度へのこだわり

お米は、玄米を精米してからしばらくすると酸化が進み味が落ちます。
精米後の状態は、リンゴで例えれば皮をむいた後のようなものです。

そのため、できるだけ精米された状態での保管は短くすることが大事です。
とはいえ、ご家庭で頻繁に精米することは手間ですから、当店では業務用の精米機で出荷直前に精米し、フレッシュなお米をお届けしています。

また、着色粒や異物を取り除くために、最新式の色彩・異物選別機を通します。
色彩選別機
色彩選別機
玄米食などこだわりを持つ方にもご迷惑をかけないよう、純度には細心の注意を払います。