サンテラボのサステナビリティ

きもちのいいものを、
きもちよく。

肌にきもちよく、暮らしにきもちよく、心にきもちいい。
サンテラボが想う「きもちよさ」は、
ただ製品を使う瞬間だけのものではありません。
それが考え出され、つくられ、包まれ、届けられ、使われ、捨てられるまで。
はじまりからおわりまでを、きもちよく貫くために
サンテラボは、悩みつづけます。

conviction 01きもちのいいものを

集める

サンテラボでは、国内外からおよそ300のブランドをお取り扱いしています。その大切なセレクト基準のひとつが「未来をよくするもの」かどうかです。
その商品が生み出される背景に、持続可能な社会のための生産者の想いがあるのか。製造の過程に、環境や社会に対する配慮があるか。その商品を使うことで、未来をより長く、美しく描けるかどうか。それは使い心地や求めやすさ以前に、当たり前に押さえておくべきことだと考えています。
そしてその結果、サンテラボで取り扱う商品は、オーガニックやフェアトレード等、様々な社会的認証マークのあるものばかりになりました。
認証のないものでも、長く使うことで捨てるまでのサイクルを大きくしたり、ごみの削減に繋がったり、女性の社会進出の助けとなったり、必ずその先に「こうなると良い」という未来を想像しながらお取り扱いを決めています。
集めてみて感じるのは、世界にはワクワクするようなことを考えているブランドがたくさんある世界にはワクワクするようなことを考えているブランドがたくさんあるということ。そしてその輪が、勢いよく拡大してきていること。
この先がちょっと楽しみになる、そんなアイデアと熱量をお客様と共有しながら、自分たちもまたひとつのワクワクを届けられたらと思っています。

  • ブランド全体の59.8%

    SDGsの17項目に対して具体的なアクションに取組んだり、認証を取得しているブランドの割合です。地球環境だけでなく、労働や教育、ジェンダーなど、社会問題に対するアプローチも幅広く行われています。※全取扱319ブランド中、191ブランド
    2030年までに80%以上を目指しています。

  • コスメ・
    フードブランドの
    57%

    「オーガニック認証」を取得しているブランドの割合です。コスメであれば、ECOCERTやNATRUEなど世界各地の認証を取得したり、オーガニック原料にこだわって製造しているもの、食品であれば「有機JAS認証」を取得しているものを指します。※コスメ、フード取り扱いの170ブランド中、97ブランド

  • ブランド数55

    原料を生産する農家や労働者と、対等で公正な契約によって取引を行う「フェアトレード」を明示しているブランドの数です。綿花やコーヒー、カカオ等の農産物の取引において特に注目されるべきポイントになります。該当ブランド内訳:アパレル:1、コスメ:28、生活雑貨:10、食品:16

つくる

インナーメーカーを母体に持つサンテラボは、日本各地の縫製・繊維加工の工場と長くお付き合いをしてきました。日本の町工場が持つ、世界が驚く技術、繊細な品質管理。海外の低コストな大量生産に追いやられ、苦境に立たされた企業も少なくないものづくりの現場に、デザインと暮らしの観点から新しいアイデアを吹き込み、持続可能な産業につなげたいという想いから、サンテラボでつくるものは日本製にこだわっています。
またその観点とは、女性の人生に基づいたもの。身体やライフステージの変化によって、生きづらさを感じている女性、我慢することが当たり前になっている女性のストレスを軽くすることで、日本の女性の生き方を新しいステージに引き上げる。STYLE UPも、2022年にリリースしたhinnaも、その遺伝子は変わりません。
そして理想のモノを作るには、その工程もきもちよくあるべき。布製品の材料には、洗い工程の洗剤にまでこだわったオーガニックコットンや、リサイクル繊維などを積極的に採用しています。またパッケージは紙素材化を進め、プラ製のボトルや袋にもリサイクル素材やバイオマス素材を利用。少しでもエコにお届けできる術はないか、常に気を張り巡らせています。

  • サンテラボがつくる化粧品は、製造過程で動物実験を行っていません。

  • 障がいのある方が働く就労支援施設と提携し、製品の製造・充填過程でその力を借りています。就労支援施設「あおぞらソラシード」や「ハートネットあびこ」「つづきの家」「夢つづきの家」に、商品生地のカッティングや袋入れ、化粧品の充填などを依頼しています。

  • 製品の香りづけや染色に、廃棄となる食品や食料残渣を利用し、無駄のない食料資源の活用を行っています。FOODTEXTILEによる染色、無茶々園の食料残渣をから抽出したエッセンシャルオイルの活用などを行っています。

conviction 02きもちよく

つつむ

脱プラスチック、オールエコ資材化を念頭に、ここ数年で、サンテラボからお届けするお荷物のかたちは大きく変化しました。以前は商品の1つ1つを包んでいたプラスチック製のプチプチ袋を2020年に撤廃。代わりに商品を包む紙の緩衝材も、今では100%リサイクル紙へと変わりました。お荷物の顔となる段ボールや封筒も、すべて責任ある森林管理のもと作られた証であるFSC認証のものに。ビニールテープのように見える透明のテープも、実はパルプから製造される紙の仲間、セロハンでできています。ギフトラッピングも、サンテラボオリジナルのボックス、包装バッグを用意することで、その時できる最大限のエコな梱包でお届けできるようになりました。
お荷物が届いたときに感じるときめきと、罪悪感なく処理していただけるすっきり感。どちらも揃って、本当の「きもちよい」梱包であると信じて、これからもバージョンアップを続けていきます。

エコ梱包について、詳しくはこちらこちら

  • 配送に使用するオリジナルボックスは、大小さまざま12サイズ。幅広く用意し、無駄のない最小限の梱包を目指しています。そのすべてが「環境や地域社会に配慮して適切に管理された森の生産品」であることを示すFSC認証を取得しています。また、箱の設計を工夫することで、粘着テープの使用量も削減。使用しているガムテープも、全てそのままリサイクルが可能なものです。

  • 一部のギフトを除き、梱包資材の脱プラスチックを進めています。緩衝材は100%リサイクル紙や段ボールを再利用したものに、商品を包むプラ袋は透明感のあるグラシン紙製に、封筒は網紙をサンドイッチしたものに。ギフトを綺麗にお届けするためにやむを得ず使用するエアパッキンも、バイオマス素材のものに切り替えています。エアーキャップ袋年間使用量約150,000枚⇒0枚に削減
    STYLEUPシリーズパッケージの紙素材化により、プラスチック使用量年間459kg削減

  • ラッピングに使用するオリジナルギフトボックスやショッパーも、全てFSC認証を取得しています。また、ショッパーの内袋として使用しているのは、米ぬかバイオマスから作られたエコプラ素材。高い消臭力、抗菌力を持ち、ニオイごみの処理や旅行、おむつ入れなど様々なシーンで再利用いただけます。※米ぬかバイオマス袋は、燃やしても有害ガスは発生せず、CO2も増加させません。

とどける

ネット通販というサービスをする以上、運送は切っても切れないものです。その件数が増えることによって、排気ガスやCO2の排出が増えてしまうのも事実。この現実にわずかでも抵抗しようと、配送件数の削減のために、ささやかながらまとめ買いがしやすくなるクーポンを発行したり、可能なものはできるだけ配送方法を再配達不要なポスト投函型配送に切り替えたりして、微力ですが頭を砕いています。
また、配送準備のステップでは、さまざまな個性をもった就労支援施設の方と連携し、その緻密で丁寧な仕事に助けてもらっています。安定した量のお仕事をお願いすることで、利用者の方の安定した賃金にもつながる。ひとつひとつのお荷物を通して、相互にとってきもちのいい関係を築いています。

  • 排出ガスを減らすポスト投函型配送

    小さな商品をコンパクトな梱包で、直接ポストに投函する配送方法。在宅の必要がなく、接触も最小限な便利なサービスです。サンテラボでは、ポスト投函型配送の対象になる商品を徐々に増やしています。その1番の理由は「再配達が減らせる」から。再配達が減ることで、配達員の方にかかる負担を軽減でき、なにより運送による排出ガスやCO2量の削減にも繋がります。
    ほんの些細なことではありますが、ネット通販サービスをする者として無視のできない課題への解決策を探り続けています。全配送件数に対するポスト投函型配送件数の割合:39.55%(2022年10月時点)
    2021年と比較して6.57%増加しました。
    2030年までにポスト投函型配送件数の割合を50%以上に引き上げることを目標にしています。

  • 「つづきの家」といっしょに

    一人ひとりの想いに寄り添い、個性に合わせた就労の実現を目指し支援する。障がいのある方の「一般企業へ就労したい」「生活の質の向上を目指したい」といった就労へのさまざまな想いを受け止め、個々に合った支援を提供する就労支援施設「つづきの家」にて、リサイクル緩衝材作りや商品の検品、荷造り作業の一部をお願いしています。連携することで安定した業務提供ができ、安定した賃金の実現にも繋がっています。つづきの家・夢つづきの家を運営する社会福祉法人 慶長会は、(株)エル・ローズのグループ法人です。

はたらく

きもちのいいものは、きもちのよい環境から。
スタッフがきもちよく働いていると、必ずそれがお客様に伝わる。そしてその逆も然りです。
女性社員が60%以上を占める私たちの会社で、一人ひとりが自身の能力や個性を存分に発揮するには、それができる環境が必須です。
(株)エル・ローズでは、時短勤務や産休・育休など、状況に合わせた働き方の選択肢を設け、産休・育休の取得率は100%。仕組みの上でも、雰囲気の上でも、出産を経てからも働き続けられる環境を整えています。
設備の上でも、2020年に完成した新しいオフィス「グランゲート」は、「環境配慮型のエコな建物」「バリアフリーな設計」「従業員がワクワクするワークプレイス」をテーマに作られています。中にはフィットネスルームやパウダールーム、コーヒーを飲みながら寛げる図書スペース「ぶっくてりあ」を設置。緑豊かな環境でヘルシーにのびのびと思索を広げられる環境を作っています。

  • オフィスのエネルギーをミニマムに

    2020年に完成した新しいオフィスは、エネルギーの自立を含む、地球環境、就労環境、地域環境への配慮によって、「CASBEE A評価」「ZEB ready」認証を取得しています。自然採光を最大限に利用した調光自動制御システムや、断熱・気密性の高さで省エネ効率を特に高く維持。さらに社屋の屋上一面に導入した自家消費型の太陽光発電によって、オフィス内の使用エネルギーの多くを賄っています。発電実績:2021年12月~2022年10月 95,369kw
    毎月、電気使用量、ガソリン使用量、紙の購入量を計測・記録し、社内公開することで社員の意識付けを促進しています。

  • 紙が循環する会社

    ペーパーレス化と言っても、コミュニケーションの上で、紙には紙の、紙にしかない役割があります。仕事で使う紙を撤廃するのではなく、循環させる。「PaperLab」という乾式のオフィス製紙機を導入し、社内で古紙回収⇒再生まで丸ごと行い、名刺や製品の台紙、ノート等へアップサイクルしています。「紙を買わない」ことにより、製紙に必要な水の使用量や、原料・製品の輸送で発生する温室効果ガスの削減にもつながり、古紙を社外に持ち出さないため、機密情報の保護もより強固になっています。社内で再生した新たな紙:164,488枚(2021年3月~2022年10月)
    森林資源およそ9.92本、水資源約890㎡(500mlペットボトル1,780,984本分)、CO2排出量約0.70tを削減しています。

  • 女性の働きやすさのために

    サンテラボを運営する(株)エル・ローズ社員の約60%が女性です。女性に寄り添う提案をするために、自身も暮らしやすいと思える環境で過ごせるよう、短時間勤務制度や育児休業の取得を推進し、その時のライフステージに合わせた働き方の選択を可能にしています。また、サニタリー用品を常時無料で配備するなど、女性の心と身体のバリアフリーについても模索を続けています。

  • 地域に根付き、地域と育つ

    晴れた日には蕎麦畑の向こうに白山連邦を望める、地元福井のオフィス。社員一人ひとりがルーツを持つこの地域に、根付き、一緒に盛り上げていきたいという想いは創業当時から変わりません。毎月の地域周辺の清掃活動といった小さな恩返しから、地産地消につながる商品の開発、子どもたちと一緒に未来の話をする社会科見学まで。気持ちのいい暮らしとは何か?今と未来、両方の視点から共に見つめ、考えていきたいと思っています。2021年12月~2022年9月時点の清掃活動によるゴミの回収量:70.92kg
    2021年12月~2022年11月中に3校から約65名の社会科見学を受け入れています。

バトンが渡ったあとも、
「きもちよさ」は、連鎖していく。
私たちはそう信じています。