乱視とは?
人の目は、奥にある「網膜」という場所に光を集めることで見えるようになっています。そのためには、虫メガネのレンズのように光を屈折させる必要があり、「角膜」と「水晶体」という部分がその役割を果たしています。 レンズである「角膜」と「水晶体」がゆがんでいると、そこを通る光がブレて一点に集まりません。すると、光がはっきり見える線と見えない線に分かれてしまうため、「網膜」に写し出される像が見づらくなってしまいます。
トーリック(乱視用)コンタクトレンズの仕組み
乱視用コンタクトレンズは、光のブレを整えることで視力を矯正しています。目のゆがみには、人それぞれ縦や横などの方向があるので、それにレンズの向きを合わせなければなりません。そのため、乱視用レンズはつけている時に回転しないような工夫がされています。
・プリズムバラスト
プリズムバラストデザインはレンズの上の方が薄く、下に向かって徐々に厚くなるような形をしています。厚い側面が、瞬きのたびに押されるとともに、その重みで下側にくることで、レンズの位置が整うようになっています。 ・ダブルスラブオフ
ダブルスラブオフデザインはレンズの上下が薄く、左右が厚いという形をしています。上下の薄い部分をまぶたと眼球で挟み込むことで、レンズの位置が調整できるようになっています。 Cylinder(乱視度数)Axis(乱視軸)とは
乱視は向きや強弱によって光のぼやけ方が異なってきます。
乱視の向きはAxis(乱視軸)として「180°、90°、45°」などの角度で表され、ぼやけ方の強弱はCylinder(乱視度数)として「-1.00、-2.00」など、遠視や近視と同じように数値で表されます。人それぞれ乱視の見え方が違うため、乱視用コンタクトレンズで矯正する場合には、その目の状態に合わせたAxisとCylinderの規格を持つレンズを選ばなければなりません。
当店のお奨めトーリック(乱視用)コンタクトレンズ
【2ウィークファインαトーリック】
装用感にこだわった、超薄型。 レンズ中心部を0.07mm(-3.00Dの場合)にまで薄くしながら、さらにレンズの上下を薄くととのえてレンズを安定させるシード独自の「ダブルスラブオフ」デザイン。まさにワンランク上のつけ心地です。
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