透明な材料で、透明なものづくりを。

持続的な発展のために世界が抱える大きな問題と綿花栽培は、密接に関係しています。
hinna オーガニックコットンシリーズでは、それを見て見ぬふりすることが無いよう、綿花をつくる背景から編み上げまでのすべてを厳格に管理しています。

材料となる綿花は、公正な契約によってタンザニアのオーガニック農場で作られるbioRe COTTONを使用。
GOTS(Global Organic Textile Standard)認定工場で、他の原綿の混入を防ぐべく厳重な管理のもと紡績された糸は、国内有数のニットの産地 和歌山で、長年の経験と技術によって1枚の生地になります。
仕上げの加工も、専用のレシピで水の汚染を最小限に抑えたもの。洗いの工程は、ドイツSONETT社のオーガニック洗剤で行われています。

国内の縫製工場で丁寧に縫製し出来上がったお品は、米ぬか原料のパッケージに入れてお届けします。




未来に種まきする、bioReコットン。

hinna オーガニックコットンシリーズの身生地(ウエスト部分除く)に使用しているbioRe COTTON。インドとタンザニアで展開されている、世界で最も規模が大きく、最も最先端を行くプロジェクトのひとつbioRe PROJECTで生まれるコットンです。
その核となるのは、土壌を守る有機農法であること、公正な取引であること、環境に配慮した確信的な資源活用を行うことなどの、5つの原則。
例えば、bioRe COTTONの栽培の現場で使われている除虫剤「GOT」。
これはにんにく、たまねぎ、トウガラシの頭文字をとったもの。
自然の力を活用して効率的に綿花を育てる知恵です。
また、生産者が暮らす村の子供たちが平等に教育を受けられるようAnimation Schoolを建設したり、必要な医療サポートや井戸を建設などのインフラを整備、女性の社会参加のために労働機会を増進したり。
コットンの種と一緒に、皆が笑って暮らせる未来のための種も蒔き続けています。




自然な加工だからこそ、ご理解いただきたいことがあります。

水の汚染を最小限に抑え、オーガニックコットン本来の素材感を活かした加工を行っているため、製品の一部にも素材由来の多少の色差や、生地に含まれる多少の介在物による変色部分がございます。化学処理を抑えた自然な加工によるもので、私達も品質として許容しているものになりますので、ご理解いただけますと幸いです。